ロシアに向けて侵攻中のウクライナ列の軍隊は64キロの車列で進んでいるようだが、ここへきて「前進が鈍る」とか「足止めに直面」というニュースが流れている。征服勝利の決め手になる制空権はまだ確立していない。
ウクライナ首都へはあと30キロという時点でキエフの防衛を突破で足止め食っているという情報が流れている。大阪と京都間の道程の真ん中の線である。
ロシア兵士が自分の生命をかけるという決意と、侵攻について納得のいかない真理状態のまま進軍してきたが、ブーチン大統領とロシア兵士の間には大きな隔たりがある。
ブーチン大統領は国営テレビで戦争はロシアの思い通りの展開をしていると強調を続けるが、兵士の中には嫌気が高まる空気が出てきているようだ。
キエフへの侵攻には兵士のなかにも考えに乱れが出てきているようだ。
われわれ外国人からみても、この先、戦闘に入った場合には兵士には被害を受ける人が続実することは確実だ。ウクライナ軍隊の決意はきわめて高い。
ブーチン大統領の独断から始まった戦争で、犠牲者が出るにしたがって、今回のロシアの独断的な行動には兵士のなにも嫌気ムードが膨らんでくる。
ブーチン大統領の間違った信念がこのまま通ってしまったら、ロシアの今後の横暴がヨーロッパの平和を崩壊してしまう。
世界中ではウクライナという国名をはじめて聞いた人が当たりまえの事態のなかで、戦闘は一日も早くストップさせなければならない。