岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

岡山のディフェンス再確認

2011年01月05日 | 技術
岡山スクールのディフェンスの基本(再確認)です。

○ブリッツ
  ボールが出たら真っ直ぐ飛び出し、アタックの選手に厳しいプレッシャー。
  ※ボールキャリアーだけでなく、次の選手、次の次の選手にも。

○プッシュ
  相手がパスしたら、内側から激しくプッシュ。
  ※これにより外側のディフェンスが楽になる。
  ※外側の選手が相手を倒したら、素早く近付き、ジャッカルやスイープをねらう。
  ※早くプッシュしすぎると、内側を抜かれるので注意  

○前ウオッチ
  よく相手を見ながらディフェンスする。
  ※例えば、ラックの球出しばかりに目が行くと、ディフェンスラインが内側に寄ってしまい、その結果、ディフェンスが真っ直ぐ出るのではなく、内から外へ向けて斜めに飛び出すことになり、逆に内側を突破されたり、外で振り切られてしまう。

○ノミネート
  ディフェンスの選手が指をさして、当面ディフェンスに行く相手プレーヤーをそれぞれが確認すること。
  ※相手アタックの動き(クロス、フルバック参加等)で、マークする選手は途中で替ります。

○詰めのディフェンス
  フルバック参加等に対しては、詰めのディフェンスをします。  

○タックル
 ・体の芯で相手をとらえる
 ・頭が下がったり、手でいったりしない。 
 ・腰が利いた(しっかり力が入る)状態で最も低いタックルをする。
   ※やみくもに低ければいいというのではない。


岡山のディフェンスのスナップです。

ノミネートしてますか?




ハーフの位置に立った選手、バックスラインの選手とも、前に出ていません。
ハーフの位置の選手、スタンドオフがまず真っ直ぐトップスピードで前に出ないと、外側の選手も出ることができません。


センターはスタンドより、第2センは第1センより、少し前に出るくらいで相手にプレッシャーをかけること。(簡単にパスさせない)
これに加えて、内側から、ハーフの位置の選手やスタンドが激しくプッシュしていけば、アタック側も余裕をもった攻撃はできません。


外側の方のディフェンスは、立って見ている感じです。




一方で、この場面で、手前の選手たちは、ボールばはかり見て(ボールに無意識に引き寄せられて)、対面の相手を見ていないようなことがないか、それが前をウオッチしよう(見よう)ということです。