暘州通信

日本の山車

◆24888 三本足の烏

2009年09月26日 | 日本の山車
◆24888 三本足の烏
 □(げい。文字なし)と常娥(じょうが)は仙人の夫婦として知られる。
 □(げい)がまだ、堯帝の諸侯だったころ、一〇個の太陽が世界を照らし、民や農民はたいへん難渋した。□(げい)は弓の名人だったが九本の矢をつがえて次々と九個の太陽を射落とし民の難渋を救ったのだった。
 しかし九個の太陽は、両親である、天帝・帝俊と太陽女神・義和の子だったから、両親は大変怒ったのである。九個の太陽は三本の足を持つ烏に姿を変え、臺湾(台湾)に降ったが)、すこし羽を休めただけで、すぐに東に飛び去った。
 三本足の烏は朝鮮半島の高麗(高句麗の国)の喬木にとまっているところを土地の人に見つかり珍しい姿は、神のお使いとして敬われた。やがて、高麗の多くの人々が朝鮮から出雲、南紀州へと移り住み、三本足の烏もこれに従ったのだった。
 熊野本宮大社には三本足の烏が「八咫烏」として祀られ神社の「おしるし」ともなっている。
 熊野本宮大社とは「高麗(こま)の本宮大社」の意だとも言われる。


□外部リンク
◇世界中で中国文化と認められる三足烏、嫉妬し起源を主張する韓国人
2008/3/28(金) 午後 10:50
... そこで、帝は弓の名人に太陽を射落とすように命じた。弓の名人は空に向かって矢を放ち、九個の太陽のなかにいる九羽のカラスの体を射抜いた。 ... 中国では、太陽の中に三本足のカラスが住むと考えられ、また、太陽はカラスによって空を運ばれるとも考え ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/china_basis/5193599.html

◇【追記有り】 日の丸のルーツ
2006/10/19(木) 午後 10:30
... は元々は「金鳥」という「三本足の金色の鳥」でした。 太陽と三本足の鴉 「中国の神話には、「扶桑の木」という伝説の神木が東の果てにあります。 『山海経(せんがいきょう)』によると、扶桑の木の根元には九個の太陽、上には一個の太陽があり ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/mirokuninoti/22131840.html

◇10個の太陽・・・
2006/10/18(水) 午後 6:39
... 中国では「太陽にはカラスが住んでいる」「三本足のカラスは太陽の化身」 「カラスが太陽を運んでいる」等々の言い伝えが沢山あります。 ... 扶桑の木の根元には九個の太陽、 上には一個の太陽があり、太陽は毎日一つずつ、順番に樹上に昇り空を ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/akaisioji/3529254.html

◇今日は「仲秋の名月」
2005/9/18(日) 午後 2:35
... 九個の太陽を射落としてしまったのです。射られた太陽は黒い三本足の カラスになって落ちて来たのです。最後の太陽を射落とそうとした時、 一本の矢がありませんでした。それは后 の妻の嫦娥が 「十個の太陽を全部射落としたら地上は夜だけの世界になっ ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kisousan/11709024.html

◇玉虫厨子と三本足のカラス
2009/8/2(日) 午後 0:17
... ところがそこには太陽の中の三本足のカラスとヒキガエル・・・つまり中国の馬王堆遺跡から出土した帛(はく)に描かれていた題材とまったく同じ絵柄が存在する。 馬王堆遺跡は黄河文明発祥地・・・中国江南、今のチワン省自治区や広東省に接する ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/50680269.html

◇三本足のカラス
2006/8/26(土) 午後 8:12
... 絵柄なども吉を願って描いてあることが うかがわれました。日本では、月にウサギがもちをつくですが、中国では、薬を作っているということになるそうです。また、太陽には、三本足のカラスがいるそうです。それが器の裏と表に描かれていたり なかなかただ見る ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/t31502/428273.html

◇★カ・ラ・ス・♪
2006/8/22(火) 午後 3:37
... 写真・・ 田舎の田園~~カラスものんびりしてますね! 日本のカラス神話 「古事記」 で、カラスは太陽をつかさどる神の使いとして、 はなばなしいデビューを飾っています八咫烏(やたがらす) 羽黒山の 「三本足の烏」 伝説もありますよね ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/miliakikaze/39102994.html

◇★シンボルマークの「三本足カラス」★
2006/4/4(火) 午前 1:29
■日本サッカー協会のシンボルマークの「三本足カラス」とは  JFAの旗章である三本足のカラスは、1931年(昭和6年)6月3日の理事会で採用されたもの。三本足のカラスは中国の古典では日の神(太陽)のシンボルといわれ、日本でも神武天皇東征の時 ...
  http://blogs.yahoo.co.jp/snow47snow/31798615.html

◇カラス
2006/2/21(火) 午前 6:33
... 八咫で「大きい」という意味になり、大きなカラスという意味です。 三本足のカラスにかんしては、中国の思想に太陽の中に三本足のカラスが住んでいるということから、陰陽道の中で三という数が縁起がよいからだそうです。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/yokohama_crows/27295009.html

◆24888 嫦娥

2009年09月26日 | 日本の山車
◆24888 嫦娥
 嫦娥については異説が多いが、絶世の美女だったといわれ、その美しい眉を形容して「娥眉」といわれる、これにも異説があるのだが…。
 □(げい。文字なし)は、嫦娥の夫だとされる。神仙だったといい、弓の名手でもあった。堯帝の諸侯だったころ、空には一〇個の太陽があってたいへんな日照りがつづき、農民が旱魃に苦しむのを見て、九個の太陽を弓で射落としたのだった。しかし、九個の太陽は、天帝・帝俊と太陽女神・義和の子だったからその不興をかった。怒った帝俊と義和は□(げい)を人間界に堕としてしまた。□(げい)はこのため通力を失い困窮し、悩んだすえ、崑崙山にでかけていって西王母に会い、仙薬二個を譲り受けたのだった。
 □(げい)は、そのまますぐに服用すればよかったのだが、家に持ち帰ってしまっておいた。或る日夫が出かけたあと、これをみつけた常娥は夫に断らずにこの仙薬を二個とも服んでしまった。嫦娥の身体は軽くなって宙に浮いたが、嫦娥はその心地よさについ月まで飛翔してしまった(常娥奔月)。さあ帰ろうとしたが、なんと我が家(人間界)には二度と戻ることができなくなっってしまった。嫦娥は軽率だった自分の行為を反省し、なぜ仙薬をおっとと一錠づづのまなかったのかと後悔し、大変悲しんで泣き暮らしたがもうどうすることもできなかった。涙に暮れて日をすごすうち、いつの間にかかつての美しい姿は、醜い蝦蟇蛙になってしまったという。秋の中秋の名月には蝦蟇になってしまった嫦娥の姿が月のおもてにあらわれるという。

□外部リンク
◇今日は「仲秋の名月」
2005/9/18(日) 午後 2:35
... 持ち前の気な性格が災いして、 九個の太陽を射落としてしまったのです。射られた太陽は黒い三本足の カラスになって落ちて来たのです。最後の太陽を射落とそうとした時、 一本の矢があり ... 「玉兎杵薬」と言って、うさぎは仙薬を作っているんだそうです。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kisousan/11709024.html

◆24887 西王母

2009年09月26日 | 日本の山車
◆24887 西王母
 西王母は、女性の仙人を統率する仙人として知られる。その姿はいろいろで。また、多くの説話がある。西王母、姓は楊、名は回。九霊太妙亀山金母、太霊九光亀台金母、瑶池金母などの別名がある。
 東王父の妻だといい、また妹だともいう。王母というのは、祖母のことだと言い、さしずめ西に住むおばあさんとでもいえようか。崑崙山に住み、西王母を訪ねてきた周の武帝・穆王が西王母に会い帰るのを忘れたという逸話が或る。また、前漢の武帝が長寿を願っていることを知り、西王母は天ら降りてきて仙桃七顆を武帝に與えたという。
 中国の古典である『列仙傳』には、ふしぎな話が数々記述されているが、そそ
西山経と、大荒西経には、人の姿をし豹の尾、虎の歯をもち、よく唸る。蓬髪で、そのうえには「宝玉の頭飾(玉勝)」をのせ、洞窟に住み、三羽の鳥が西王母のために食事を運んでくるというとあって、人間の姿からはなれている。
 西遊記の孫梧空は、西王母の「仙顆」である桃は一個で千年の齢をのばすという稀果とされるが、孫梧空がこれをむさぼり食い大暴れする話は子供の読み物でもよく知られる。 
□外部リンク
◇独白する男
2006/5/11(木) 午後 6:17
... 黒色の上下のジャージを着ており,その上伸び放題の蓬髪と長髯。一瞥したところ,結構若いようだが,しかし浮世離れした仙人然とした風貌であった。良くいえばそうであり,今の世の中,街中で寝転ん ... また階下のロビーから伝わってくるのかと,箱型に意匠さ ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/sakaitakayodaisuki/4532697.html

◇憂き世
2005/9/29(木) 午後 10:20
... 昨日山手線で見かけた、蓬髪、綴れ衣の仙人は、今頃どこに一夜の宿を求めえたでしょうか? 座席の隅っこに、肩をすぼめて座っていた仙人の表情が、妙に胸に焼き付いております。 諦めとも哀しげとも付か ... あのまま仙人もまた、為す術も無く山手線を何周もされ ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/makohina38/12636376.html


◆24886 東王父

2009年09月26日 | 日本の山車
◆24886 東王父
 東王父(とうおうふ)は、神話上の仙人。男性の仙人を統率する仙人中の仙人。東王公、東華帝君、東父、東君の別名がある。
 女性の仙人を統率する西王母とよく対比される。西王母は東王父の妻、また妹とも言われるが判然としない。
 古事記、日本書紀のスサノオノミコト(素盞鳴命)とアマテラスオオミカミ(天照大御神)の記述には、東王父と西王母を参考にしているという研究者がいる。