行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

残り柿とエナガとメジロ

2021-12-31 20:00:52 | 
残り数時間でコロナとオリンピックで明け暮れた2021年が終わり、
新しい年をむかえることになります。
諸外国の状況から考えると、
2022年も第6波、オミクロン株の感染拡大が予想され、
コロナ禍の世がまだしばらく続きそうです。
丸2年になるコロナ禍の生活、2022年中には終焉となって欲しいものです。
12月下旬、一つ二つ実の残った里山の柿の木に、
少しの時間差でエナガとメジロがやってきました。


エナガが数羽で柿の実に。
いろいろな木から木へと餌を探して移動していくエナガですが、
柿の実に来るのは珍しく、初めて見ました。


2羽で並んで、順番に。
すばしっこく動きまわるエナガ、
2羽が近くにそろって写るのもあまりないことです。


嘴の短いエナガ柿の実を啄むのはあまり得意ではないようです。
どうやって、突こうか考えているように見えます。


エナガが飛び去ると同じ柿の実にメジロがやってきました。
嘴もエナガに比べて長く、
身体の柔らかいメジロ、柿の実を食べるのは得意、好物でも降ります。


さっそく、柿の実を口にしていました。


一年中見られるメジロですが、
色も姿も可愛い小鳥です。

みなさん今年もありがとうございました。
よい年をおむかえください。



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師走の紅い実

2021-12-30 20:00:43 | 花,植物
師走の自宅や近所の散歩で写した紅い果実を数点、
いずれも正月の飾り物などとしても使われます。


12月の青空にソヨゴの紅い実が揺れていました。
モチノキ科モチノキ属の常緑小高木、
関東地方以西の本州、四国、九州に分布しますしますが、
赤い実が可愛いので庭木などとして植栽もよくされます。


ソヨゴ、
果実は直径7 - 8 mmほどの紅い球形、
3 - 4 cmの果柄があってぶら下がってつきます。
開花期は5 - 7月で雌雄異株、
雄花・雌花共に径4mm ほどの小さな白い花をつけます。


クロガネモチ、
これもモチノキ科モチノキ属の高木です。
赤い実がたくさんつき、
「カネモチ」の名が縁起よいところから庭木としてよく使われています。


夏6-7月に咲いた「クチナシの白い花」、
紅い実となっていました。
アカネ科クチナシ属の常緑低木。
この紅い実は黄色の染料して、おせち料理の栗きんとんなどに使用されます。


我が家の庭、
鳥が運んだオモト(万年青)が紅い果実をつけていました。
長寿や健康を司る縁起の良い植物、
そのまま庭に置いておいたら、いつのまにか数株に増えていました。
関東から沖縄にかけての山地に自生するスズラン亜科の常緑多年草です。


シロミ(白実)のマンリョウとマンリョウ(万両)。
白い実のマンリョウが紅い普通のマンリョウと並んで実をつけていました。
この植物も名前が縁起よく、赤い実が美しく正月の飾り物として、
よく使われます。


メギ科ナンテン。
赤い実が美しく、栽培も手間いらずであり、
庭木としてよく使われます。
その名が「難を転じて福となす」に通ずるところから、
マンリョウと同じく、正月の飾り物として使用されます。

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カイツブリもう一つの親子

2021-12-29 20:00:07 | 
12月15日の薬師池、
昨日掲載した2羽の雛を世話していたのが母親としたら、
こちらは父親、成長の遅れている末っ子に懸命に餌を与えていました。


カイツブリの親子、
昨日の親1羽、雛2羽から少し離れて、
親1羽、雛1羽、もう一つの親子がいました。


昨日の2羽の雛に比るとさらに小さな雛です。
多分、成長の遅れている末っ子です。


3羽の雛を一緒にすると、
餌をとられてしまい成長のできない末っ子、
2羽と1羽に分け、両親で分担して、餌を与えているようです。


雛は1羽、親の獲った餌を競争なしに全部もらえます。
何度も小海老などの餌を口渡しでもらっていました。


餌を食べ終わると、
親の背中に懸命にしがみつき、巣に戻るようです。


そんなカイツブリ親子の愛情あふれる様子を
4羽のキンクロハジロが意地悪そうな目つきでながめていました。
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カイツブリの親子

2021-12-28 20:00:57 | 
12月9日と12月15日の薬師池にて、
カイツブリの雛が生まれ、そして泳ぎ出していました。


薬師池の浮島にカイツブリの雛が3羽生まれていました(12/9)。
親がせっせと餌を運んでいました。
残り2羽は自分の番ではないとわかっているのか、
母親の羽の中に隠れています。


父親がなかなか戻ってこないのでしびれを切らせたか、
母親も餌を獲りに出かけました。
雛だけで取り残されて心細そうです。


12月15日、再び薬師池へ。
するとカイツブリの親子が泳いでいました。
1羽が親の上に乗っています。


雛がもう泳げるようになっています。
しかし、まだ潜ることはできず、
餌は親に獲ってもらいます。


泳ぐのも遅く、移動する時はすぐに親の背中に上りたがります。
雛が2羽しか見当たりませんが、
もう1羽の雛はもう一方の親が見ていました。
カイツブリの雌雄は外見では区別が難しく、
子育ては両親でします。


親に先にいかれて、
「待っておいて行かないで」と追いかけるカイツブリの雛、
必死な様子です。


小さな雛、
落ち葉と比較して見ました。


親が餌を獲りに潜ってしまったので、親の姿を懸命に探す雛鳥、
この後、親が水面に現れると、親の元に必死に泳ぎよります。
可愛い姿です。
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ホシハジロ

2021-12-27 20:00:09 | 
薬師池に4羽だけですがホシハジロが来ていました(12/9)。
雌1羽に雄が3羽、見ていると雌を中心に動いています。


ホシハジロ4羽がかたまっていました。
高い場所に上がっているのは雌、残り3羽は雄です。


見ているとこの4羽のホシハジロ、
いつも雌が中心に存在しているようです。
お姫様状態、3羽の雄に囲まれ、見つめられています。


雄3羽を引き連れ雌が先頭を颯爽と泳ぎ出しました。


こちらに向かってくる姿を一枚。
ホシハジロはカモ科ハジロ属に分類され、
日本では冬季に越冬のため飛来する冬鳥、
湖沼、河川、河口、内湾などに生息します。


雄の虹彩は赤く、頭部から頸部の羽衣が赤褐色で、
胸部の羽衣や尾羽基部の羽毛は黒色、
体側面の羽衣は灰色で、黒や黒褐色の細かい縞模様が入ります。
雌の虹彩は褐色、頭部から胸部にかけての羽衣が褐色です。


雄1羽が抜け駆け?
羽ばたきして肉体美を見せていました。
雌がうっとり見とれているように見えます。


ホシハジロにオシドリ♂が仲間に加わり泳ぎだました。
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カエデ紅葉にエナガ

2021-12-26 20:00:59 | 
終わりに近づいたカエデ紅葉にエナガが数羽で、
しばらくの間、食餌をしていました。


小川の岸辺のカエデの樹、
もう12月13日、紅葉も散りはじめています。


そのカエデにエナガが数羽、
鳴き声をあげながら、あちらこちらにこまめに移動していました。


橋の上が絶好の撮影ポイント、
直接の日もあたらず、少し見下ろしながらエナガにピントを合わせられます。
エナガも逃げずにいてくれました。


まだ紅葉が残っている枝に、
2羽が並んでくれました。


紅葉が散り、来春の芽吹きに向けて、
冬芽の膨らみが見られる枝にも2羽。


散り残った葉陰と冬芽に少し隠れて。


体長14cmほど、その半分が尾、
その長い尾を柄杓の柄に例えて、柄長(エナガ)の名が付けられたとか。
小さな体、そのちんくしゃな顔が可愛らしく、
個体数が多いのですが、鳥撮りには人気の小鳥の一つです。
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上谷戸のカワセミ

2021-12-25 20:00:12 | 
地元稲城の上谷戸親水公園、
その小さな流れに久しぶりにカワセミを写しました。


水辺の石の上にカワセミ、
薬師池以外では久しぶりに写すカワセミです。
下嘴全面がきれいなオレンジ色、雌の個体です。


石の上から鋭い目つき、
少ない獲物を懸命に探しているようです。


小さな橋の欄干の上からも獲物を探しています。


ついに獲物をゲット、小さな川海老です。
小魚やこんな小海老を1日に何匹も狩ります。


ほぼ枯葉になったカエデの木にとまりました。
12月の日はほんとうに短い、
まだ3時前ですが、日が低く夕刻の雰囲気に写りました。


羽をちょっと広げたのですが、飛びませんでした。
飛翔している写真をとトライもして見ますが、
シャッターを押したときは画面外となかなかうまくいきません。
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初ツグミ

2021-12-24 20:00:42 | 
今日はクリスマスイブ、
今年もあとわずかとなりました。
今年も新型コロナで明けそして暮れる一年になりそうです。
来年こそはコロナに悩まされない年となるように祈るばかりです。


里の畑の隅の柿の木に、
わずかに残った実を食べにツグミが来ていました(12/3)。
今冬の初見、初撮りです。


ツグミ。
ヒタキ科ツグミ属、
夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、
日本には冬季に越冬のため飛来する冬鳥です。


晩秋に飛来、
越冬地ではまず山地の森林などに群れて生活し、
山に木の実などがなくなると、平地へ移動し、単独で生活するようになります。
そして、春4月頃、再び群を形成し、繁殖地へ戻ります。


12月にもなると、山に餌が少なくなり、
里の残柿もわずかで熟熟、
それでも小鳥たちはその実を食べにやってきます。


上と同じ個体、
ちょっと斜め上を見上げるツグミがよく見せる得意のポーズで、
カメラの近くのヌルデにとまりました。


後姿を一枚。


ヌルデはちょっととまっただけで、
刈り取った後の稲が伸びた水田の畔に下りました。
ツグミの食性は雑食、
樹上で果実なども食べますが、
冬になると地上に下り、農耕地や河原などで木の実や昆虫などを採食します。
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ジョウビタキ♂

2021-12-23 20:00:15 | 
2月3日の散歩道、
2羽のジョウビタキ♂に遭遇し、撮影ができました。


白柵にジョウビタキの雄を見つけました。
半逆光、露出をアンダーにして、背景を黒くして見ました。
ジョウビタキの白色と柵の白色が目立ちます。


同じ個体、
こんどは畑地に残された支柱棒にとまりました。


逆光下、緑の中に光玉がたくさんできました。
露出はプラス補正、白い頭部、黒い顔面の中の眼もしっかりと写りました。


水辺のコケの上にひょっこりとジョウビタキの雄が出現、
あわててレンズを向けてみました。


小鳥にしては比較的警戒心の薄いジョウビタキですが、
あまりの近さに人がいて驚いたようで、
すぐに近くの灌木の中に逃げました。


ジョウビタキ、日本では冬鳥、全国に渡来します。
雄の頭上は銀髪のような白色で、顔面は目の周りが黒色、
胸から腹、尾にかけてはきれいなオレンジ色です。
翼は黒褐色、中ほどに白くて細長い斑点があります。


ジョウビタキの雌。
寒くなった夕刻に丸まっていました。
雄とは違う種類と思うほど体色が異なります。
腹部は淡褐色、頭部から翼は褐色、雄に比べてかなりの淡色です。
翼の中ほどにある白い斑点は雌雄共通、ジョウビタキの特徴です。
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ナンキンハゼ、ラクウショウの紅葉

2021-12-22 20:00:59 | 花と虫
自宅近くを散歩、
ナンキンハゼ、モミジバフウ、ラクウショウ、メタセコイアと
街路樹がきれいに紅葉をしていました(11/29)。


コメダ珈琲店の裏道、
ナンキンハゼの街路樹がいい色に紅葉していました。


ナンキンハゼ(南京櫨)、
トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木です。
原産は名からも想像されるように中国。
冬まで残る白い種子から蝋や油がとれ、
ハゼノキと同じく蝋燭の原料となります。


6-7月に咲くナンキンハゼの花は地味で目立ちませんが、
葉の形と紅葉が美しく、
街路樹や庭園樹としてよく用いられています。


マンサク科フウ属モミシバフウ。
カエデの仲間ではありませんが、葉の形はモミジ形できれいに紅葉します。
北アメリカ原産、この木も街路樹としてよく使われています。
別名アメリカフウ。


高層住宅の公園にラクウショウ(落羽松)が紅葉していました。
別名ヌマスギ、湿地によく生育し、呼吸根が見られことでも知られます。


ヒノキ科ヌマスギ属ラクウショウ。
名のように落葉する針葉高木です。
秋にオレンジ色に紅葉し、メタセコイアによく似ています。


そのメタセコイア、
ヒノキ科アケボノスギ属の針葉高木、別名はアケボノスギ。
ラクウショウと葉の形もよく似ています。
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