年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

秋の予兆

2016-08-05 00:00:00 | Weblog
 猛暑が続く。毎日いかにやり過ごそうかと、夏をいかに乗り越えようかと考える。もうどうにでもなれ~などと思いながらも、アァ~自分も前向きにまだまだ生きる希望を持ってるんだ・・と一人で苦笑する。

 早朝からクマゼミの爆音が響いておる。先日我が家にやって来た北海道出身のお嫁さんが、南の地のこの爆音に驚いておったのも何となくおかしかった。

 でも暑さの真っただ中にもツクツクボウシの鳴声が聞こえてきた。また夕暮れ時に我が家の狭い庭からコロコロコロとコウロギの声も聞こえてきた。これらの鳴声は夏の終わりを告げる。そして秋の始まりを宣言する声でもある。

 東大阪市の介護施設に入所している義母の元にいる奥さんに、今日の調子はどうかと尋ねる。するとご飯時には階下に降りて時間をかけてご飯を食べていると云った。でも点滴は今週いっぱいするそうだ。年がいっても娘は娘、一人娘につき義母から見ると一番頼りになる家族員だろう。長男よりもわが娘の方が何でも話し相手になるのがみてとれる。

 そのことはうちの方も全くおんなじ。リハビル病院の前にある介護施設に入所している母親のところに私の妹と代りばんこに行っているが、母から見れば長男の私に対するものと長女の妹に対する態度が違うことからもよくわかる。
 妹に対する内容では、こまごまとした日常生活の必需品の相談であっても私の方の相談は、これからどうすればよいか・・とか同室の人とうまくコミュニカーションが取れないので面白くない・・とか、80歳を超えている大勢の入所の話の中味は、お金や資産のことの吹聴ばかりで大変疲れる、よって早く脱出したいなどの愚痴を聞く時間が多い。長生きしすぎた、早く向こうの国に行きたいなど、愁訴にお付き合い。振り返り今のわが身を思い返せばこれらのマイナスの訴えばかりを家でも外でも聞いてるなぁ・・と。

 お腹がすくらしい共同生活につき、今日のお土産は我が家産のスイカと白玉ぜんざい。夕ご飯前に食べておった。食はあるからまだ良しとする。