行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カリガネソウ、ヤマホトトギス

2018-10-01 20:00:52 | 花と小鳥
ガリガネソウとヤマホトトギス、
鳥の名前が名にあるぐらいしか共通点が見つかりませんが
9月の同じ時期、同じ公園の山道に花を写しました。


シソ科カリガネソウ(雁金草)。
花色の青が素敵です。
どこか、秋を感じさせます。


山地や原野の林縁などに生える多年草、
花弁は5枚、下側の花弁が舌状になり紋様が入ります。
花柱と雄蘂は花の上に伸び、その先が花の手前に回り込むように垂れます。
珍しい形の花弁と蕊ですが、
花粉が虫の背中につき、受粉がされやすいように工夫されています。


この花の上に伸びた雄しべと花の形が雁に似ているということで、
カリガネソウ(雁金草)の名。
別名はホカケソウ(帆掛草)、
こちらのほうが花の形からは判りやすいように思えます。


ユリ科ホトトギス属ヤマホトトギス(山杜鵑草)。
山野の林内に生える多年草です。


花は茎頂や上部の葉腋に散房状に上向きにつきます。 
花被片には斑点があり、上半部が反り返るのが特徴です。 


ホトトギスの名は
花の斑点が野鳥のホトトギスの胸の斑点に似ていることから。
ヤマホトトトギス、山の名がつきますが
平地の里山にも自生します。



コメント
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