新たなプロジェクトが、進行中です。
只今、構造計算や申請業務、
そして詳細のコーディネートを検討中。
施主様は、東京在住 一流企業にお勤めの多忙な方。
なかなか毎週打合せ、とはいきませんでしたが。
お時間のゆるす限り、たびたび 新潟まで足を運んで頂き
基本設計がまとまりました。
外観は、こちら ↓
とても伸びやかで洗練された感じになりました。
間取りを考える際、一般的には
1階の間取りを考え、2階の間取りを考え、最後に外観を整える。
ですが、そーすると よくあるのが、
1階と2階の構造がズレてしまったり、
室内空間に立体感がなくなったり、
外観デザインが後付けとなり、フォルムが整わなくなり、
最終的に 表面的な装飾でごまかすしかなくなってしまいます。
そこで、
ある程度、各部屋の配置が決まったら
家全体のボリュームを、立体的なブロックとして考えます。
例えば、この部屋に光を入れるにはここを削って凹みを・・・
ここに落着きや目隠しがほしいから、凸を付け加えて・・・
と、彫刻や積木や模型を造る様に 検討する手法があります。
すると、外観や室内空間が立体的にまとまり
構造的にも無理のかからない住宅を設計できます。
この見附の住宅もこのような手法をとって設計しました。
こんな感じに ↓
結果的に、外壁材に色や装飾を使わず 白一色で表現したパースで見ても とてもきれいにまとまった外観フォルムとなりました。
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