岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

お手本

2011年01月04日 | ビデオ連続画像
1月2日に使った画像も同じような感じですが、相手チームのディフェンス時の形を、是非お手本にしてください。

見てほしいのは次のような点です。

①オフサイドラインの位置をしっかり意識できて、横一線に立っていること。
  ※岡山のチームは、いつもオフサイドラインより下がって、しかも段差があったり、アタックラインのように斜めになっています。

②全体的に横方向に広がって網を張っていること。
  ※アタック側がバックスに展開しても、一斉にそろってプレッシャーをかけれる。

③密集まわりのフォワードも横に広がり立っている。(密集に近いフォワードの間隔は狭め → 手を広げてお互いに指がさわれるくらい)

④横に広がり立つことで、最初のディフェンスの責任がはっきりする。
  ※ディフェンスの間にきたアタックには2人で。 
  ※正面から当たってきたアタックには、近くの2人目がジャッカルに。
  ←皆が確実にディフェンスに入れることが必要。

⑤相手が孤立したり、早く倒れた時等、チャンスには一気にボールに仕掛けて押込む。
  
⑥ラックから相手に球が出そうな時は、早く判断して、次のディフェンス体型をつくっている。 
  ※モールと違い、ラックではこれ以上は前に進めない。

などです。

今回は、3回、岡山のフォワードが縦にアタックしましたが、前進したのは10m程度だったと思います。
きっちりしたディフェンスの相手に対しては、簡単には前進できません。

もちろんフォワードの積極性は大切ですが、単純にフォワードが密集からボールを持ち出すのではなく、バックスを縦に入れて攻める、ハーフが動きながらフォワードを使うといった工夫がないと、なかなか相手ディフェンスを崩すことはできません。