ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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「民間」と比べて…

2010-11-17 23:59:27 | 日記
事業仕分け 第3弾。
連日、テレビや紙面を賑わせており、私も「いち公務員として」、また「いち国民として」その動向を注視しているところであります。


「確かにその事業は無駄だなぁ… それは廃止すべきだ!!」
「この事業は、民間におけるコスト意識からすると無駄かもしれないけど、だからこそ行政で行う必要もあるのではないのかなぁ…」
などと、私なりに事業仕分けを「仕分け」しているところでありますが、みなさんはこの「事業仕分け」を見て、どのように感じられてますか?

私としては、やはりこれまで積極的に行われてこなかった『民間』の視点やものさしが行政に当てられるというのは画期的なことであり、議論するに値するものが多々あるかと思っております。



先日、とある賃金職員さんから「皆さん付箋を遠慮なく使ってますけど、私が民間にいた頃は付箋使うにも気を使っていたなぁ~…」という話を聞きました。

公務員は「コスト意識が低い」などと言われ、仕事の仕方やその意識については『民間』と比べられます。
先の賃金さんの話のように、付箋という小さな部分でもコスト意識がうかがえます。(←もちろん人の意識による部分はありますが…)


私も入局して5年。
自分の意識が、「付箋」のような小さなことから「事業仕分けの対象事業」のような大きなことまで、いわゆる『民間』のような感覚からズレが生じていないか確認が必要かと感じました。

業務においても、組合活動においても、『民間』の視点も持ちつつ遂行することで、よりよい行政サービス・よりよい労働環境が実現できるかと思います。
特に、「減ってゆく人・増えてゆく業務」に対応するためには、当然要求することは要求しつつ、様々な視点から足下を見直す必要があるのかもしれません。


「事業仕分け」を見ていて、気付けば自分自身も仕分けられちゃった気分の今日この頃です。


(hoso)