先週の金曜日、全大蔵労連の総決起集会が都内において開催され、関東地本から8名の参加をいただきました。ご参加いただいた皆さん、大変ありがとうございました。
久しぶりに単組を代表して私が決意表明を行いましたが、持ち時間が3分ということもあって、基本的には単組課題については発言せず、国公産別全体の組織拡大と全大蔵労連の組織強化について発言しました。
組織拡大については、手の届くところに近づいた労働基本権回復を見据えて、全財務では、4月以降組織率アップに全力で取り組むこと、また財務局からの出向者が多い金融庁職員組合の活動再開と財務職組の組織拡大についても積極的に支援する決意を表明しました。
全大蔵の組織強化については、将来の「府省交渉」(仮称)に対応できる運動への転換と、それを支える組織の在り方について、全大蔵での議論を開始する必要があること。また、全財務としてはこの議論に真正面から向き合い、全大蔵での議論に積極的に参加するとの意思を表明しました。
この集会で私自身あらためて感じたことは(というより多くの方が感じたと思いますが)、特に全大蔵労連非現業部会はいまだ「なかよしクラブ」の域を脱しきれていない、ということでした。それを象徴するのが、事務局長から報告のあった非現業部会の官房長交渉に関する概要で、納得のできる回答がなかったことに対する「当局は使用者としての意識を持っていない」との発言には、思わず大声を出しそうになりました。
この発言は裏を返せば「組合として当局に使用者意識を持たせることができていない」ということであって、非現業部会の問題点を自ら明らかにしたのではないでしょうか?(私は官房長交渉には参加していませんが、非現業部会の一員として率直にお詫びしなければなりません)
なお、今回の決意表明の中では、自戒も含めて「時代の変化に対応できない組織は、組合員から見捨てられる」「情勢を踏まえた的確な判断ができない組合リーダーは、リーダーである資格がない」とも発言したわけですが、今後は私自身も強い決意を持って、全財務の新たな運動に取り組むとともに、たとえ他の構成組織の役員に嫌われるようなことがあってもいいというくらいの勢いで(!)、全大蔵労連の機能強化に不退転の覚悟で取り組まなければならないと感じたところです。
今後の動向については、このブログでも報告していきたいと考えています。(Nagano)