岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

広島ラグビー祭前日

2010年06月12日 | 練習日記
今日も暑かったです。

ちょうど部活の大会と重なる中学生が多く、人数がそろうというわけにはいきませんが、1年生を加えながら、広島ラグビー祭の戦術等の確認を再度行ないました。

今日も話しましたが、明日は、広島県ラグビー協会主催の公式戦です。

試合中だけでなく、バスを降りてからバスに乗るまで、恥ずかしくない態度で行動しましょう。

なお、今日の部活の試合結果により、欠席予定だった選手の中で、出席できる選手がありそうです。
その場合、ポジションの変更が少しあると思いますが、試合の運び方等のプランニングは同じです。

あらためて明日のバスの中で説明します。

1年生は、明日もウオーターボーイ等色々お願いすると思いますが、よろしくお願いします。

なお、明日は中学生の試合の後、高校生の試合(広島県高校選抜VS御所実業(奈良県)、11時30分キックオフ予定)を見てから帰ろうと思います。
レベルの高いおもしろい試合が見られると思います。
























ディフェンス その1

2010年06月12日 | ラグビーの基本
ラグビーの基本は、次の4つです。(4月頃のブログで、チームプレーの基本として書きました。)

「前進」「サポート(支援)」「継続」「プレッシャー(圧力)」

 このうちディフェンスに特に関係して大事なことは「プレッシャー」です。

 プレッシャーの大切さをチーム皆が理解して、実行すれば、必ず強いチームになり、相手がいくら強くても、恥ずかしいような試合には決してなりません。

 実際の試合では、一つ一つのタックルについて言われることが多いと思いますが、タックルはあくまでも「プレッシャー」の最後の締めくくりで、実際はタックルに至るまでの、チーム全員のプロセスが大切です。
 
 プレッシャーは、先ず相手とのボールの取り合いから始まります。
 例えば、モールなどで相手にボールを取られそうになっても、そこでボールの取り合いをあきらめずに全力でボールを取り返そうと努力すれば、相手に生きたボールを出させません。フォワードの大切な仕事です。

 もし、仮に相手にボールを取られても、簡単に出させなければ、アタックする相手から、アタックするまでの時間(余裕)やスペースを無くすことにつながり、味方のバックスをはじめ次のディフェンスが非常にやりやすくなります。

 さらに、相手がアタックする時間(余裕)やスペースを無くせば、相手がミスをしやすくなります。

 このようなプレッシャーを加えて、それでも相手がミスせず前進してきた時に、初めて個々のタックルが必要となります。
 タックルは、特にゲインラインの相手側で相手の前進を止めることが大切です。

 さらに、最初のディフェンスが突破された場合には、カバーディフェンスが必要になります。

このように、ディフェンスのポイントは次のような4つです

①ボールの取り合いで、相手に生きたボールを出させない。

②相手がアタックする時間(余裕)とスペースを無くし、ミスを起こさせる。

③相手の前進をゲインラインまでに止めて、ボールを継続させない激しいタックル。

④最後に、相手がディフェンスラインを突破して来た時のカバーディフェンス


次回以降、以上の4つについて書きます。