岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

来年も楽しみ!!

2010年11月03日 | チーム理念&メンバー募集

今日の練習は、岡山スクール・美作スクールの2年生・1年生で18人が集まりました。

都合で休んだ中学生が数人いたり、復帰予定の中学生もいるので、最終的には20数名が岡山・美作で活動する場合の基本的な人数となります。
(当然、これに来年の新1年生が加わります)
これに、津山等のスクールを加えた活動が考えられます。

なお、昨年は1年間を通して行い、今年は行なわなかった鳥取県との合同活動(岡山・鳥取選抜)については、岡山・美作としては、今年は、新人戦から是非やっていきたいと思っています。

さて、今日の練習メニューですが、先日の中国地区合同練習で行なった練習を中心に、3年生が下級生を指導しながら行ないました。

まず、これまでと変わったのは3年生の姿です。
声を出して引っ張る、チームをまとめる、下級生に教える等、前向きで積極的な態度を見せていました。
中国地区合同練習を通して、3年生がさらに自信をつけたのがよくわかります。

今日から新チームとしての練習も行うということで、2年生・1年生で組んでバックスやフォワードそれぞれの練習、コンビ等も行ないましたが、予想以上の出来で、コーチとしてはうれしい誤算でした。

「来年のチームや選手も期待できそうというのが正直な感想です。

なお、今日も話しましたが、各選手には、必ず2つ以上のポジションができるようになってもらいます。
逆に、フッカー、ハーフ、スタンド、1センといったポジションは、必ず2人以上の選手がキッチリとできるようになってもらいます。
これにより、中国選抜等をねらう時にも選択の幅が広がるし、チームとしても、都合で試合を休む選手がいたり、ケガ人がでたりしても安心して対応できます。

2年生・1年生は、3年生と一緒にできるのも、もうそれほど長くはありません。是非先輩のいいところは見習ったり、教えてもらいながら、新チームに向けて盛り上がっていきましょう。
















自陣ゴール前

2010年11月03日 | ビデオ連続画像
相手のペナルティキックからです。

一つのポイントは、岡山のチームに、相手のキックがゴールラインに届かなかった時の対応、さらに、この試合でのゴール前の対応(タッチキック、展開等)についての意識が無かったということです。(もちろん、こういうケースを想定していなかったコーチ陣にも責任があります)

まず良いのは、キック後の相手側の追い方です。
当然のことではありますが、キックオフと同じように、全員が面でシッカリと前に出ています。


相手のウイングは、タッチキックも想定しています。


ゴール前でのキャッチであり、そこからタッチキックは届きにくいため、相手のディフェンスの薄そうな側の次の選手にパスしています。




ここで、パスをうけた選手のピンチの意識が強ければ、タッチに逃げたり、さらに外側の選手にパスして確実にタッチキックで逃げるというプレーの選択もあったと思いますが、今回は相手にあたっていっています。
ただ、あたった選手もしっかりとモールが組めています。








ここで、さらにモールサイドを前に攻めています。
この場面は、停滞したセットプレーからであり、余裕を持ってタッチキックがねらえたと思います。
ここでモールサイドを前にいくというのは、かなり無理なプレー選択だと思いますが、この原因はおそらく、ボール持って前にいった選手のせいではなく、余裕があるはずのバックス陣から声が無かったのが大きな原因と予想されます。




トーナメントのような勝敗が重視される試合では、「逃げるべきところは逃げる」といったことも大切なことです。

そして、試合中は、モール・ラックで相手と直接身体を当てているフォワードや、それを指揮しているハーフではなく、余裕のあるスタンド、センターといったバックス陣がキッチリと指示を伝えなければいけません。
そうでなければ、フォワードは当然前にいきます。

色々な試合の前には、「その試合の意味」「その試合の戦い方」などを、みんなで話しあい考え方を共有することも大切です。

(追伸)
逆に岡山がアタックする場合も含め、どんな場面でも常に集中力を切らさずに、組織の形で相手にプレッシャ-をかける。
今回のような相手のプレーは見習うべきことです。