今朝から雨が降り続き止みません。
ゴッホの続きをと、パソコンの前に座ったのですが~
電話、来客、宅急便送り、買い物と続く…落ち着く間もない
ちょっと気が削がれてしまいました。
すいませんね~、今日はこんな画面で 閉めます。
この物語の主人公、フィンセント・ファン・ゴッホは「自画像」を
生涯に40枚近く描いています。
画家はどうして、自画像を描くのでしょうか?
私も絵を描きます。
自分を描くことは、技術の習得ですね。
まず、手っ取り早いです。
自分の顔を鏡の前でいろいろな表情を試すことができ、モデル代も
いらず、結構魅力ですよ。
すました顔、怒った顔、おどけた顔、泣き顔、しかめっ面…
「表情の研究?」 そう、感情の表現もできる。
うまく描けるようになれば…「内面」をも反映させることも。
「光と影」によってもね。
腕前を上げるには~自分が一番のモデルかも?
多くの画家のそんな1枚、1枚から 絵の見方をも学ぶこともできます。
そんなゴッホの自画像を選んでみました。
どんな表現なのか
あなたから見て、それなりに楽しんでみてください。
現存する最も古いもの(1886年)
この「パリ」時代に多くの自画像が描かれた。
1887年(春)
1887年(夏)
1887年(冬) 背景に日本画(浮世絵)のある自画像
*季節、自分の生活、行動時間の経過とともに~顔の表情も変化…
1889年(耳切り事件後)
*包帯をしてパイププをくわえた自画像
サンレミ滞在時
画家の頭部はすべて左側(つまり耳が切断されてない側から描いている)
これは珍しく…髭のない自画像
彼の自画像の中で最も高い価格がついた1枚です。
◆他の画家が描いたゴッホの肖像
* ジョン・ピーターラッセル
*アンリ・ド・トウールーズ・ロートレック
*ポール・ゴーギャン
次に、ゴッホと共に短い期間ですが一緒に過ごした
ポール・ゴーギャンの自画像も 併せてご覧ください。
ポール・ゴーギャン
*自分の描いたテーマの絵を自画像の背景に取り入れている。
ゴーギャン1891年の写真です。
なかなかダンディ? ちょっとお洒落もして~
自画像と比べて 如何ですか?
この二人の顔は、他の画家に比べると、とっても「個性的」
しかも、男の顔? 精悍さや、逞しさ、それと、なんとなく「寂しさ」も
あわせもっているような・・・
「顔」を見れって、言うじゃないですか。
私たちの日常生活においても、「顔」に現れるんでしょね。
本人の「心」の動きが・・・。
今日の私の顔は、きっと、「やる気」のない。
疲れた老人の顔だろうと思います。
明日また、元気で、キーを撃つ! じゃ、よろしく・・・・。