黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

ゴッホは、ほんとうにピストル自殺をしたのか? NO.5

2021-06-18 | 日記
 今朝から雨が降り続き止みません。
ゴッホの続きをと、パソコンの前に座ったのですが~
電話、来客、宅急便送り、買い物と続く…落ち着く間もない
ちょっと気が削がれてしまいました。

 すいませんね~、今日はこんな画面で 閉めます。

この物語の主人公、フィンセント・ファン・ゴッホは「自画像」を
生涯に40枚近く描いています。

 画家はどうして、自画像を描くのでしょうか?

私も絵を描きます。
 自分を描くことは、技術の習得ですね。
 まず、手っ取り早いです。
 自分の顔を鏡の前でいろいろな表情を試すことができ、モデル代も
いらず、結構魅力ですよ。
 すました顔、怒った顔、おどけた顔、泣き顔、しかめっ面…
「表情の研究?」 そう、感情の表現もできる。
 うまく描けるようになれば…「内面」をも反映させることも。
 「光と影」によってもね。

 腕前を上げるには~自分が一番のモデルかも?
 

 多くの画家のそんな1枚、1枚から 絵の見方をも学ぶこともできます。
そんなゴッホの自画像を選んでみました。
どんな表現なのか
 あなたから見て、それなりに楽しんでみてください。

 現存する最も古いもの(1886年)
   
       

 この「パリ」時代に多くの自画像が描かれた。      
       
 
    1887年(春)   
       

   1887年(夏)
       

   1887年(冬) 背景に日本画(浮世絵)のある自画像
       
  *季節、自分の生活、行動時間の経過とともに~顔の表情も変化…

  1889年(耳切り事件後)
       

       *包帯をしてパイププをくわえた自画像 

 サンレミ滞在時
 画家の頭部はすべて左側(つまり耳が切断されてない側から描いている

       

       

  これは珍しく…髭のない自画像
       彼の自画像の中で最も高い価格がついた1枚です。
       



他の画家が描いたゴッホの肖像

* ジョン・ピーターラッセル
       

*アンリ・ド・トウールーズ・ロートレック
       

*ポール・ゴーギャン
         


次に、ゴッホと共に短い期間ですが一緒に過ごした
   ポール・ゴーギャンの自画像も 併せてご覧ください。

  ポール・ゴーギャン

       
    *自分の描いたテーマの絵を自画像の背景に取り入れている。

        

        

        

  
          ゴーギャン1891年の写真です。 
    なかなかダンディ? ちょっとお洒落もして~
         自画像と比べて 如何ですか?
           


    この二人の顔は、他の画家に比べると、とっても「個性的」
  しかも、男の顔? 精悍さや、逞しさ、それと、なんとなく「寂しさ」も
 あわせもっているような・・・

 「顔」を見れって、言うじゃないですか。
 私たちの日常生活においても、「顔」に現れるんでしょね。
 本人の「心」の動きが・・・。

  今日の私の顔は、きっと、「やる気」のない。
 疲れた老人の顔だろうと思います。

  明日また、元気で、キーを撃つ!  じゃ、よろしく・・・・。

  

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