井土巻の住宅です。
断熱工事中。
高性能グラスウールをパンパンに詰め込み
防湿フィルムでフタをします。
まず天井が完了。きれいにパンパン。ダウンジャケットみたい。
とってもきれいにフィルムが張られています
近年は昔ながらの和風住宅がなくなり、大工さんの腕の見せ所がなくなってきましね。
そう、壁天井の全てにクロスを貼って既製品の建具や家具・キッチンがセットされれば、
どんな大工さんが作っても、ハイッ同じ出来栄えに
でも、この断熱の充填やフィルムの施工など(完成すると見えなくなっちゃいますが)
こういった所に、大工さんの技量がハッキリ出てきます
例えば、全く同じ家が2棟あり どちらも同じUa値、同じC値であっても、
大工の丁寧な施工がなされたかどうかで快適性は違ってくる。
私はそう思います。
(万が一、断熱材を入れ忘れた所があっても上記の数字には出てきませんから)
耐震性に関しても同じ。
シッカリ丁寧な仕事がされた家と、そうでない家は耐力が違ってくる。
そう思うんです。(おそらくそう。間違えない)
つまり、家は「誰が作るか」によって性能が変るんです。
わかりやすいのが、日産GT-Rの高性能エンジン。
コレを組立て出来るのはわずか4人の匠だけ。
工業製品の代表みたいな車でも「誰が作るか?」が、性能を左右するんです。
現場で手づくりされる住宅なんてなおさらです。
性能の差がウンとでちゃうんじゃないでしょうか
残念ながら数字じゃ表せないけどね
ちなみに写真のカレの名前は「タクミ」です
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