オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

台風一過

2014-10-14 | Weblog

10/14(火) 台風19号は、夜明け前に首都圏から遠ざかった様子。五時半に起床すると、爽やかな朝であった。深夜一時ごろに風が強くなったように感じただけで眠ったが、しっかりと雨漏りの痕跡があった。

今朝の弁当は「チンジャオロースー」に「ホタテフライ」、「ブリ醤油焼き」だが、これらは何れも冷凍物に手を加えるだけのこと。ブリ照り焼きに至っては、パックから取り出すだけで何の面白みもない。

                   

其処で、定番ながら卵焼きだけは真面目に取り組んだ。三個の溶き卵に少しだけ味付けし、小松菜の胡麻和えを包んだ。残念なことに、油断をして少々焦げ目がついた。

                        

気持ちのいい朝に、気持ち良く弁当の完成となった。が、出来合の品ばかりで面白味に欠けた・・・。

                   

 

 ―ベッタラ市まで、あと五日―

愈々「べったら市」が近づいた。週末の土曜日には仕込みだが、未だ弁当メニューに迷っている。

今年の目玉・珍味は、岩手県で獲れた月の輪熊の「熊鍋」と、高知で獲れた猪の「猪汁」だ。何れも限定品になろうが、もの珍しいことだけは確かだ。問題は、熊鍋の味付け、調理方法だが、ネットで調べたとおりにやるか自己流でやるか?甚だ悩やましい。猪汁は、これまでも散々に作ってきたので問題はなかろう。

問題があるのは、調理場だ。昨年までと違い、夏に移転した事務所には調理場らしいスペースがないのだ。熊や猪の調理には、灰汁取りが欠かせない。そんなことをするためには、一定スペースの台所が要る。これをどうするか・・・・、悩んでいたら妙案が出た。

「ちょっぷく」の調理場を借りることを思いついたのだ。なんとまあ~手前勝手ながら、妙案ではないか。上手いことに、仕込みをする土曜日は、ちょっぷくは夜の営業はない。祭りには、ちょっぷくも屋台を出すので、一緒に仕込もうと云うことだ。元々熊肉は、ちょっぷくのYAMAちゃんから廻ってきた代物。云うならば里帰りだ。

YAMAちゃんに言ったよ『あんたとこから嫁に来た熊娘が、お産で里帰りするのでよろしく』と。OYAJIにしちゃあ、中々の迷セリフだぜ。土曜日の夕刻、そんな話をしながら「ちよっぷく」で暫し遊んだ。

未だ悩んでいるのが、飯メニューだ。季節感充分の栗飯か、土佐風五目チラシか?・・・。栗は国産に拘るのでコストが高い、五目は仕込みに手間暇を要する・・・。どうすりゃいいのさ、思案橋だ!

 

 

 

 

 

コメント
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