黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

山伏の里を訪ねる

2011-06-11 | 日記・エッセイ・コラム

 今日のカレッジは現地研修

昨夜来からの雨がうそのように上がった山道を走る。

山道は霧にかすんで雲の上を。

突然、目の前が開けた!

これは?  全国農村景観100選  棚田の景観

Dscn2447 いつの時代からなのか

先人たちが

営々として築き、守ってきた

「棚田」

しばし、息を止めて眺める。

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これからこの「棚田」は誰が守る?

この静かな里山の農村は、ご多分に漏れず

「高齢化」が・・・答はすでに出ている。

先人たちの大いなる遺産を、いつまで、残していけるのか

村人たちの懸命な努力の足跡を感じながらシャッターを押した。

病葉が雨に濡れ、地面がぬかるんだ裏参道を歩く。

樹々の合間から風が吹きぬけさながら深山幽谷?

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修験の道を踏みしめながら・・・

譜智山等覚寺(白山多賀神社)は、奈良東大寺の慧空(えくう)

が開山だと伝える。以降、多くの戦乱で衰退し、豊前の国

中津に入った細川忠興が当山を再興したとされる。

その後、小倉藩主小笠原家歴代は領内廻郡の祭に、等覚寺を

参拝するのが例であったと残された文書に記されている。

約1300年の歴史の佇まいはどこか幽玄の卿

光も風も、空気さえも 厳かに肌に滲みる

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霊山の持つ力なのか?

正面に向って手を合わせる瞬間、厳粛さを肌に感じる。

 

本日の講師は等覚寺の歴史、現在の活動について

「等覚寺応援隊」団長秋山さんの誠実なレクチャーで勉強を。

秋山さんを筆頭に、メンバーのゆるぎない古里の伝統を

守ろうとする情熱を受け止めることができました。

前から一度は・・・の思い、実現。

また、新しい「苅田のまち」を知ることが出来ました。

さすがに、初めての人は 少なかったのようですが

さらには、昼食に、応援隊のみなさん手作りの「お弁当」

「お蕎麦」を美味しく頂きました。

Dscn2453_2 ブランド米? 「棚田米」の

おにぎり(艶、味もよし)

真竹の煮物、松会のみそ漬物

里芋の煮付け

等覚寺名物の「蕎麦」 二八そばだって。

散らした青葱、薄く切った(これがいい)蒲鉾

唐辛子に、柚子胡椒

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 お汁は濃い目で甘口でした。

(私の好みは、もう少し辛口で、「盛りそば」を大根おろしを

かけて思いっきりズズズズー・・・・と、すすり込みたかった。

欲気を出してすいません m(__)m )

新鮮空気、満腹! 天気もすっかり回復しての帰路

朝、霧の中の景色はバスの目の前に大きな姿を現していた。

苅田の町のシンボル? 石灰石の採石場だ。

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これを「いい景色」と言うのか?

近代産業の無残な遺跡とでも表現するのか?

これもまだまだ後世の歴史に委ねることに。

楽しい勉強会でした。

そうそう忘れていました。

等覚寺といえば、歴史も、神も、仏も無縁でいい。

やぱり、何と言っても・・「松会の味噌」

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これが人気だって

この1パック

600円

女性軍団?やはり主婦 早速にお買い求めで~す。

今日の収穫は? 勉強もさることながら・・・

手前みそですが・・・松会の「味噌」に限る

オアトガ・・・ヨロシイヨウデ・・・

テケテケテと太鼓で締めます。 


ああ無残・・・

2011-06-11 | 日記・エッセイ・コラム

 やっぱり雨は止まずに降り続けている。

特に夜半の雨は凄かった。

雨音で目が覚めたほどだ。

今朝起きて庭を・・・・

雨もかなり溜まっている。

地中への吸い込みも追いつかないのだ。

哀れな姿が。

雨中に出て・・傘を片手に シャッター

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首を垂れた紫陽花の数が・・・また増えた。

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この首、晴れても・・・起き上がれないよね。

朝の新聞に、今日明日のT町の菖蒲園のイベントは

この雨を予想して中止と。

山間部、降雨量の多いところは洪水警報もか?

やっぱり「梅雨」ですね。

予報どおりに大雨だ

なんだか今年の自然の力は狂気に走っている感じだ。

日本列島、縦断・・・自然の銃弾? ああ、お恐ろしや!

今日はカレッジで山間部(等覚寺)への研修だが・・

雨足は一向に治まりそうもない・・・


続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。