西本成寺の住宅です。
内部では、壁に健康素材MOISSを張り始めました。
MOISSの施工は、クロス貼りや塗り壁仕上の場合とは異なり
大工工事がそのまま仕上りになるので、大工さんにとっては
かなり難易度の高い工事になります。
そのせいか、当社みたいに全室すべてにMOISSを使う建築会社はマレの様です。
MOISSは、自然素材で健康・安全・環境を考えたら、絶対に採用したい素材なのですが、
一般の建築会社さんでは、採用しても1室、あるいは壁1面のみ。
しかしながら当社では腕のいい大工さんに恵まれていますので
「全室、壁・天井とも全てMOISS」なんて家も普通に作れちゃうわけです。
健康、安全、環境を考えたら、全てが自然素材の方がいいですよね。
珪藻土や漆喰も、もちろんおすすめですが、ちょっと高め
家中を塗り壁とするには、相当な費用が必要です。
その点、MOISSであれば クロス貼りと大差ない費用で可能です。
問題は、その会社に上手に施工できる大工さんが居るかどうかです。
MOISSの採用をご検討の方は、是非当社にご相談ください。
西本成寺の住宅です。
階段を作っています。
厚ベニアのフレームができました。
この上に、杉の床板で被って仕上げます。
床板から連続して 見切ナシで納めますので
大工さんの腕の見せ所です。
外では、外壁を張り始めました。
シルバーグレーの杉板です。
杉板は、数年間雨にさらされるとシルバーグレー色になるのですが
今回の様に、軒の出がある住宅ですと、
軒下の部分は雨が当たらず なかなかシルバーグレーにはなりません。
逆に雨の当たりやすい部分は、塗料の落ちが早く 経年変化で色が変わるのも早いのです。
そこで、その差を少なくするためのカラーを選択しました。
杉板の経年変化 ↓ 均一になるととてもきれいです。