オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

愚か者

2018-03-30 | Weblog

3/30(金) 平成29年度も実質、今日でお仕舞だ。普通なら年度末処理で多忙なはずの午前、先日懇談した某社のK氏と面談。先夜ののつづきを、日比谷のレストランでコーヒーカップを手に、一時間ほど話しこんできた。

『年度末処理で忙しいんじゃないのか?』と問うと。「それが、超暇なんですよ。新年度の事業計画は2月にきまり、新年度の施策が動き出すのはこれから・・・」と、OYAJIなみに暇だとか・・・。

会社に戻るのに日比谷公園とは反対の、日比谷シャンティ側に歩いた。新しいビルが建ち、通りも様変わり。お洒落な街並みに変貌していた。観光客らしい姿がスマホを構えて撮っていたが、その数も半端じゃない。

メトロの銀座駅から乗車。混雑した車内で、スマホを見ながらニヤケているノッポの若者の姿が気色悪かった。老いも若きも、スマホの画面に見入ったり、弄ったりする者ばかり。社会現象とは云え、世の変りように暗然たる思いがするのは私だけか?。

と、こんなことを言っても、こっちも誉められたもんじゃないが。昨夜は、阿蘇の麓の高森町から上京したSEI氏と一年ぶりの再会。人形町の安酒場を三軒ばかし徘徊した。

生ビール・燗酒からハイボール、安ワインに冷酒と、大いに堪能し気勢をあげた。それは良かったのだが・・・・・。

酔っていたんだろうネ、普通にメトロに乗ったはずだが、弁当用に買った牛肉と粕漬け、おまけに頂戴した土産も一緒に入れた袋が行方知れずに・・・・。

中目黒駅に着いて駅員に揺り起こされた。何時の間にや車中で眠り込んでいたのだ。これが悪夢の始まりだった。大慌てでメトロを下り(下ろされ)、向かいのホームに入ってきた東横線に乗った。二駅目の学芸大学で無事に下車。下りてから、なにやら足りないことに気付いた・・・・。大事な大事な袋がない。見当たらない。酔いもいっぺんに冷めよう!

駅の事務所で事情を話、指名手配をお願いした。緊急手配、全車両の総チェックにまで至ればよかったが、中身をつぶさに伝えたのが悪かった。不審物があったようだ、若しかして爆発物かも・・・ぐらいに云えればよかったか・・・・。

今朝もメトロの総合案内に電話をしたが、我が荷物は消えたままだった。日山のステーキ用牛ロース二枚、魚久のギンダラ・鮭の粕漬け、お土産に頂いた熊本名物「誉れの陣太鼓」が消えてしまった。

牛肉と粕漬けは今日の弁当用に買った。今日で都立病院の勤務が終わる長女を、豪華弁当で送りだそうと清水の舞台からジャンプする思いで贖ったのに・・・・。

致し方ない、改札の目の前に在る東急ストアに入り、黒毛和牛のステーキ肉と、鮭・メカジキを買った。

自宅までの五分足らずの距離が遠~く、と――く感じる足の重さよ。愚か者の典型とは、我のこと也。これで、こんな失態は二度目だが、前回は人形町駅にあった。が、今度は消えてなくなった。

どこぞの誰れかが、天の恵み、神の思召しと喰っていることだろう・・・が。天でも神でもない、愚か者OAYJIからのプレゼントだ。心して、食されよ

                 

とまあ、そんな具合で朝を迎えた。そして、ステーキを焼き、鮭を焼き、メカジキのバターソテーと云う次第。タマネギ・シメジ・カラーピーマンのソテーも添える。

                     

一つだけいいことが有ったのを思い出した。札幌のT女史から、ずっしりと重くて立派な毛ガニが届いていた。いけねェ~、未だ、お礼を言ってなかった。

                          

年度末、月末に週末と云うのに、我が財布には三枚の夏目漱石しか残っていないのだ。OYAJIにとっては世紀末に等しい。今宵は、ハイボールを三杯だけにするしかないようだ・・・・。 ハイボール、たった三杯で夜も眠れずか・・・・・、「メトロの車中もこれなら大丈夫か」。

 

 

 

 

 

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