岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

タックル

2010年11月23日 | 技術
23日(火)の練習です。

日曜日と火曜日の練習でコーチも心がけましたが、限られた時間を今まで以上に効率的に使いたいと考えています。
そうすることで、キック練習の時間等、個々の技術向上のための時間をとっていきたいと思います。
※言うまでもありませんが、毎回多くの人数が参加し、みんなが練習を理解していかないと、効率的な練習にはなりません。

タックル練習やグリッド等は、最初に、何本あるいは何分と決めてスタートし、ダラダラと長くやるのはやめますので、中学生は、最初からその条件の中で集中する、力を出し切るということを、自分で心がけてください。

また、今日の練習の前半のように、できるだけ普段は鍛えにくい筋肉(瞬発力、持久力)を、無理な負荷をかけずに鍛えていきたいと思います。
このような練習は、自分との勝負です。無茶はする必要はないですが、正しい姿勢で自分が少しでも頑張るしかありません。

最後にもう一つ、「声」については理解してもらえましたか?
今年は、確実な基礎と自信の上に、少しは「はったりをかます」くらいのチームを目指したいと思います。

さて、今日のタックル練習は、左右往復×10本でした。
スナップ写真をのせますので、次のようなことに注意しながら、いいタックルかどうか考えてください。
そして、考えたことは次の練習に活かすことが大切です。

ハンドダミーへのタックルですが、次のような点を意識してください。

・パワーフット  
  前足を強くしっかり踏み込む。(例えば、右肩でタックルする場合は右足)
・頭は決してさげない。  
  何はともあれ、大けが防止のためにも鉄則です。
・背中を伸ばす。  
  背中が曲がっていては、最初の一撃は強くても、ただそれだけです。
  相手を押込んだり、相手の胸に乗っていったり、倒したりはできません。
・首に力を入れ、顔(ほほ)で相手を強く押す。
  頭が相手の身体と反対側に流れていては、逃げられるし、まず危険です。
・足でしっかり地面を踏んで、さらに力を入れる。
・コンタクトと同時に、「グイッ」と相手を押す。
・足をかくときは、パワーフットに力をいれ、まず逆の足を前に。
  パワーフットでない方の足を前に出す。
  相手の身体の後ろに足が突き抜けるくらいのつもりで、相手にプレッシャー。
  相手の身体から逃げるように足をかいても、自分が楽なだけで、相手は逃げる。
・相手の胸にのっていくくらい相手に密着する。
  相手がくるくる回るようでは、タックルではない。
・相手の足をすくうのではなく、しっかり自分の胸や腹の方に引きつける。
  相手の足を後ろに運ばせない。

以上のようなことができて、自分が足をかけば、相手は逃げることができず、必ず仰向けに倒せる。





















3年生がタックルの台になってくれています。
今のうちに、3年生をどんどん倒せるくらいのタックルができるようになろう。

また、タックルだけに限りませんが、首の強化は、ケガ防止も含め大切です。

家の人に協力してもらい首に力を入れたり、自分一人の場合は手で首を押す(前後、左右)トレーニングを、毎日少しずつでいいので、必ずやっていこう。