ウォール街では近く発表になる米ヤフー(YHOO)とグーグル(GOOG)の第3四半期の決算に関心が集まる。3ヵ月前の7月の第2四半期の時は、好決算であるにもかかわらず、決算発表売りになった。市場の期待感が大きすぎて経営者の明るいコメントにも満足できなかった。結果論だが振り返ると、相場そのものがハイテクやネット株から人気が離散しようとしていたのが、株価の不振の大きな理由でもあったといえる。インターネット業界の成長はいささかも衰えてはいない。
近く発表になるヤフーは売り上げ40%、利益56%それぞれ期待されている。
グーグルは売り上げ87%、利益は2倍の増加である。このような数字に対して不満が出ること自体、贅沢な話である。
問題は株価のバリュエーションだ。ヤフーのPER(株価収益率)45倍、グーグルは40倍。PSR(株価÷1株当たり売り上げ)でみるとヤフーは10倍、グーグルは15倍である。これまでの経験的な水準からしても高いという数値ではない。
問題は経営者が先行きにどのようなコメントを出すかにある。そして市場の人気がハイテク、バイオが中心であるナスダックに戻るかどうかにある。
もし決算発表をきっかけに人気がよみがえるようなら、東京市場でもヤフー、楽天、そしてソフトバンクへの人気の還流が期待できる。
これまでの銀行、鉄鋼、海運などの人気のカゲに潜んでいたセクターである。可能性は十分にあると思う。
楽天(4755・JQ)がTBS(9401を大量取得し、改めてインターネットを中心にメディアの再編成が注目を集めている。
近く発表になるヤフーは売り上げ40%、利益56%それぞれ期待されている。
グーグルは売り上げ87%、利益は2倍の増加である。このような数字に対して不満が出ること自体、贅沢な話である。
問題は株価のバリュエーションだ。ヤフーのPER(株価収益率)45倍、グーグルは40倍。PSR(株価÷1株当たり売り上げ)でみるとヤフーは10倍、グーグルは15倍である。これまでの経験的な水準からしても高いという数値ではない。
問題は経営者が先行きにどのようなコメントを出すかにある。そして市場の人気がハイテク、バイオが中心であるナスダックに戻るかどうかにある。
もし決算発表をきっかけに人気がよみがえるようなら、東京市場でもヤフー、楽天、そしてソフトバンクへの人気の還流が期待できる。
これまでの銀行、鉄鋼、海運などの人気のカゲに潜んでいたセクターである。可能性は十分にあると思う。
楽天(4755・JQ)がTBS(9401を大量取得し、改めてインターネットを中心にメディアの再編成が注目を集めている。