年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

難しい関係

2016-11-16 20:17:14 | Weblog

 人様の相談業務などのことに関わるとついつい自分のことのように考えることに遭遇する。共感でもなく同感でもないような・・・。

 朝の早い時間にスマホに着信音が鳴ったのは中学校の同級生から。ここ数年間会ったことがないMっちゃんである。声を聞くと、どうしていいのかわからない・・・などと嘆いてる。耳を澄ませば泣いてるような感じがする。一人息子さんがいて40歳にして独身、その息子さんがうつ病を患っていて心療内科に通院中。更に仕事中にプレス機械で右手の中指と人差し指と薬指の第2関節から落としてしまい退院して3ヶ月になるんだとか、それで仕事に集中できなくなり、解雇されるのではないだろうかと、さらに不安になり余計に落ち込んでしまった・・・どうしたらエエか・・
 問題点をいくつか整理してもらう。①今後の仕事のこと、②うつ病のこと、③息子さんの結婚のこと、④その息子さんとの親子関係のこと。。。などと話を聞いていると、時間が長引きそうな気配。じゃ明後日〇〇の場所で息子さんの話を聞きましょう・・と約束することになった。子の不憫さをいつまでも親が心配してしまうようにどこにもある光景が目に浮かぶ。
 次は「こころ塾」、

 先週のWブッキングで来塾頂いたうえでお断りをせざるを得なかったYさんは、今年関西方面の大学を卒業し就職をしたばかり。でも先々週相談を受けた際、まず行くところは私のところではなく心療内科が優先だろうと、行先を案内し診察を受けた女性。なぜか今日の相談室内では前回までつけていたマスクをはずしてのこと、こんなにもきれいなお嬢さんであったとは解らなかった。その美しい女性が放つ言葉は柔らかくも厳しい話しである。小さい時から異常なほどの教育を受け続け、常に優秀であることを義務付けされて、いつの間にか私は母親のロボットのような生き方をしていたとか、自分の軸がどこにあるのか考えることがなかったなどと、母と子の関係の中で優しい彼女は反抗することに怯えさえ持ってるようなことを話し続ける。自分の主は自分であることを放棄している・・そこから自分を見つけるような相談になってしまった。関係性の中で親子関係が最も難しい関係であることは重々承知はしているけれど・・・。

スーパームーンから二日過ぎても今夜は満月。
 「こころ塾」にて。腕時計を見ると5時も5分過ぎてる。5時過ぎたよ、私失敗しない大門先生が5時になればさっさと帰る場面だけはきちんと真似て、私いつも失敗している、私いつも恥かいてる相談員だからもう帰るぜ~・・とスタッフさんに話しかけると、塾長が出てきそうな雰囲気・・足音忍ばせ足音立てないように階段を降りる。大門未知子先生のようには行かない。じゃぁね~と背中向けて大手を振って帰るようにはならない。