岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

そろそろ本気に! 2年生へ

2010年06月01日 | ラグビーの基本
最近の岡山チームの試合は、大体半分(6人くらい)が2年生です。
一方、広島チームも同様です。

この内、3年生を比べると、岡山も広島も似たような力だと思います。

ただ、2年生を比べると、広島と岡山の2年生には、現在のところ大きな差があると思います。
それは、いわゆるラグビーの技術、テクニックに差があるのではありません。テクニックは決して負けていないと思います。

当たりの強さを言っているのでもありません。確かに広島の2年生の方がコンタクトは激しいと思います。ただ、それはたいしたことではありません。

それでは何が違うか

一番違うのは、ラグビーに向き合う気持ち、真剣さだと思います。
真剣さに基づいた、あたりの強さ、一歩でも前に進もうとするプレー、絶対に勝つという強い気持ちです。
これは決して試合に出る選手だけでなく、広島の2年生皆から感じられます。

「いや真剣にやっている」「忙しい部活動と調整しながらラグビーも本気でやっている」と怒る中学生もいると思います。でも、試合の場や練習の場に立ったとき、やはり、まだまだ物足りなさを感じます。
グラウンドに来てラグビーをやるのは当たり前です。
「本気で」やらなければいけません。
その点、岡山の2年生には、練習中から試合まで、広島と比べるとまだまだ甘いと思います。(ただ、これは2年生だけのせいではなく、3年生によるものかもしれません)

広島のチームは、おかしな試合をすると、すぐに(自主的な?)走り込みをしています。
ラグビーが格闘技である以上、そういうことも必要かもしれません。
ただ、ブログ担当コーチは、このようなことは好きではありません。
そのような走り込みをする以前に、試合では、自分の持てる力と、真剣な気持ちを出し尽くしてほしいと思います。


2年生は、チームにおける自分の立場を理解するのはもちろん、来年1月に新チームになった時に中国地方の中心選手になるためにも、そろそろ本気にならなければいけません。

関西大会で良い試合をするには、2年生全員の本気の力が必要です。
そして、それが自分自身の本当の実力アップにつながります。

6月13日(日)の広島ラグビー祭では、3年生の中心選手の一部がどうしても参加できません。(2年生で参加できない人もいますが)

ただ、このことは、2年生が代わりに(失礼な言い方ですが、現在の力では3年生の「代わり」です)試合に出ることができ、2年生にとっては大きなチャンスです。
公式戦の舞台で、自分が本気になり、自分の力を試すことができます。

7月末の関西大会に向けて、これからの練習や試合の場で、2年生は本気になろう