年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

3年と6か月にして

2016-11-17 20:07:41 | Weblog
 妻は足の筋肉が落ちないようにと事故入院し退院した次の日から2本の杖を持ち、毎日のように散歩を繰り返している。買い物や銀行・郵便局などの所用にもリュックサックを背負って徒歩で今まで用事を済ませていた。それも3年以上も過ぎると、足も90度以上曲げることができるほどの筋肉がつくようになったのを幸いに自転車に乗りたいと言いはじめた。で、今日やっと、
 KOUさんに注文していた三輪車が届いたのでお試しに乗って買い物に行くことにした。

 久しぶりだから緊張する~。。などと云いながら、初めて自転車に乗った小学生のように・・

 これで少しは楽になるのかと思いきや、今日のところは歩く方が速そうなほどのスピードで自転車に乗っておる。

 元小学校の先生していたT君と半年ぶりに会う。今年3月まで過酷な仕事をしていたリネン工場から、4月からはやりたい仕事の一番にあった子供相手の理科実験の仕事を得て、生き生きと楽しそうに就労している話を聞く。昨年までに比べるとニコニコ顔が増えた。学校現場とは異なる民間会社の中での仕事の厳しさに今まであたふたとしていたが、少しは慣れてきたのか、あともう少し頑張れそう・・などと云ってる。今の職に就いたのも、元校長の立場でPTA役員さんと交流があり、その役員さんがいる会社の仕事に就けた縁も、なんだか地縁血縁学縁の類で、中高年者の仕事を得るための一つの方法であることに納得する。

 今日の受刑者相談は応募書類の書き方指導の時間。履歴書に職歴書を書いてもらうことに。39歳の彼は生まれて初めて履歴書・職歴書を書くのだそうだ。もちろん一般的なキャリアカウンセリングの一コマではある。中でも志望動機や自己PRの欄を埋めるのに振り返りなぞと塀の外の求職者との相談と同じように進めたところで、塀の中での相談は犯罪が記される形跡が大きく刻まれることになり、欄を埋める材料足りえない。よって未来志向優先で興味とか能力に絞っての志望動機、自己PRを謳いあげることになる。自分たちは犯罪を裁く立場にいない、先行きの道筋を示すことに集中する。