ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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残暑お見舞い申し上げます

2013-08-26 19:39:16 | 日記
 記録的な猛暑が続いていた香川県にも先週末から恵みの雨が降り、7月中旬からの真夏日連続日数もようやく止まりました。
 一方、第4次取水制限入りが迫る早明浦ダムの上流域でもひさしぶりに雨が降りましたが、残念ながら貯水率の回復には至っておらず、水不足に対する不安はまだまだ続きそうです。
 さて、四国地本においても8月17日(土)、全財務中央本部の西書記次長、全農林中国四国地方本部の守屋書記長を来賓にお迎えして第57回定期大会を開催しました。
 大会では、2013年度の運動方針を確立するとともに新執行体制も発足、これから始まる秋季年末闘争に向けて一致団結して頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

 南九地本・井出書記長からリクエストのありましたご当地の慣習について、西讃(香川県西部)地方に伝わる「おいり」をご紹介したいと思います。
 「おいり」とは、赤、白、ピンク、黄、緑などの色鮮やかな丸い粒で、口に含むとフワッと溶けてしまう、ほんのり甘くて、柔らかい食感の餅菓子です。
 西讃の花嫁にとっては欠かすことのできない“嫁入り道具”の一つで、全国でも他の地域には見られない独特の風習となっています。
 おいりを持って嫁ぐのには、婚家の一員として「心を丸く持って、まめまめしく働きます」との意味が込められており、婚礼の際、お嫁さんのお土産として、近所の人たちや花嫁を見に来た子供たちに配ったりするほか、披露宴の引き出物にもつけられます。
 風習の由来は、丸亀城主生駒親正公の姫君のお輿入れの際、領下の郡家の農家の人が五色の餅花で作ったあられをお祝いに献上したところ、たいそう喜んだというのが始まりと言われており、以来、婚儀の折には、おめでたい「お煎りもの」として広く一般に知れ渡り、嫁入りの「入る」と火で「煎る」とをかけて「おいり」と呼ばれるようになったのだとか…。

【四国のイクメン】