行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋のナンキンハゼとシジュウカラ

2013-11-30 20:00:01 | 

路横のナンキンハゼが紅葉、
そして落葉をしていました(11/18)。
実の黒い皮がはじけ、
中から真っ白な実が姿を見せています。


この白い実、油脂が多く含まれ、
これから蝋燭や石鹸を作ることができます。




油分が多いせいか
鳥たちがこの実によく集まります。
ジジュウカラが盛んに実をつついていました。


それから一週間後、
葉がすっかり落ち、
黒い外皮も落ち、
ナンキンハゼの実も白さを増したようです(8/24)。


この日もやはり、シジュウカラが来ていました。
里にも街にも多く見られる小鳥ですが、
けっこう動きがすばやく、
こうやって何かを食べているときにしか
なかなかカメラに収まってくれません。
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11/19多摩川にて(2)

2013-11-29 20:07:34 | 風景
是政橋を渡り、
多摩川の稲城側から府中側に来て見ました。




府中側の土手から是政橋を見上げると
河原は一面の白すすき、枯れすすきです。


すすき原のはるか向こう、多摩川の向こうには
筆者の住む稲城向陽台の建物も見えます。


反対側、西方面には
すっかり雪化粧をした富士山の雄大な姿が見られます。


渡りの鴨はまだあまり見られませんが、
川の淀みにはクイナ科のオオバンが群れて、遊んでいます。
北の湖や川から越冬に来ていると思われます。
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11/19多摩川にて(1)

2013-11-28 20:00:47 | 風景

多摩川の土手を歩いていると、
10人程の人が川の浅瀬を進んできます。
中に大きなビデオカメラを抱えている人が見られます。


やがて、何人かが投網を打ち出しました。
多摩川にどんな魚がどの程度の密度で生息しているのかを調べる
生物(魚類)生息調査の人たちと思われます。


投網をうまく打つのは難しいと聞きますが
きれいに広がっています。
見ると、網を打っているのはみんな年配の人です。


珍しい魚でもいたのでしょうか、
みんなが集まり、獲れたものを確認しています。


場所は南武線の鉄橋の下、
ちょうど、電車が鉄橋を通り過ぎていきました。
小春日和の温かい日です。
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小菊たち

2013-11-27 20:00:03 | 花,植物
11月といえば菊、
花の種類の少ない11月ですが、
畑畔、家の軒先などには色とりどりの
そして美しい小菊がたくさん咲きます。
道端に咲いていたそんな小菊を集めて見ました。


濃いピンク色の花びらが管状で
洋風な雰囲気のある美しい小菊です。


花びらが濃い紅色と白のバイカラー、
黄色の大きな筒状花もよく映えます。


薄赤紫と白の花びらの小菊、
花がびっしりとついています。


細身のピンクと白の混色の花びらですが、
蕾は濃い紅色でした。


黄色の典型的な菊の花びらに紅色が混じっています。
背景にドウダンツツジの紅色を配しました。


黄色の細い花びらがたくさん、
キク科の特徴である筒状花が見えません。


これはイソギク、
筒状花だけで舌状花のない菊です。
チャバネセセリがとまっていました。
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皇帝ダリア

2013-11-26 20:23:30 | 花,植物

11月も中旬となり、
皇帝ダリアの大きな花がよく目につきます。
秋の日がスポットライトのようにその花を照らしていました。




花が少ないこの時期、
貴重な存在になります。
下から見上げると、
雲一つない秋の青空にピンク色の花がよく映えていました。




4、5mはあろうかと思われる幹の茎頂付近に
一重の花を複数つけます。
黄葉の背景にしてもよく映えます。


こんなにも背丈が高いのですが、
木ではなく、キク科の草なのです。
公園に植えられている皇帝ダリアを
少し遠くから望遠レンズで撮って見ました。
山の木々の中に咲いているように見えます。


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初ツグミ、初カシラダカ

2013-11-25 20:00:30 | 

11月20日、
この冬初めてのツグミに遭遇、
カメラに収めることもできました。
川辺で餌を探していたようで、
足音に気づき、川辺の石垣の木陰に
飛び上がり隠れました。
よく見ると、虫のようなものをくわえています。


ツグミはシベリアなどで繁殖し、
冬に南下し、日本などで越冬する冬鳥、
渡った当初の秋から初冬のうちは森などで
集団で生活するそうなので、
この時期、里に単独でいるのは珍しいように思います。


家近くでメジロを追いかけていたら、
目の前に現れた小鳥、
アオジかと思いましたがカシラダカです(11/18)。
こんな早い時期、しかも住宅地に
カシラダカが見られるとは思いもしませんでした。


チッチッと小さな鳴き声が聞こえてきます。
じっとしてその方向を観察していると
眼前の野柿の枝にカシラダカが
少しずつ動きながらとまっていました(11/24)。


カシラダカも冬に日本に渡ってくる冬鳥、
日本に来るものはカムチャッカ半島などで
夏を過ごすようです。
集団でいることの多い小鳥のようですが、
今回は両方とも一羽だけで遊んでいました。
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楓もみじ

2013-11-24 20:05:34 | 花,植物

秋が短く、
今年はどうかと思っていた楓ですが、
東京稲城あたりでも、
11月も中旬が過ぎ、急に色づきを増してきたようです。






中途半端な性格のせいか、
真っ赤や真っ黄に変わった紅葉より、
紅、橙、黄、緑と彩りの楓紅葉のほうが個人的には好きです。


ほぼ真っ赤になっている葉もあります。


ほぼ同じ場所ですが、
まだみずみずしい緑色のもみじもあります。


上のモミジたちより少し大き目の葉、
上がイロハモミジ、こちらはオオモミジでしょうか、
橙色です。

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秋の景色

2013-11-23 20:00:31 | 風景
11月の中旬、
自宅近く(東京稲城市)の
散歩中に見つけた秋景色です。


上谷戸親水公園の遊歩道、
砂糖醤油を焦がしたような甘い香りがしてきました。
桂の黄葉が落葉して発する匂いです。
この匂い、カラメル臭の成分の一つでもあるマルトールが
桂の落葉に発生するためです。


中央公園の野球場、
今年の国体の軟式野球会場になりました。
その時、設備されたのでしょうか、
得点掲示板のストライク、アウトの赤、橙、緑が新鮮に思えました。
掲示板の後では木々が彩り、紅、橙、緑となっています。


真っ青な秋空、
バス通りの欅並木は紅葉そして黄葉しています。
欅の葉はいろいろな色になります。


街路のモミジバフウ(紅葉葉楓)並木、
望遠レンズで切りとって見ました。


カリンの実が2つ。


三沢川の草場域、
ここでカワセミが時々見られます。
黄金色の草が水面に映り、輝いて見えました。
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晩秋の赤とんぼ

2013-11-22 20:00:26 | 昆虫
2013年も残るところ40日となってしまいました。
小春日和の11月18日、
上谷戸親水公園の遊歩道を歩くと、
赤とんぼが終生を間近にして、
日向に暖をとるようにとまっています。




アキアカネのオスでしょうか、
体色の赤色も晩年をむかえ、くすんできました。
そして背景はすっかり秋の枯れ色に変わっています。


こちらもアキアカネのオス、
陽だまりの杭に体をくっつけるようにとまっています。
杭から反射の熱で体を温めているように思えます。


枯れかけの草薮にとまるアキアカネのメス、
体は汚れた茶色で赤とんぼとは思えません。
翅も傷んでいます。




ミヤマアカネのオス、
陽の光で温められた川辺の石にすぐとまります。
体色の赤色は秋のはじめに比べると
くすんで見えます。
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11月の蝶

2013-11-21 20:00:33 | 昆虫
秋も深まり、蝶の姿も少なくなり、
アゲハチョウなどはまったく見なくなりました。
それでも、11月の冷たい風の中、
必死で生きている蝶がいます。


枯葉の横で枯葉と同じような色の翅を見せて
石にとまる蝶がいました(11/2)。
ムラサキシジミと思っていましたが、
写真をよく見ると、後翅に尾状物があります。
ムラサキツバメです。
後翅の尾状物以外はムラサキシジミによく似ています。
ムラサキツバメはもともと南方系の蝶、
20世紀には東京では見られなかった蝶です。
この蝶、成虫で越冬するそうですが、
東京の多摩地区でも越冬できるのでしょうか。


紅葉はじめの楓の木の上方に、
勢いよく飛んできてとまりました。
ルリタテハです(11/2)。
この蝶も翅を閉じた翅裏は枯葉のようで、
成虫で越冬します。


弱々しく飛び、地面近くの草にとまった蝶、
翅を開いてくれました。
ウラギンシジミのメスです(11/9)。
翅裏はその名のとおり、雌雄とも真っ白ですが、
翅表は雌雄で色が違います。
この蝶も成虫で越冬します。


セイタカアワダチソウにシジミチョウが2匹、
ウラナミシジミとベニシジミです(11/2)。
ベニシジミは秋遅くまで見ますが、
幼虫で越冬し春3月には成蝶になります。
ウラナミシジミは寒さに弱い蝶、
11月初旬ごろが今年最後の姿なのかもしれません。
卵も幼虫も関東地方では越冬できません。
春、温かい南方で発生し、
繁殖を繰り返しながら北上してきます。


ツマグロヒョウモン(オス)、
この蝶ももともとは南方系、
寒さにはあまり強くないと思われますが、
個体数が多いからでしょうか、
11月18日になっても姿が見られました。
さすがに飛び方も弱々しいように思えました。


ヒメアカタテハ(11/18)、
この蝶もツマグロヒョウモンと同じく個体数が多く、
秋遅くまで姿が見られます。
成虫では越冬できないようです。

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