年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

鍼を打つ

2016-08-06 00:00:00 | Weblog
 首筋から肩へ、肩から腰へ、腰から足への痛みが走っておる。相当凝っておる。もはや限界か・・と
  鍼打ちにいつものの鍼灸院へ行くことにした。ここは、「ここわ鍼灸」というややっこしい名前である。開院以来3年が経過する。この主人がなかなか面白いキャラを持っている。温鍼灸をしてもらいながら家族の父と子、子から見た両親の具合、それと自分の人生の作り方などの話を愉快に話しておる。まぁほっこりするような話が多い。また経営レベルから見ても様々な企画をしたり各地に出向いたりしてつながりを持つことを優先しているせいか、最近なかなか予約を取ることが難しくなってきた。先日空いている日時を教えて欲しいとメールしたところ空いているのは今日の13時からだという。15時には次の予約者が入っているらしい。それほど予約客が詰まっているようだ。今日も鍼を打ってもらいながら、父親の転勤に伴い幼少時から札幌、東京、長野、大阪と転々したそうでほとんど家のことを見向きもせず仕事仕事の企業戦士であった父親のこと、いわば「誰のおかげで飯が食えてんのか!」と口はばかることなく家族に言える父親であったとか、現在そのような父親と対話することはめったにないとか、この前の誰かの50年忌法要で父に面したが口を聞くことはなかったなどと話しておる。やはりアドラーさんが言うところの悩みの元は人間関係からくる、その元々は親子関係など家族のしがらみが最もむつかしいことに相当するんだろうか。

 どうにもならないほどに凝っている原因は月曜日90分のお喋り会のこと。資料を作る。毎回何をしゃべろうかといつも空っぽ頭の中から引っ張り出すが・・・、で、余計に頭から発して首筋から肩にかけてフリーズ。
 資料を作るのにネットからヒントを得ようとリクルートの資料を見ていると、オヤッ

 将来子供に何の職に就かせたいかの問いに対して、大企業の社員が多いのは解るが次に多かったのが、手に職系の職人方向に、ウン・ナルホドと。ここわ鍼灸の店主も高校3年生の時の進学において、姉が通ったように誰が見たって有名大学に行き有名企業に入り・・というようなコースを選択することなく、自分の将来を鍼灸師として生きると考えて京都の大学に進学したそうだ。大企業とか公務員とかいわゆる安定狙いの選択ではなく、職人志向も小さなお子さんを持つ保護者の方は考えていられることに少し驚いた。じつは、今まで90分や60分の受刑者向けに喋ることに職人の話をよくしている。職人技は頭で覚える仕事ではなく体で覚える仕事として理解をしている。