岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

11月21日(日)

2010年11月21日 | 練習日記
新チームの練習がスタートしました。
今日は、岡山ジュニアスクールの単独練習です。

2年生、1年生が15名、自由参加の3年生も4人(一人は「寝坊した」といって、終了間際に来ましたが、顔を見せてくれるだけでも、2年生や1年生はうれしいものです)

保護者の方も大勢が見に来てくれ、いいスタートがきれました。
この時期は、毎年ながら、コーチは楽しみでワクワクします。

今日の練習で、新チームのFWリーダーはY川、BKリーダーは出Iと発表しています。
主将、副将はコーチ陣が相談してもう少し後で決めますが、2人がリーダーとして引っ張ることになります。

今日、K村コーチから次のような話がありました。
「新チームが今からスタートしたと思って、ゆっくりしているようでは、時間がすぐたつ。大事な試合で確実に結果を出すよう、1回1回の練習を大切にしなければいけない。」

さて練習の様子ですが、今の3年生と一緒にやったり、3年生のプレーを見ていただけに、一定の高さのレベルからスタートできそうです。
3年生のY吹のような一発勝負できるような選手はいませんが、まとまりといった点では、今の3年生のチームより上回っていると感じます。

これに、美作の3年生が入ると、中学生の努力次第で相当強いチームになる可能性をもっています。

23日(火)は12時~15時(百間川ラグビー場5番)で、美作も参加予定です。


体力トレーニングのスナップです。
(ウン? 森Mが写っていない?)






今日の練習では。M野にスクラムも組んでもらいました。
はっきりいって、姿勢の良さと強さに驚きました。




M本は、練習後はもちろん、学校から帰った時なども、できるだけ冷やしてケアすること。








足の抜糸がまだのT林は、犬K父さんとトレーニングです。
上級生のこの姿勢が、チーム全体を引っ張ります。


コメント募集

2010年11月20日 | その他の日記(ひと言)

このブログ開設後、480日が経過しました。

週2回の練習で、どうしてもラグビーというスポーツに触れる時間(経験数)が少ない岡山ジュニアスクールの中学生に、少しでもラグビ-について考えてもらう場をつくること。

練習に来れない保護者や家族の方に、少しでも、ラグビーをしている中学生の姿を知ってもらい、会話のネタにしてもらうこと。

その上で、ラグビーやラグビースクールに対する理解や興味を少しでも深めてもらうこと。

を目的に開設しましたが、


開設からの閲覧者、訪問者は、
トータル閲覧数(PV)  181937  PV
トータル訪問者数(IP)  62970  IP
となっています。

同じ訪問者(同じパソコン)の3倍の方が閲覧してしてくれており、結構、うまくいっているのではと、少し自画自賛しています。

最初の頃は少なかったのですが、最近は、

11.19(金)  750 PV   234 IP  
11.18(木)   575 PV   221 IP  
11.17(水)   688 PV  240 IP  
11.16(火)  1369 PV  257 IP  
11.15(月)  721 PV  240 IP  
11.14(日)  587 PV   201 IP  
11.13(土)  695 PV  220 IP  
 
といった感じです。

岡山ジュニアラグビースクールの人数から言うと、結構たくさんの人が見てくれています。

さて、ここからが本題です。

ブログ担当コーチ、最近、結構ネタ切れです。
自分勝手な世界になっていないかという心配もあります。

皆さんから、個々のブログの(できるだけ最新の)コメント欄に記入いただければ、本文に転載しますので、岡山ラグビースクール(ジュニア・ミニ)関係者の方をはじめ、投稿お願いします。
もちろん、ブログに全然関係ない内容をコメントいただいて結構です。

個人情報・プライバシー等の修正(実名掲載の判断等)はさせていますが、社会通念上問題ないコメントは、そのまま転載させていただきます。

よろしくお願いします。


全国大会予選(スナップ写真)

2010年11月19日 | 試合(H22チーム)
11月14日(日)のスナップ写真です。

最後の1プレイまで、両チームの選手が集中した、いい試合でした。

試合だけでなく、この試合にたどりつくまでの経験は、試合に出た選手だけでなく、リザーブの選手、スタンドで応援した選手にとって、必ず大きな財産になると思います。

また、コーチにとっても、四国の安居先生が、最後の1~2分のところで、選手を入れ替えた判断や決断力、その根本にある選手の把握の見事さなど、貴重な勉強をさせてもらいました。
この経験を、新しいチームづくりに活かしていきたいと思います。




























継承

2010年11月18日 | スクール&選手紹介

21日(日)は岡山単独予定、23日(祝)は美作も参加して、いよいよ、新チームとして本格的にスタートします。

中四国代表決定戦を見て、2年生、1年生も色々感じたことがあると思います。

自分が、来年この場に立つためには、どうしたらよいか、何が足りないか、何を伸ばしていったらよいか、そして、そのためにはどのような姿勢で練習に取り組むか、各自で考えてみて下さい。

ただ、団体スポーツは、自分だけががんばっても、うまくいくものではありませし、関西大会予選をはじめ、「岡山県」「広島県」といった形で予選をしていく場合、皆がまとまっていくことが大切です。

皆がまとまっていく中で、上手な選手はドンドン伸びる、一方で、もう少し伸びてほしい選手も、チームのまとまりの中で、引っ張り、力を伸ばしていく。
そのようなチームづくりがブログ担当コーチの目標です。

さて、チームづくりの中では、毎年いくつかのポイントとなる時期があります。
今年のチームは、やはり8月末の中四国大会だったと思います。

それまで、なかなかまとまれなかったチームが、8月はじめの富田林スクールとの試合(倉吉)の試合後に、キャプテンD府が泣きながら皆にまとまりを訴えたのを機に、チームがいい方向に進み、鯉城に勝利し、今回の四国チームの核でもある北条北中学ともいい試合が出来、一気に自信を高めました。

新たなシーズンも、2年生、1年生が、どう変わるか楽しみにしながら、つきあっていきたいと思います。(悪い方向に変わらないように。)

3年生は、勉強も忙しいでしょうが、公式行事が終わっただけで、ジュニアスクールからの卒業は3月です。
時間があれば、できるだけ練習に来て後輩を指導してやってください。

なお、高校でさらに上を目指す人は、全国大会が終わったからといって、ここで足踏みしてはいけません。
さらに今以上に体力や技術をアップして高校でのスタートを切れるよう、やるべきことはやっておくことが大切です。
スクールに来れば、これまで通り、遠慮無く走らせてあげます。



以下、中四国大会のスナップです。
前列が3年生。後列が主に2年生です。(写っているのは、一部の人だけです)
どの試合でも、12人のうち、5人くらいは2年生以下が試合に出ています。
2年生、1年生も、今の自分の力に自信をもってください。






キャプテン 阿座上君より

2010年11月17日 | 試合(H22チーム)
中国選抜のキャプテンを務めた、阿座上君(鯉城キャプテン)からコメントをもらいました。

お世話になりました (鯉城・阿座上)

試合から数日たちましたが、まだ悔しさがこみ上げてきます。

岡山のみんなとは初めはライバル、そして同じチームとして頑張ってきました。
竹原合宿で焼き肉を食べ、たくさん話をして楽しかったです。
まだまだ一緒にやりたかった。花園で一緒に円陣をくみたかったです。

またどこかで会えると思います。それぞれが頑張っていきましょう。
最後になりましたが、岡山の指導者の方々、保護者の方、本当にお世話になりました。これからも鯉城をよろしくお願いします。



中国選抜だけでなく、鯉城や広島としての試合でも、大きな声で皆を引っ張る姿は、岡山の2年生にとっても、これからの良い手本です。
あれだけの接戦でしたので悔しいのは当然です。ただ、FW、BKともに、遠いポイントに対して、あと一人のところで走り負けたのは確かだと思います。

この悔しさを正面から受け止め、そして自分で足らなかったと思うところは謙虚に反省し、それをバネに、高校でさらに飛躍して下さい。
                 (岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)

向井君より

2010年11月16日 | 試合(H22チーム)
向井君からコメントをもらいました。

ありがとうございます (鯉城ジュニアラグビースクール 向井貴嶺)

岡山ジュニアラグビースクールの皆さん、本当にありがとうございます。
監督、コーチの方々、保護者の方々、そして選手の皆さんにはお世話になりました。

広島は3年生のバックス陣がほとんどいませんでしたが、岡山の皆が必死で頑張ってくれました。
皆がいたからこそ一昨日の試合であそこまで健闘できたと思います。

僕はもう高校に進んだらラグビーが出来なくなってしまいますが、皆さんは違います。
高校、大学、社会人と頑張ってください。

また、一、二年生の皆さん。
先輩達はもう卒業しますがこれからは皆さんの番です。
花園目指して頑張ってください。

最後にもう一度。
監督、コーチの方々、保護者の方々、そして
選手の皆さん、ありがとうございました。




14日の試合は見事な活躍でした。
後半の身体をはったプレーは、チームに勢いを与え、一度は逆転することができました。

向井君の来年からの事情はわかりませんが、ラグビーは、高校や大学でやっていなくても、社会に出てからクラブチームでもできます。
ブログ担当コーチは、大学でラグビーをした後は、岡山でクラブチームに入り、38才頃から数回、全国クラブ大会に出ました。(軽量のプロップでした)

ラグビーは、身体さえ動かしていれば、実は結構長くできるスポーツで、経験者ならいつでも再開できる場もたくさんあります。
もちろん見ることはいつでもできます。
これからも、色々な方法で、ラグビーと関わっていってほしいなと思います。
    (岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)


占部君より

2010年11月16日 | 試合(H22チーム)
占部君から、2年生、1年生への激励もこめて、「岡山のみなさんへ」というコメントをもらいました。


岡山のみなさんへ (福山R・S 占部航典)

14日はおつかれさまでした。
まず保護者の方々、温かい応援ありがとうございました。
そして監督陣の方々、ご指導ありがとうございました。

三年のみんなは、これからはライバルです。
お互い切磋琢磨して頑張っていきましょう。

一、二年は、これからチームを引っ張ってく番です。
もちろん花園へ行ってください。 
素晴らしいラグビープレイヤーの前に、最高の人間になってください。
いかに自分を追い込めるか、
いかに辛いとき逃げずに前を向けるか、
いかにチームのために体を張れるかだとおもいます。
これからも一つ一つの練習を大事に頑張ってください。

最後に、
みんなと会えてよかった。
ありがと。




占部君のハードタックルは見事でした。

岡山のコーチは、岡山のバックスの選手に、「もし抜かれても、占部君がカバーにいるから安心して前に出ろ。また、内側のディフェンスも固いので、いつもより外を意識ししても大丈夫。」といった話をしていました。

占部君がいたので、岡山のバックスは心強かったと思います。
これからも、みんなが良いライバルで、また、いい友であるように。
(岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)      



「愛媛のフッカー」さんより

2010年11月15日 | 試合(H22チーム)
「愛媛のフッカー」さんから、ブログにコメントをいただきました。

どーも。愛媛のフッカーです。
14日はありがとうございました。
本当に中国選抜の人たちには感謝しています。
この勝利を無駄にすることなくひたむきにタックルに行って
花園では1勝でもしてきたいと思います。
Y吹君によろしくお願いします。
愛媛のフッカーってゆったら分かると思います。
ではまた。



こちらこそ、ありがとうございました。
どうしてもバックスの活躍がめだちますが、ラックやサポートでの活躍等、チームをささえるフォワードの選手たちの強さ、がんばりには、いつも感心させられます。
本当に見事なフォワードでした。
全国大会でも是非がんばってください。
(岡山ジュニアスクール ブログ担当コーチ)



さて、ラグビースクールの説明する時に、県外も含む活動の広さや、大人も含む多くの人と知り合えるといったことを説明していますが、スクール活動を通じて、県内の別の中学校、広島県、愛媛県といった多くの仲間や友人ができていくことは素晴らしいことです。

高校に入ったらさっそく試合をするかもしれませんし、もしかすると同じ高校で一緒にプレーをすることもあるかもしれません。

是非、スクール活動で得た多くの仲間(大人も含めて(仲間というと変ですが))を大切にしていってください。

ありがとうございました

2010年11月14日 | 試合(H22チーム)

14日(日)広島県営ラグビー場で、全国大会出場をかけて、中国地区代表と四国地区代表で試合を行ないました。

結果は、7-8(前半0-5、後半7-3)で惜しくも敗れました。

岡山県からは3年生6人が選抜され、5人(ハーフ、スタンド、第1センター、第2センター、ロック)がフル出場しました。
結果はともあれ、出場した選手は、自分の力を出し切ったと思います。

一方、ポジションが重なり、試合展開から出場機会に恵まれなかった1人と、今回選抜されず全国大会に向けて新たに選抜をねらっていた3年生には、今一つ消化不良の残念な結果だとは思いますが、君たちのおかげで岡山の選手たちがこの舞台で活躍できたのであり、自分の力やこれまでの努力に胸を張ってほしいと思います。

保護者をはじめ関係者の皆さんには、今年も一年、大変お世話になりました。
ありがとうございました。


さて、今日の試合についてですが、帰りのバスの中で、選手の気持ちが落ち着いた頃にみんなでビデオを見ました。
それぞれの選手が、自分やチームのプレーを見て、色々考えたと思います。
外から見ていた人は「こうすべきだった」とか色々言いますが、選手たちはキッと自分のプレーや、自分の判断に、反省することはあっても後悔することはないと思います。

ただ、一つだけ残念なのは、何回もあったペナルティや、相手のフットアップからのフリーキック(2回)の際に、フォワードの早いスタートでのアタックが無かったということです。
これも選手たちの判断ではありますが、「いつものプレーをする」という意味では残念な気はしています。

さて、今年の3年生の公式活動も、これで終了です。

振り返ると、今年は、1月の新人戦から4月の関西大会の代表決定戦までは着実にチームづくりが進みましたが、5月以後、クラブ活動との関係も含め、広島ラグビー祭などで人数が集まらない状態の中での苦しい時期が続き、今年はどうなることかと思いましたが、8月末の中四国大会で「鯉城に勝つ」という目標を達成してから、再び急上昇に盛り上がっていくことができました。

岡山スクールとしては、今年の3年生は、二つ上の学年は0人、一つ上の学年も4人という年代でしたが、3年生が頑張ってくれたおかげで、下の2学年にもある程度の人数がそろい、スクールとして立て直すことができました。
また、美作スクールとの合同チームを通して、合同活動の基礎もつくってくれました。

そして、今日の試合後の3年生の涙は、応援に来ていた2年生や1年生にも強い印象を残してくれたと思います。

最後は負けましたが、ブログ担当コーチとしては3年生たちには感謝しています。
公式活動は終わりましたが、できるだけ練習に顔を出して、さらに自分の実力アップを図るとともに、下級生を指導してやってください。

最後に、

全国大会に出るはずだったのが、1ヶ月ほど早く公式活動が終了してしまいましたが、3年生は、次の進路に向けて、勉強、ラグビーに自信をもって進んでいってください。
※県立高校を受験する人は、まだ100日以上(2400時間以上)もあります。
 ラグビーのエネルギーを勉強に向ければ、できないことなどあるはずがありません。
 時間が無ければ寝ずに勉強すればいいだけです。 

なお、既に進路を決めている人も結構いるようですが、まだ迷っている人で、ラグビーに関することがあれば、何でも相談して下さい。


勝者になるために

2010年11月13日 | ラグビーの基本
勝者になるための心構え

1 すべての場面は5分と5分。
   タックル等、各場面で勝つか負けるかは、ハッキリした強い気持ちの持ち方。

2 自分が苦しいときは、相手はそれ以上に苦しい。決して自分に妥協しない。

3 自信を持ってプレーする。

4 最初から最後まで、勝つことを考え工夫する。
  「この程度」と妥協する人は、ベストを尽くすブレイヤーには決してかなわない。

5 試合前から自分自身で勝利への気持ちをかき立て、いきなり最初から最高の気持ちで。

6 相手の評判や見かけを気にせず、試合にのみ集中する。

7 試合開始の時に、肉体的にも心理的にも激しく。

8 幸運を引き寄せるため、100%の最善を尽くす。

9 絶えず攻撃的(ディフェンスの時も)に前に進み、そこで踏みとどまる。
  劣勢になっても、相手を見下ろし優位に立つ。

10 100%最高のプレーとは、一瞬の好プレーより、一試合を通じた最善のプレー。

チームプレ-の基本

①「前進」
ラグビーの目的はトライであり、そのために常にボールを動かし前に進む。
その基本が「前進」と「展開」です。

②「支援」(サポート)
「ボールを持たないプレーヤーは、今、何をどうしたら良いか?」
 → 「サポートできるポジションに走れ」。ただそれだけ。

③「継続」
ボールを支配し続け、サポート(支援)してもらいながらボールを前進し続ければ、必ずトライ。

④「圧力」(プレッシャー)
「相手のミスを待つ」のではなく、プレッシャーで「相手チームにミスを起こさせ」、そこから「相手のボールを獲得する」。

⑤精神(スピリット)
チームや仲間のために自分が何をできるかを考え実行する気持ち、
勝つ喜びを求めてひたすらボールを追い求める強い情熱、
強い相手や困難な場面でも決してひるまずに挑戦する闘志、
これらが自分自身でも気づいていなかった力を引き出してくれる。

声(コーリング)

①味方の意思を一つにまとめるためのコーリング

②次のプレー等、どうしたら味方のチームのためになるかを指示するコーリング

③味方のチームや相手のチームの状況(次の判断をするための、今の状況)を、味方の選手に伝えるためのコーリング


最後に、

「熱いハート(闘志)」と「クール(冷静)な頭脳」が大切。

自分たちがこれまで練習でやってきたこと、もっとも得意なことを、素直に自信をもってやっていこう。

やらずに後悔することだけは無いように。
 

2年生の試合(7日)

2010年11月12日 | ビデオ連続画像
2年生中心の試合です。

プロップT田、フッカー(3年生)、プロップ(3年生)、ロック山K、G番
ハーフ森M、スタンド實M、インサイドセンターI井、アウトサイドセンターN谷
ウイングU谷、高B、フルバックY田


バックスラインのディフェンスは、なかなかいい出足です。


ハーフ森Mの出足も良いです。
外側のウイングは、スタンドオフのキックケアはする必要があります。


森Mの内側からのプレッシャーが効果的です。
第2センターがもう少し、前にプレッシャ-をかけてほしいところです。


フルバックY田が的確にあがってきています。
相手のフルバックが最初からラインに入っており、それに気づいていれば十分です。


フルバックの上がりにあわせて、ブラインド(手前の)ウイングがカバーに走っています。基本に忠実ないい動きです。




フォワードの集散はまずまずです。




遅れていったフォワードがポストを意識できたり、反対側の相手のバックスラインがあまっている状況に気づいたり、ディフェンスに立ったバックスが呼ぶことができれば、現時点では言うことなしです。




マスク着用 他 注意事項

2010年11月12日 | 食事&体調管理

特に、明日13日に選抜練習に行く中学生への注意事項ですが、岡山に残って練習する2年生、1年生も同じです。

一つ目。
マスク着用。
車での移動時間が長くなっています。
セキをしているような人はもちろん、何ともない人も、車内やパーキングエリア等、どんな接触があるかわかりません。
車内からマスクを着用する。
それくらい注意をしてもよい大切な時です。

二つ目。
着替え等、必ず暖かい用意をしてくること。

以上。


イメージトレーニング(選抜選手へ) その2

2010年11月10日 | ラグビーの基本
イメージトレーニングは、自分が動いている場面を頭の中で思い描き、実際の良いプレーにつなげようとするもので、自分やチームの理想とするプレーや、これまで練習してきた様子(基本動作の反復練習もあれば、実践的な練習)をイメージします。
また、イメージには自分自身が作り出すイメージと、VTRなどの映像を用いて作り出すイメージがあります。

例えば、バックスであれば、ポストをはじめ内側の選手の有無、対面との間隔の詰め方、対面がパスした後の動き、フルバック等が入ったり相手の人数が余った状況、キック等、様々な場面について、自分や味方が、キッチリ動いてタックルで相手を倒すことやターンオーバーをイメージします。

アタックでは、ハーフのパスアウト、サインプレー、コンタクト、継続、次の球出し等の一連の動きをイメージします。

また、2次以降も含め、各場面や位置でのプレーの選択をイメージします。

フォワードなら、バックスへのサポートや連係、バッキングアップ、コンタクト後は相手を数歩押込む、地面にあるボールはかならずまたいで足をかく、きっちりダウンボールするといったことをイメージします。

その他、各自が色々なことをイメージして下さい。

イメージしてみて、自分がうまく行かなかったこと、他の人の動きが浮かばなかったこと、プレーがつながらなかった等、頭の中でうまくイメージできないことがあれば、13日(土)の全体練習で、あらためて確認しましょう。

なお、イメージするのに、7日(日)のDVDが事前にほしい人は、ブログ担当コーチまで電話してください。
数枚はすぐに渡せるよう携行しておきます。

イメージトレーニング(選抜選手へ)

2010年11月09日 | ラグビーの基本
14日の四国との試合まであとわずかとなりました。

中国選抜に入った選手たちは、健康管理に十分気をつけながら、毎日、短い時間でもいいので身体を動かそう。
※中学校のラグビー部の選手も多いと思われる四国と、そうではない中国とは、試合前の一週間を自分でどう過ごすかが結構大切です。

さて、全体練習はありますが、日曜日までの過ごし方の一つとして、毎日のイメージトレーニングを是非大切にしてください。イメージトレーニングには、ある意味、通常の練習以上の効果があります。


イメージトレーニングの目的や効果は次のとおりです。

イメージトレーニングは、自分が動いている場面を頭の中で思い描き、実際の良いプレーにつなげようとするものです。
一般的なイメージトレーニングは、自分やチームの理想とするプレーをイメージします。
もうひとつのイメージトレーニングは、自分が実際に動いていることを思い描く点では同じですが、思い描く中身は、これまで練習してきた様子を振り返る方法です。
たとえば、基本動作の反復練習もあれば、実践的な練習もあります。それら一つひとつを思い起こすことで、これだけ練習を積んだという自信のようなものが沸いてくるはずです。
また、練習を振り返ることで、自分の長所や短所をあらためて確認でき、試合での効果的な戦術の組み立てが見えてきます。

イメージには自分自身が作り出すイメージ(試合展開をイメージするのに役立つ)と、VTRなどの映像を用いて作り出すイメージ(個人の技術を向上させるのに役立つ)がありますが、あせらずに、いいイメージを毎日反復するなど、継続することが大切です。

顔は覚えているが名前が出てこないことがよくあるように、脳が記憶する情報量は、画像などのイメージが圧倒的に大きいです。そのイメージを実験と同じように記憶し無意識に実行する力もあります。このイメージの力を強めて能力アップし、試合で実行することを目指すのがイメージトレーニングです。イメージの鮮明度の高さ=リアリティと言えます。

つまり、イメージする時には鮮明度が大切です。鮮明度が高まってくると、ある動作をイメージするとき、それに付随する環境の感覚(周りの選手等)もリアルに感じられるようになります。

初めて体験する出来事に会うと、人間の脳はそれにどのように対処してよいかわからず混乱します。特に試合中には、そういったことがよく起こるのが当たり前です。
しかし試合や練習での経験数には限界があるので、ここでもイメージの力を利用します。
つまり、試合中に起こり得る場面をたくさんイメージすることで、試合中の混乱を少なくするのです。イメージの鮮明度が高まれば、かなりのリアリティを味わえますし、本番前にイメージでリハーサルしておけば、脳はその場面での解決法をしっかりと学習してくれています。
とっさの判断の際には、必ず有効です。


特に中学生は、そのスポーツでの経験数が絶対的に少ないので、イメージによって体験数を増やす必要性があります。
ただ、何でもそうだと思いますが、イメージトレーニングでも1回やって終わりにするのではなく、心に焼きつけるくらい何度も繰り返し行う必要があります。

イメージトレーニングは、自分自身を見つめ直すトレーニングとも言えます。
理想を追うのではなく、現実的に自分やチームに何ができるか、何をすれば自分やチームの能力をより生かせるのか、といったことを確認する。
ぜひ試してもらいたいイメージトレーニングです。

誰でも気持ちは揺れ動きます。苦しい場面や追いつめられた場面で気持ちが乱れたときに、自分で気持ちをコントロールし、立て直せる選手が、ここ一番に強い選手です。

試合の前にも、冷静に自分の気持ちを見つめる時間を作りましょう。

緊張やあせり、不安、試合にかける思い、そんなさまざまな気持ちの中で100%の力を発揮できるかどうかを自分に聞いて下さい。自信を持って「イエス」と言える。そんな強い心を持って試合にのぞみましょう。
心を制するものは、技・体も制する
のです。