ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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ワーク・ライフ・バランス・・・ユニオンは?

2012-09-18 22:07:28 | 日記
ワーク・ライフ・バランス・・・ユニオンは?

 「ワーク・ライフ・バランス」は皆さんよくご存知だと思います。
 意味は、「仕事と生活の調和」と訳されるとともに、、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指します。

 先週、財務局の平成25年度機構・定員要求が発表されたところであるが、増員要求は113名に対して、定員合理化減△93であり、一応の20名の増員要求が認められました。
 
 ただし、昨今の総務省の査定結果を踏まえると、そのまま増員要求することが認められたからといって、安心することは出来ないのは、皆さんご承知のことだと思います。

 人員削減にともない、一人当たりの業務量は増加しているにもかかわらず、加えて複雑化・高度化し、超過勤務するのが当たり前、おまけに担当者が1人しかいない、担当者が1人だから休暇を取ると、周りに迷惑をかける。
 休暇を取得したとしても、仕事は溜まる一方で安心して休暇を過ごせない。
 また、業務が多忙で帰宅が普段から遅い状態の中で、月~金の家族サービスもままならず、疲労いっぱいの中、土・日にやっとこさ家族サービスをする。

 ちょっといびつですが、これも一種の「ワーク・ライフ・バランス」なんでしょうね。

 ただ、ワークとライフの中には「組合活動」は入っているのでしょうか。

 職場の人員が減少するにつれて、組合活動自体が困難な状況となりつつあるのは、皆さんも既に感じられている方もいらっしゃることと思います。

 組合の動員をお願いしたところ、月~金は業務が多忙で休暇が取れない中、せめて土・日については、家族サービスをしたいとの意見を最近良く耳にします。

私自身も、土日に組合活動で不在になると、子供たちに「また組合?」と言われることが増え、後ろ髪を引かれる思いを最近特に感じています。

 組合活動は、「ワーク」と「ライフ」に比べると残念ながら優先順位は低くなるのが実態です。

 確かに、ワークあってこその「労働組合」ですし、「ライフ」の時間を犠牲してまで行う「労働組合活動」は本来の趣旨に反します。


 ただ、組合員の方々及びそのご家族にご理解いただきたいのは、「ユニオン」は「ワーク」と「ライフ」と比べるものではなく「ワーク」と「ライフ」を結びつけるモノであるということ。
 職場環境を改善することにより、「ワーク」と「ライフ」が充実すること。

 一部の役員及び執行部のみでの組合活動は限界があります。

 組合員及びご家族のご協力をよろしくお願いします。

 「ワーク・ユニオン・ライフ・バランス」 
 

 ミク@♂