足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ロシアの攻撃に大きな抵抗の壁

2022-03-03 15:17:03 | 投資戦略

ロシアのウクライナ攻撃が壁に突き当たっている。

隣国ウクライナ攻撃ではこれまで見られなかった相手の激しい抵抗の壁に突き当たっている。

ロシア軍はこれまで自らの戦力を過信し、小国の相手は簡単に屈服できると読んできた。

しかし現状ではロシアの空挺部隊は想定を超える抵抗の壁に突き当たり、当初は48時間で勝利を決め勝ち取れると読んだが、計画には大きな誤算があり侵攻を阻まれた。地上部隊でも強力な抵抗に合い苦闘している。

ウクライナには国民の一致した世論がある。

またロシアが軍備の近代化率が低かったことも大きなマイナスだ。これは現代戦争には致命的な欠点である。

すでに戦争がはじまり現状では、いまさら新兵器の補充を図るのは簡単でなく、勝敗を決める大きなマイナス点もある。

今月中旬にはモスクア市内で「反戦マーチ」が開かれる予定だが、これもロシアには大きなマイナス点で相手のウクライナ国内とは大きな違いである。国力には格段の差があるが、ウクライナは現状の短期勝負で対等に戦っている。

同国は日本からは遠く離れた国だが、このような大国と比べ物にならない小国との戦争は時間を待たず停戦されるべきである。