オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

てまいら酢と農家民宿

2009-07-07 | Weblog

 昨日の土佐田舎寿司。竹の子すしに使用した酢「てまいら酢」は、私の父の生家がある高知県安芸市入河内(旧東川村)で作られている。

 

「てまいら酢」は、地元産の柚子酢をベースに砂糖・塩・酢で加工されたもの。この原材料となる柚子の栽培や「てまいら酢」の販売に伯母や従兄弟が携わっている。

 

 

   三合入りか      写真小さいがモデルは伯母

 

「てまいら酢」は、田舎寿司や和え物、サラダにと用途は様々である。

私は専ら、田舎寿司を作る際に利用する。

 

さて、この稿のタイトルとしている「農家民宿」は伯母と従兄弟になる末娘で始めたもの。全国ネットのTVでも何度か取り上げられた。

伯母は、90歳ぐらいになるのではないか。それから推量しても末娘の年齢は・・・?

年齢はさておき、清楚なる娘の雰囲気を未だ保っておられる。

 

この従兄弟の作る田舎寿司は、美味い。酢・塩・砂糖の按配と具の調和が何ともいえない美味さを出している。

小さなお店もやっているので是非訪れて食すことを進めたい。

入河内(にゅうがうち)は、安芸川沿いに10Kmほど登った、山間の小さな集落。

山しかない、山だけある、そんな処。

 

蛇足だが、その昔、私の母は此処の学校で教員をしていたそうだ。

 

さて、民宿の名前である「浅春荘」の由来。

亡くなった伯父の名前が”浅三郎”、民宿を始めた伯母の名前が”春美”、二人の名前を取って「浅春荘」と命名したであろう、と思っている。夫婦相和し。

 

山あいの長閑な村で、田舎寿司を食し、地元産の酒米から作られた清酒「入河内」を川魚や新鮮野菜を肴に愉しむ、そんなひと時は如何か。

 

 

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 筍すし | トップ | 揚・煮・炒 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
訪ねた価値は十分にあります (くらちゃん2)
2013-05-06 10:53:42
連休に宿泊しました。細い曲がりくねった道を20分くらい上りたどり着いた浅香荘は桃源郷のようなところでした。いとこの女将さんの、一品一品、心のこもった食事。近くの製茶所で出来上がったばかりの新茶に、里芋の椿もち(?)から始まり、土佐寿司、きれいに盛られたおかずの数々、そうめん、天ぷら、焼き魚etc…川魚や山菜がふんだんに使われた料理でした。多分、予約を受けてくださった時から、準備をされた来たのではと思われるくらいのお料理でした。まさに、おもてなしの心でしょうか。おば様も挨拶に来られましたが、お元気でした。おば様が採られたという川エビもそうめんに入っていました。余りの美味しさに新茶を分けていただきました。もちろん「てまいら酢」も購入しました。安芸市観光協会の宿の欄で見つけたのですが、訪ねていく価値はあります。出会いに感謝した旅でした。
民宿の名前を間違えて… (くらちゃn2)
2013-05-06 11:12:44
浅春荘でした!スミマセン。訂正させていただきます。
ありがたいです (オヤジ)
2013-05-07 11:16:33
随分と古い記事をご覧になりましたね。それにしても我が墳墓の地、入河内を訪れて下さりありがとうございます。
この連休の谷間、小生の亡親父(訪れて下さった処が生家)の納骨に、浅春荘の従姉も来てくれました。
伯母さんは今年94歳になるでしょうが「仕事をしたがって困る」と従姉妹が言っておりました。何時までも元気で居てほしいものです。

山間の空気と田舎の味を楽しんで頂、ありがとうございます。御礼を申し上げます。

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事