行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

芙蓉と酔芙蓉とセセリチョウ

2018-10-04 20:00:56 | 花と虫
9月になり、涼しくなったせいか、
フヨウの花が再び勢いよく咲きだしました。
その花の中を覗くと、なぜかよくセセリチョウが吸蜜しています。
そんなフヨウの花の中を写していました。


芙蓉(フヨウ)。
アオイ科フヨウ属の落葉低木、
夏から秋、ピンク色あるいは白色の美しい花を咲かせます。
八重もあるとのことですが、基本はこの一重花です。


芙蓉がハスの別称でもあるので、
木芙蓉(もくふよう)とも呼ばれています。
その美しい花から、美しいもの、美女の形容としてもよく使われます。
しかし、もったいないことに、朝咲いて夕方にはしぼんでしまう1日花、
その代わり、長期間にわたって毎日次々と花をつけます。


よくみるのはこのピンク色の花、
鮮やかできれいです。
蕊も美しく甘いようで、チャバネセセリが吸蜜していました。


白花の芙蓉、
ここにもチャバネセセリが花の中に。


酔芙蓉(スイフヨウ)。
芙蓉の数少ない園芸品種の一つ、
朝、白く咲いた花が時間とともに徐々にピンク色になり、
夕方には酔いが回ったように紅くなるというその風流さが人気の品種です。
上、昼過ぎに写した酔芙蓉の花、まだ真っ白、しらふです。
その花にもセセリチョウ、こちらはイチモンジセセリが吸蜜していました。


上と同時間に写した同じ酔芙蓉、
この花は昼間から酔いが回り、紅くなっていました。
同じ木についた花ですが、個体差があるようです。
コメント
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