NY株の上昇は8日間でとまった。
振り返ると「そんなに上がったのか?」というのが市場参加者の共通の印象である。セクターとしては銀行、保険、石油だけに人気が集まり、これまでの高揚感は消えた。現在のようなゆるやかな長期にわたる上昇はトランプ大統領が就任以来のことであったが、大きな儲けを上げたという話も聞かない。
株式市場が高速回転売買の時代にはいり、コンピュータによるトレーディングが主流になってきただけに、感激のある相場展開はすくない。
トランプ大統領の誕生時には、先行きに不安感を感じる向きも多かったが、景気の回復で業績の好転、減税による恩恵、意外な国際情勢の落ち着きが相場の堅調を支えてきた。
相場のテーマも不在。積極的に人気材料を作りあげる動きも本日は不在。
東京市場でもかつてのような任天堂(7974)のような人気銘柄が出てこない。業種で買う相場ではない。
今週のトリトンスクエア通信では医薬品から2銘柄を選んだ。これまで保守的であった日本の医薬品業界も、武田薬品の海外の大手シャイアーの買収で、国際舞台に乗り出した。第2の再編成のはじまりである。
振り返ると「そんなに上がったのか?」というのが市場参加者の共通の印象である。セクターとしては銀行、保険、石油だけに人気が集まり、これまでの高揚感は消えた。現在のようなゆるやかな長期にわたる上昇はトランプ大統領が就任以来のことであったが、大きな儲けを上げたという話も聞かない。
株式市場が高速回転売買の時代にはいり、コンピュータによるトレーディングが主流になってきただけに、感激のある相場展開はすくない。
トランプ大統領の誕生時には、先行きに不安感を感じる向きも多かったが、景気の回復で業績の好転、減税による恩恵、意外な国際情勢の落ち着きが相場の堅調を支えてきた。
相場のテーマも不在。積極的に人気材料を作りあげる動きも本日は不在。
東京市場でもかつてのような任天堂(7974)のような人気銘柄が出てこない。業種で買う相場ではない。
今週のトリトンスクエア通信では医薬品から2銘柄を選んだ。これまで保守的であった日本の医薬品業界も、武田薬品の海外の大手シャイアーの買収で、国際舞台に乗り出した。第2の再編成のはじまりである。