ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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全国委員長書記長会議&議員要請等を終えて

2012-10-02 19:48:38 | 日記
この9月30日、10月1日に
全国委員長書記長会議を行いました。

私も全国委員長書記長会議にはオブザーバーで参加させて頂き、
各地本や全財務の現状と諸課題を勉強させていただきました。
やはり最大の課題は組織率ですね。そこでいつもメリット論が語られます。

今の公務員バッシングのなかでは給与面や待遇面では劣勢ではありますが、
私的には組合のメリット論として、「人脈作り」をもっと推してもよいと思います。

「人脈」って言うと何かやらしいイメージがありますが、
仕事をやっていく上では大切なものであります。
私の居る関東局では、1局9事務所3出張所と規模が大きく、
レク大会もなくなったので、小さい事務所でない限りは、
他の課や、先輩後輩との繋がりも限定されてしまいます。

それと違って組合では、普段の仕事では関係のない人に出会う機会があり、
一緒に行動したり、夜の懇親会などで仲を深めたりと、新たな人との繋がりができます。
また、そういう繋がりがあれば、仕事上でも、「違う課だけど、組合で知り合いになった
あの人が居るので聞いみよう。」と気軽に情報交換ができ、
円滑な仕事に繋がり、ひいては働きやすい職場に繋がっていくのだと思います。

私も今回の組合の繋がりで、他局の入札担当の方とお知り合いになることができ、
今後の仕事の中での情報交換をお互いにしていこうと約束しました。

こういったことも組合活動の中でのメリットだと思いますので、
今後はそういう誘い方(特に若手に対して)もしてみてはいいのではないかなと思っています。

今の若手は横(同期間)の繋がりは強いので、縦(世代間)の繋がりができるように
組合として出来ることがあればやって行きたいです。

【WEST氏】

労組委員長経験者の財務大臣

2012-10-01 23:17:48 | 日記
本日、内閣改造が実施され、安住淳氏が退任し、新たに城島光力(コウリキ)氏が財務大臣に就任されました。
城島大臣は神奈川10区選出で当選4回。2009年の政権交代後は、政策調査会長代理、幹事長代理、国会対策委員長と党の要職に就かれていました。特に、国会対策委員長時代は「ねじれ国会」の下、社会保障と税の一体改革関連法案の処理に、大変な御苦労をされたのではないかと拝察いたします。

ユニークなのはその経歴で、東大農学部卒業後、研究員として味の素(株)の中央研究所に就職されたのですが、その味の素(案)で労働組合の委員長を務められ、さらには食品産業労働組合協議会の議長も務められた方なのです。「労働組合読本」という著書も上梓されています。おそらく、労働組合の委員長を経験されている財務大臣というのは初めてではないでしょうか。

御案内のとおり、財務省関連の労働組合としては、全財務のほかに、財務職組(本省)、税関労組、国税労組、全印刷、全造幣、酒類総合研究所労組、全たばこ(JT)の8団体があり、これら8団体が全体的な勤務条件等の改善等を求めていく組織として全大蔵労働組合連絡協議会(略称:全大蔵労連)を結成しています。

全大蔵労連では、年に1回ではありますが、財務大臣交渉を実施しており、各構成組織が直面している課題を説明し、改善を求めています。今年も、6月末に安住大臣との交渉が実施されたところです。

しかしながら、現大臣は前述したような経歴の持ち主ですので、今後、大臣との接触が多少増える可能性もないとはいえません。
そんなことを期待させる、今回の内閣改造ではありました。

【ふく福】