秋になり、仙台の広瀬川周辺では芋煮会をする学生達が増えてきました。
暑さが和らぎ、河原で芋煮をするには絶好の時期です。
車で通る度に目にし、ウズウズしてたところ、今年も山形市で「日本一の芋煮フェスティバル」が開催
されるとの情報を耳にしました。
「日本一の芋煮フェスティバル」は、年に一度、山形市で開催されるビックイベントです。
大鍋から大型重機で芋煮をすくう様をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
機械ですくった食材って食べて大丈夫?、と抵抗を感じてましたが、使用するバックホーは新車で、
潤滑油の代わりにバターなどの食材を塗っているようです。
「よし、これなら」と9/14に行ってきましたので、驚愕した3DS(3大すんげー)をご紹介します。
! 具材の量がすんげー !
芋煮に使用する大鍋は直径6mだけあって、具材の量がスゴイ!
里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、味付け醤油700リットル、隠し味に
日本酒50升…規格外です。
! 分配用の鍋に分ける光景がすんげー !
なんせ、「おたま」のかわりが「バックホー」なわけですから、こちらも規格外。
芋煮汁は大鍋からバックホーでガバーっとすくわれ、ステンレスっぽいデカい漏斗(じょうご)に
ドバーっと入れられると、セットされた分配用の鍋にドバババーっと投入されていきます(この臨場感、
伝わりますでしょうか?)。
! 想定外に味がすんげー !
失礼ながら「ショー的なもんだから味は期待できないっしょ」と思ってたのですが、間違っておりました。
牛肉などで十分にダシが利いた醤油ベースの汁に里芋のとろみが絶品。
もしかしてだけど、大鍋でないと出せない味なのかもしれません。旨し!
3DS以外にも、某食品会社提供の射的でカップ麺を当てるゲームなどの企画もあり、娘との楽しい
休日を過ごせました。
フェスティバルでは提供されてませんでしたが、「残り汁で作るカレーうどんがたまらない」という方も
多いようです。
その芋煮カレーうどん、10/18,19に福島県郡山市で開催されるB-1グランプリに登場するようですよ。
また、東北各地には、まめぶ汁(岩手)、せんべい汁(青森)などのご当地名物の汁モノがありますので、
紅葉、温泉等を楽しみながらTSM(東北汁モノ巡り)をしてはいかがでしょうか。
全国の皆さん、東北におでんせ!
東北 M@COTO