今日のカレッジは現地研修
昨夜来からの雨がうそのように上がった山道を走る。
山道は霧にかすんで雲の上を。
突然、目の前が開けた!
これは? 全国農村景観100選 棚田の景観
先人たちが
営々として築き、守ってきた
「棚田」
しばし、息を止めて眺める。
これからこの「棚田」は誰が守る?
この静かな里山の農村は、ご多分に漏れず
「高齢化」が・・・答はすでに出ている。
先人たちの大いなる遺産を、いつまで、残していけるのか
村人たちの懸命な努力の足跡を感じながらシャッターを押した。
病葉が雨に濡れ、地面がぬかるんだ裏参道を歩く。
樹々の合間から風が吹きぬけさながら深山幽谷?
修験の道を踏みしめながら・・・
譜智山等覚寺(白山多賀神社)は、奈良東大寺の慧空(えくう)
が開山だと伝える。以降、多くの戦乱で衰退し、豊前の国
中津に入った細川忠興が当山を再興したとされる。
その後、小倉藩主小笠原家歴代は領内廻郡の祭に、等覚寺を
参拝するのが例であったと残された文書に記されている。
約1300年の歴史の佇まいはどこか幽玄の卿
光も風も、空気さえも 厳かに肌に滲みる
霊山の持つ力なのか?
正面に向って手を合わせる瞬間、厳粛さを肌に感じる。
本日の講師は等覚寺の歴史、現在の活動について
「等覚寺応援隊」団長秋山さんの誠実なレクチャーで勉強を。
秋山さんを筆頭に、メンバーのゆるぎない古里の伝統を
守ろうとする情熱を受け止めることができました。
前から一度は・・・の思い、実現。
また、新しい「苅田のまち」を知ることが出来ました。
さすがに、初めての人は 少なかったのようですが
さらには、昼食に、応援隊のみなさん手作りの「お弁当」
「お蕎麦」を美味しく頂きました。
おにぎり(艶、味もよし)
真竹の煮物、松会のみそ漬物
里芋の煮付け
等覚寺名物の「蕎麦」 二八そばだって。
散らした青葱、薄く切った(これがいい)蒲鉾
唐辛子に、柚子胡椒
お汁は濃い目で甘口でした。
(私の好みは、もう少し辛口で、「盛りそば」を大根おろしを
かけて思いっきりズズズズー・・・・と、すすり込みたかった。
欲気を出してすいません m(__)m )
新鮮空気、満腹! 天気もすっかり回復しての帰路
朝、霧の中の景色はバスの目の前に大きな姿を現していた。
苅田の町のシンボル? 石灰石の採石場だ。
これを「いい景色」と言うのか?
近代産業の無残な遺跡とでも表現するのか?
これもまだまだ後世の歴史に委ねることに。
楽しい勉強会でした。
そうそう忘れていました。
等覚寺といえば、歴史も、神も、仏も無縁でいい。
やぱり、何と言っても・・「松会の味噌」
これが人気だって
この1パック
600円
女性軍団?やはり主婦 早速にお買い求めで~す。
今日の収穫は? 勉強もさることながら・・・
手前みそですが・・・松会の「味噌」に限る。
オアトガ・・・ヨロシイヨウデ・・・
テケテケテと太鼓で締めます。
6/13は犀川の下伊良原地区のダム堰堤予定地点から少し上流を右に入って上ったところの
釜の河内というところで蛍見です。(飲み会なんですが・・)
そこも以前は棚田があったけど、今は耕地整理で広~い田んぼになってます。(山の上ですが)
追伸
京築まるごとナビ ご存じですか?
http://keichiku.info/
そちらにおいしいお店の情報がありましたよ。お好みのお店かどうかはわかりませんが・・