ロシアとウクライナ間の停戦交渉は継続している。
ロシア側の交渉責任者のメンジスキー大統領補佐官は「ウクライナは中核的な要求に応じる意向を示した」と語っている。
その中味はウクライナがNATO加入をあきらめ、大量破壊兵器を放棄し、他国の軍隊を自国基地からの駐在から退去させるということである。
ロシアがいまもっとも恐れているのは米国やNATOの軍隊がウクライナを加担していることにつきる。自国の隣のウクライナに米国の軍隊が駐在していることが、最大の恐怖として映る。
米国は自国の軍隊を引き上げれば、ロシアが即刻、ウクライナを支配下に置いてしまうという硬い確信をもつ。
ロシアの隣国のウクライナは、事実上は米国の代理人であり、ロシアにとっては隣に敵が駐在しているようなものである。
ロシアの世界での存在感はかってのように強固ではない。
ウクライナの台頭はロシアにとっては隣の敵の力の拡大が懸念になるのはよくわかる。ウクライナ問題は簡単に解決は出来ない状況にある。
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