黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

秋の陽射しに

2010-09-10 | 日記・エッセイ・コラム

 先日の台風一過・・・うそのように朝夕の陽射しが柔らかくなりました。

日中はまだまだ34℃以上に・・これも異常?

熱中症で救急車・・の話もまだまだ続く。

今日は、ベランダの鉢の整理をしました。 「サンパチェンス」「サフィニア」を片付けました。

思い切ってシンプルに、背景の「ミモザ」「ハクサンボク」「サンシュ」「トキワマンサク」

「コデマリ」の枝をカットし、中央花壇が樹々の隙間から眺められるように。

手前には、鉢植えの観葉植物類を配置し、傍に陶磁器製のテーブル・椅子を。

部屋から眺めても陽射しがゆったりとした感じに変身。

Dscn0749 色彩を緑系に統一

 「静かなひとときを過ごす」かな?

 全く同じ色彩でも飽きるので

 「オキザリス」の紫を配置。

 テーブル&椅子の「白」が

 これから秋・冬にかけて

 太陽を柔らかく受けて、陽だまりに。

 このベランダは1年中、樹の「葉の色」の移ろい、並べる「花鉢」によって、雰囲気を

 代えて楽しんでいます。

 さて、この秋は どんな趣向を凝らそうかと思案中、花壇に植える花、配置の設計にも。

 終末は「フラワーセンター」で何か見つけてこよう・・・・。

 その前に、廻りの垣根の剪定もやらなくちゃ・・・・また追いかけられる日々が。 


少しお洒落に

2010-09-08 | 日記・エッセイ・コラム

 なんと言う幸せな日でしょう。

素敵な食の素材や、製品が集まりましたよ。

東京の友からは、彼女の友だちが長野で美味しい「ぶどう」を、種類の違うのを4つほど

詰め合わせて贈ってくれました。

その少し前にいつもネットで注文しているワインの赤・白

そして今日の昼過ぎに、近くの友が博多から焼き立てのハードパンを何種類も。

揃いました・・・材料と製品   Dscn0746

 マスカットと他の品種を改良した

 「ジャスミン」 これは「白」

 種なし、皮は食べない。

 赤は、紅バラード・・・これも改良品種

 これは種あり皮食べる。

 これが甘いんです・・・・糖度? 

 食べた後口がまた、最高です。

 そして、 パンがまた嬉しい・・・皮はパリ、パリ・・中はしっとり・・・。

 Dscn0747 塩味が絶妙です。 何もつけないのが一番。

 近頃多い菓子パンなんか食べられないね。

 やっぱりパンは、これでなくっちゃ。

 この皮をパリッと・・中をしっとり。

 が、なかなか難しいのでしょう・・・。

 数多くパンを食べてきましたが、

 これっという店になかなか出会いません。

 生地、塩加減、熟成時間、焼き加減・・・簡単なようでこれが勝負の分かれ道?

 なのでしょう。 シンプルなほど難しいものでは。 また、日本のパンの嗜好から言うと

 少数派なのかもしれませんね。 フランスのように朝早く焼き立てのパンを買いに行き

 パンを抱えている姿・・・・やっぱり、米文化の国だもんね、日本は。

 そして、最後に ワインの登場です。

 いつも飲んでいるチリのワイン。 偶然にも、原材料のぶどう。と、出来上がりのワイン

 こんな具合です。 Dscn0745

  この白は、さっぱり系の味。

  酸味も少なく 素直な味です。

 一方、赤はハードです。

 辛口、渋み、酸味も強く、強いですね。

 口に入れると広がりが刺激的です。

 食べるものは濃いものが合うのでは。

 きっと原材料の葡萄も、かなり濃い種類?

 今日は、ワインを飲み。

 葡萄を食しながら、パンをかじる。

 もう一品・・・

 軽く、オムレツを作り。

 締めにコーヒーで。  たまには、こんな夕食も楽しいね・・・・。

 今晩はテーブルの上がキャンバスのように色彩豊かに完成しました。

 「セッティング」「盛り付け」「色合い」「食器を楽しむ」「食べて味合う」・・・・

 気分がいいと・・・ついつい進んでしまいました・・・ワインが程よく身体に廻っています。 


秋刀魚不漁??

2010-09-07 | 日記・エッセイ・コラム

今晩の夕餉のおかずは

久しぶりの「秋刀魚」でした。

秋刀魚と言えば・・・例の、佐藤春夫の詩に・・・あはれ 秋風よ 情あらば 伝えてよ

~男ありて 今日の夕餉に ひとり さんまを 食ひて 思いにふけると。

・・・こんな詩がすぐに、 でも、この詩 ほど 強烈な思いはない。 男と女の情念もない。

 今晩は、愛妻と一緒の夕餉

 ・・・さんま さんま さんま 苦いか塩っぱいか そが上に 熱き涙をしたたらせて・・・

 こんな心境でもない。

 今日の秋刀魚は、油ものっていない、身もすこし パサパサ・・・って感じ。

 焼き上がりは、とても美味しそうだったが?

  Dscn0744 ちょっと塩をふりすぎた? かも。

  ちょうど 今晩は北部九州台風通過

  のニュースが休みなく流れていました。

  もう、秋風です、

  詩にもあるように、秋刀魚は、「秋風」の

  頃なのだ。

  今年は、不漁だとのこと、どんどん高騰?

  近頃の海は異変だらけだそうだ・・・日本近海の潮の流れに異変?

  漁場の様子が大いに狂っている由。 

  もしかして? 昔の北海の「ニシン」のように、もう「・・・・」が来なくなった・・・に。

  そんなことになれば、ほんとに 「さんま」の味が苦いものになりそうだ。

  ・・・将来の夕餉には、こんな風に、

  今日の夕餉に ひとり 焼き魚を食ひて 昔、輝いていた秋刀魚、

  銀のハラワタの  思いにふけると。

  

  


昨日のことを

2010-09-06 | 日記・エッセイ・コラム

 国際文化平和都市としての広島

窓辺におだやかな瀬戸の絶景の海を望む宮島口の「安芸グランドホテル」で中国・四国地区の0B会に行ってきました。

 Dscn0742                             午前7時 部屋から眺める 対岸の宮島

Dscn0740    

久しぶりの顔、顔・・・お互いに「それなり」に皺の数も増え、髪も「あり」組、「薄毛」組「ない」組に分れ目一杯の表現の面々だった。

話は、当時の思い出話・・・これも尽きず・・・

あちこちで車座での談笑、痛飲??

「宴もたけなわですが・・・恒例により・・何々さんの乾杯で・・・一旦、締めさせて・・・。」

2次会組、部屋での深夜に及ぶよもやま話は続き・・・さて、さて寝床は何時?

楽しい宴でした。 来年は「岡山」地区の担当で開催も決まり、目出度し、目出度し。

朝、家を出て、新幹線で広島へ。

久しぶりの広島・・・この際、是非にと 「ひろしま美術館」へ直行。入館は3度目。

その日はなんとラッキー・・・どこかの企業のご配慮で入館料無料でした。

ちょうど広島に赴任していたころの開館(昭和53年)

展示室は第1~第8まであり、部屋ごとの作品はどれも素晴らしい作品ばかり。

「広島銀行」さんの質の高さを感じるばかりです。

原爆によって幾多の尊い命が失われ、街は一瞬にして廃墟と化した。

復興の道程のなかで求められていたのは心のやすらぎの場だった。

この人々に応える香り高い美の殿堂・・・それがこの美術館です。

 どの部屋も美術愛好家なら「ああ、知っている・・・だ。」の作品がずらりと。

こんな素敵な画家たちのオンパレード!

 マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ドラクロワ、クールベ、ミレー、ブータン、コロー

ゴッホ、ルドン、ボナール、シニヤック、ロートレック、ゴーギャン、セザンヌ、スーラ

ローランサン、ユトリロ、モジリアーニ、シャガール、フジタ、オイカソ、ブラック、レジエ

デュフイ、マティス、ドラン、ブラマンク、マルケ・・・彫刻のロダンも。

日本の近代美術も・・・90点 これも凄いよ。

黒田清輝、藤島武二、岸田劉生、佐伯祐三、坂本繁二郎、梅原龍三郎、安井曽太郎

児島善三郎、岡鹿之助、小磯良平、林武・・・

この画家たちの作品を、静かな館内で「じっくり、ゆっくり」と近寄っては、下がっては・・・

 目を細め、眺め、ため息、感動」至福の時間でした。

 タイミングよく、人影も少なく・・・国賓待遇???の鑑賞会でした。

 そこでちょっといけないことを。 

 Dscn0738 全く誰もいない。 警備の方も別の部屋に移動していた・・・その隙を狙って・・パチリ。

(すみませんでした・・・以後慎みます。反省)

 ご存知 あの「ロートレック」の絵

  歌手ブリュアンの姿を。

  ロートレックとは親交を結び

  この彼の店に通い詰めたそうだ。

  彼の絵もまた浮世絵の影響を受けたとか

  そういえば、顔や、大胆な線は・・・

 とにかく、素敵な時間だった。 

 興奮と感動と感激・・・・1枚の絵が人をこんなに興奮させるのか? 逆上せ状態・・・。

 美術館を出ると、灼熱の太陽はコンクリートを広島名物「お好み焼き」の鉄板状態に。

 迷わず、日陰を選んで歩いた。

 心は満足・・・身体は空腹・・・早速空腹を埋めるために 何を?・・・

 その後、少し街を歩き、夕刻、宮島口へ・・・・。

 翌日は、台風、北部九州へ上陸・・の報に、予定を早目に広島を発ち、帰宅。

 

 


朝の顔

2010-09-04 | 日記・エッセイ・コラム

 台所の窓ガラス(磨りガラス)越に緑色の模様が映っています。

葉っぱと蔓が絡み合って一つは上へ、宙に浮いた蔓は頭をもたげ下へ。

ところどころに ぽつんと ブルーカラーが映っています。

模様が交錯してステンドグラスのように・・・

外から見るとどんどん伸びた蔓、重なった葉が涼しげです。

このところ少し朝は涼しくなったので、アサガオの花が咲き始めました。

               

Dscn0723

この種はブルー一色のようです。

緑とブルー・・・気持ちのいい組み合わせですね。

まだまだ暑さは続きそうですが、この朝の束の間の「美しさ」は一服の清涼剤です。

一方、ベランダでは、春から咲き続けている「サンパチェンス」が少しくたびれてきました。

この花はとにかく水が切れるとてきめんに体力をなくします。

ことしの種類は葉っぱに斑模様の入ったものですが、育ちがいまいちでした。

色も、ホワイトとサーモンで、少しおとなしすぎたようで、迫力に欠けました。

 Dscn0726

  花からかなりの汁液をだすのか、虫が

  いつも飛んできます。

  枯れた花びらが葉っぱにからんで

  折角のきれいな模様も台無しに。

  花落ちも早く、残った芯を摘んだり

  葉に付いた花柄を取ったりと

  なかなか面倒な花?・・・・   当初期待したほどの種類ではなかったのだ。

  来年は、いつもの大きく伸びる種類を植えることに・・・。

  そろそろ花壇も、鉢植えも 秋から冬に向けての準備をしなければ。


白は映える

2010-09-01 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は「ゴーヤ」の料理を。

先日、器の話をしましたが、今日も続きを。

器も料理を楽しむには重要な一つであると。

近年、白の器が目立っています。

器にも流行があるんだ・・・流行を追いかけるまでもなく、我が家も「白」の器は多く、

料理に合わせて使い分けをしていますが。

先ず、白の器に「ゴーヤ」を盛ってみました。 

これはいける。 そのまま、生け花?でもいいのでは。

 こんな感じです。   Dscn0716               

 真っ白な器に・・・濃い緑

  綺麗ですね。

 小料理屋のカウンターに並ぶお総菜の数々

 その食材も皿に盛って、食べたい料理を

 オーダーする・・・そんな店があったような。

 将に、そんな感じで眺めてもいいのでは?

 昔、実家でこの「ゴーヤ」を植えていました。

 甘いものがない時代なので、このゴーヤを黄色に熟れるまで待ち、中の種の周りに

 付いている真っ赤に熟れた甘い、甘いゼラチンのようなのを食べた記憶があります。

 いまでは、そんな食べ方をする人はいないようですね。

 今晩は「ゴーヤチャンプル」に・・・・

 食材は写しておいたのだが、出来上がって、すぐに箸をつけてしまい・・・・・

 食べた後で・・・しまった! 料理を写してなかった・・・まぁ、いいか。

 まずまずの出来栄えでした。 ごちそうさま。

 このゴーヤ、もう一つ役に立っています。

 この夏の強烈な太陽からの陽射しを守ってくれました。

 窓側に植えて朝顔と同じように蔓が上に向かって延び、緑の葉が重なり、繁り

 緑のカーテンに・・・・皆さんも是非、試みてみては如何? 

 これこそ今流の「エコ」ですよ。


続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。