ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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他の方の投稿に少し乗っかってみました…。

2012-11-28 22:13:02 | 日記
“A.Okada”さんが宮澤賢治に言及されていたので、今日はそれに“乗っかって”みたいと思います。
宮澤賢治の詩の代表作である「雨ニモマケズ」は詩集等で発表されたものではなく、死の2年前、病臥に伏せているときに手帳に書き留められたものです。
したがって、公表を前提としたものではなかったのですが、彼の死の翌年に、偶然、遺族や友人の目に留まり、地元の岩手日報に掲載されたことがきっかけとなって、広く世に知られるようになりました。

この詩の一節に「アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ」とあります。
退職給付の削減、宿舎の削減と使用料の引上げ、定員の大幅な純減を目指す動き等、私たちの勤務環境を改悪させる課題が次々と提示されてきたなかで、それに対処していかなければならない労組の役員にとっては、心の片隅に置いておきたいフレーズだなと思っていました。

年末には、新たな政権が発足します。例年にない多党化を受けて、総選挙後の政権の枠組みが、一体、どのような形で落ち着くのか、全く予断を許しませんが、連立の構成政党次第では、公務員の労働条件に対してさらなる“斬込み”が行われる可能性があることは否定できません。世論の動向も見極めつつ、「自分を勘定に入れず」に冷静かつ効果的な対応を行っていかなければならないのだろうと思っています。

さて、「雨ニモマケズ」の一節には「雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ」ともあります。
もちろん、都内では未だ雪など降ってはいないのですが、最近、数名の方がおっしゃっておられるとおり、全財務の事務室内は非常に寒く、手先や足先がかじかんだような感覚になる時さえあります。
寒さに負けて風邪などひくことのないように、健康管理に気をつけなければと思っているところです。
また、最近はノロ・ウイルスの感染者が急増しているとのことですので、全国の組合員の皆様も、どうか、お気をつけください。

“スガシン”さんが南アフリカ共和国で風土病などに感染しないよう、併せてお祈りしています(笑)。
もっとも、南アフリカと全財務事務室ではかなりの温度差があるので、むしろ帰国後に体調を崩さないか、そちらの方が心配かな…。
なお、今回のPSI世界大会への出席は国公連合からの要請によるものでありまして、交通費及び滞在費の大半については国公連合に御負担いただいていることを参考までに御披露しておきます。

【ふく福】