第82回アカデミー賞において、和歌山県太地町で行っているイルカ漁についてのドキュメンタリー映画が賞を受賞した。
これに対し、住民側は、「本来の撮影趣旨の説明とは異なる内容であった」「隠し撮りで行った」「昔から生業として行っているものであり、この内容は遺憾である」等の意見が出ている。
映画撮影者側は、この映画を発表する前に、イルカ漁の目的等について、住民側と意見を聞いているのであろうか?
映画による批判は大きな力であり、一方的に放映されては、それが正確なものでなくても、世間の人はそう捉えてしまうこともある。
公務員制度改革についても、これまでのように一方的に決めるのではなく、それぞれの都合や状況を聞いて行う必要があるのではないか。
(信吉)