足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

SBIホールデングスのストップ高に思う

2005-10-27 17:18:53 | 株式
決算発表が株価を動かすようになってきた。それだけに目先は推測で投資銘柄の判断は避けなければならない。
この日はSBIホールデングス(8473)が昨日の決算発表を受けてストップ高カイ気配で終わった。
同社の中核企業はEトレード証券、フアイアンンス・オール、SBI証券、SBIパートナーズ、モーニングスター、SBIベリトランスである。
10月25日の7社の時価総額は1兆2819億円であったが、本日は1兆3168億円と2.6%上昇した。
SBIホールデングスの北尾代表取締役は「時価総額は3年後に3兆円、5年以内に5兆円」と目標を明示した。ソフトバンクからは独立し、インターネットを駆使した金融とその周辺業務を拡大する。規制緩和と経済の構造変化が同社のビジネス環境を拡大する。
Eトレードが株式の売買シエアーで9.51%と野村證券を追い抜いたのをみても、北尾代表の意気込みが伝わってくる。
株価は素直に反応を始めた。時代の変化のスピードの加速を考えさせられる。
われわれも投資銘柄の選定の価値観の多様化を迫られる。