行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

最後はシメ

2012-12-31 22:35:45 | 
紅白歌合戦も間もなく終わりを向かえる時間が近づいています。
今年も365日,いや366日がすぎようとしています。
今年の最後,おおとりは冬の渡り鳥であるシメで閉めたいと思います。
一昨年は中央公園の林間で,
冬の間,何回かお目にかかることができたシメ,
しかし,昨年は一度もその姿を見ることができませんでした。


今年は中央公園に何羽か来ているようで,
木から木へと飛び移るシメの姿を2,3度発見,
そして,少し遠めからですが,写すことができました(12/23)。




やはり同日,
親水公園を歩いていると,
川を挟んだ向こう岸の竹林にシジュウカラを
追いかけるようにシメが現れたました。
竹の緑を背景にしたシメが撮れました。


里山地域を歩いていると,
残り柿を目当てにきていたツグミに混じり,
大きさはほぼ同じですが,
ツグミとは様子が違う鳥が木にとまっていました。
この嘴,鋭い目つき,これは鴲(シメ)です。


シメはカワラヒワやウソと同じく,
アトリ科の小鳥,
このごつく太い嘴が特徴です。
比較的じっとしていてくれるので,
このユーモラスな顔,スタイルとあいまって,
写真を撮るには楽しい鳥です。
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シジュウカラ

2012-12-30 21:35:21 | 

カワセミの飛んでいる姿は
なかなかとらえることができませんが,
シジュウカラが木から飛び立った瞬間を
偶然ですが,撮れました。


上と同じ木にいたシジュウカラです。
どこにでも見られる小鳥ですが,
いざ写真となるとすばしこく,
なかなかよいカットが撮れませんでしたが,
眼もパッチリときれいな体色のシジュウカラが撮れました。
大人の雄鳥でしょうか。




稲城中央公園のシジュウカラとヤマガラです。
目の前の林をコゲラ,メジロを交えて,
忙しく通り過ぎていきました。
よくみるとシジュアウカラは木の種らしきものをくわえています。
外敵から互いに身を守るため小鳥同士で集団となり,
餌を探がして,木から木へと移動しているものと思われます。
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カワセミその3

2012-12-29 21:12:41 | 

その3は12月24日の上谷戸川のカワセミ,
この日はとても寒い冬の日,
遊歩道を歩く人,川で遊ぶ子供たちの姿もなく,
カワセミの警戒心がうすらいでいるようです。


同じ場所に長くとまり,
5mほどの距離まで近づいてみましたが逃げずにいてくれました。
ここのカワセミにしては珍しく,川辺の木の枝にとまる姿,
羽の質感がわかるほどに,近くで撮れました。
きれいな雄のカワセミです。


上と同じ個体ですが,
こちらは日当たりのよい場所にとまったものです。
上のものがやや日陰でカワセミの羽色が濃い青色に写っているのに対し,
こちらは緑色に近い青に見えます。
カメラの設定は同じです。


実はカワセミは青色の色素を持っていません。
このきれいな青色や緑色は構造色といわれるもので,
羽毛にある微細構造に当たる光の具合で色が変化するのだそうです。
カワセミの場合,玉虫ほどの多彩な変化はありませんが,
日向と日陰,朝の光と日中の光,
光によって青色が異なって見えるのはこのためのようです。
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カワセミその2

2012-12-28 21:45:13 | 
カワセミその2,昨日の続きになります。
実は12月16日,
三沢川のカワセミはすぐに逃げられてしまい写真は2枚だけ,
物足りなさを感じて,上谷戸川に足を伸ばしてみました。




ここは小川に沿って遊歩道があり,
川淵には自然石が配され,
カワセミはその石にとまりながら餌を探し
移動をするようです。
飛び去ってもその方向の石の上を注意して探すと,
大概,見つけることができます。




そんなわけで,
この日も石の上にとまるカワセミ発見,
その1とは別の個体,雄のカワセミです。
移動をしながら様々な石にとまってくれ,
背景がそれぞれ違うカワセミの姿が撮れました。
その1の11月に同じような場所で捕ったものに比べると,
周囲の景色はすっかり冬です。




とまっているところばかりではと思い,
飛ぶ様子を見せた瞬間にシャッターを押してみました。
シャッタースピードが1/200では動き物は
やはりぶれてしまいすがカワセミの後姿です。
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稲城のカワセミその1

2012-12-27 22:45:44 | 
つい最近,NHKの「ダーウィンが行く」で都会のカワセミが
取り上げられていました。
翡翠の字のごとく,清流の宝石といわれるカワセミですが,
清流が少なくなり,生活環境を広げた結果,
多少の汚れた水にも順応したものと思われます。
今や,銀座や赤坂の水辺にもカワセミが見られるそうです。


3年ほど前,稲城の三沢川にカワセミの姿を見たとき,
こんな駅前の住宅地,
しかも幹線道路のすぐ脇にカワセミがいることに感激をしましたが,
今や東京郊外の人口の流れにも,
カワセミの姿は珍しいことではないようです。


その三沢川,秋に川淵の草木が刈られてから,
見ることがめっきり少なくなったように感じていましたが,
久しぶりに三沢川のカワセミを撮ることができました(12/16)。
羽やお腹に白く写っている部分があるのが気になりますが,
雄の個体です。


三沢川の上流支流にあたる上谷戸川,
里山の自然景観を残し,
上谷戸親水公園の核として整備され,
夏にはホタルが放されもする,
500mに足りないほどの小さな川です。
清流とはいえないまでも,きれいな水の流れです。
ここにもカワセミが住み着いているようです。


川に沿って遊歩道が整備され,
より近くに,目線と同じ高さにカワセミが見られます。
写真は11月の初旬,
その日も遊歩道を歩いていると,
小さな流れの上を低空飛行して,
カワセミが川岸の石にとまりました。
嘴の下端にオレンジ色が見られます。
雌のカワセミです。
秋の終わりの景色を背景に自然石にとまるカワセミが撮れました
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雨上がり

2012-12-26 23:20:48 | 花,植物
雨があがりの薄日がさした22日,
身近な植物の雨粒を撮ってみました。




すっかり葉が落ちた楓の木です。
よくみると雨粒以外にもう来年に向けて新しい命が芽生えています。


庭の金柑にかかる雨粒を撮って7見ました。


庭の四季咲きの薔薇の木,
そこにも新しい芽生えがみとあります。
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ベニマドンナ

2012-12-25 22:36:36 | 花,植物

この柑橘,一見みかんに見えますが,
味と香りはオレンジによく似たものでした。
皮はとても薄く,みかんのように手でするすると剥けます。
中の実もみかんのように袋ごと食べられます。
みかんの食べやすさとオレンジのおいしさを併せ持った柑橘です。


実は,愛媛松山に遊びに行っていた妻が
珍しい柑橘ということで友達からいただいてきたものです。
まだ流通数が少なく,なかなか手に入らないものだそうです。
二ついただいたものを一つ食べてみたら
あまりにもおいしかったので,
一つだけになってしまいましたが写真にしてみました。
品種名は,夏目漱石の坊ちゃんにちなんでベニマドンナというそうです。


今日は柑橘でまとめるということで,我が家の金柑です。
色づきがまだひとつですが
今年もたくさん実をつけていました。
おせちにも使えそうです。


これも我が家の姫柚子,
去年に続いてたくさんの実をつけています。
当たり前のことですが,
採って皮をむくと柚子のいい香りがします。


これは近所の畑の隅に植えられていたみかん,
東京多摩地区ですが,実がたくさんついていました。
そこにメジロが数羽でやってきていました。
みかんも好物のようです。
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鵙(モズ)

2012-12-24 22:29:08 | 
秋には山から下りてきて縄張りを作り,
高鳴きと,モズのはやにえという行為が
よく知られ,秋の鳥とされるモズです。
しかし,なぜかその姿をよく目にするのは冬に入ってからのように思います。


12月16日,
草葉から飛び上がり,木の枝にとまったモズ,
少し離れたところから,まずは一枚,
枝の影が頭にかかってしまいましたが,
やさしい顔をしたリス科の小動物にも見える雌モズです。


影のかからない場所を求めて,
そっと回り込み,さらに近づいてみました。
逃げずにさかんに尾羽を振っています。
上と同じモズですが,
角度を変えると違うモズに思えるほど,
表情が違います。
嘴から眼を過ぎてかかる帯が茶色なのが雌モズ,
雄モズはこの帯が黒色です。


こちらは河川敷に見つけたモズ,
木の枝から地上の獲物を狙っているようです。
これも雌モズですが,
このところ露出度が高い自民党の
石破幹事長を思わせる鋭い目つきです。


上と同じモズ,狩に失敗して,
別の木にとまったところ,
やさしい雌モズの顔にもどっていました。


こちらは遠くの電線にとまり,
大声をあげて鳴いていたモズ,
こちらも腹部のうろこ斑がはっきりしているので
雌モズと思われますが,
この表情はイタチの仲間の小動物のように見えます。
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河原鶸(カワラヒワ)

2012-12-23 21:53:05 | 

枯れ枝につく木の種を求めて,
小鳥が数羽,枝から枝へと移動をしていました。
スズメでもシジュウカラでもありません。


そっと近づいてみると,
太い嘴,風切羽に見える黄色,
河原鶸(カワラヒワ)のようです。


スズメほどの大きさのアトリ科の小鳥,
アトリ科の鳥であることがこの太い嘴ですぐにわかります。
里には一年中見られ,スズメと見間違いもされますが,
茶色からオリーブ色の体色,
風切羽の黄色とあわせて,
よくみるときれいな小鳥です。


カワラヒワは木にとまり,
木の実や種を餌にしている姿をよく見ますが,
地に下りて,土の中にも餌を探すようです。
冬の休耕畑に十羽程度のカワラヒワが下りて嘴で土を掘っていました。


仲良く行動していた二匹,
頭のオリーブ色が濃いのが雄,
茶色なのが雌です。
並んでみると雌雄の色の違いよくわかります。
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コゲラ

2012-12-22 22:11:45 | 
鳥の写真が続きます。
啄木鳥(キツツキ)の仲間であるコゲラ,
里の留鳥,一年中眼にできる小鳥の一つです。
しかし,夏の間は,
なかなか姿をレンズに捉える機会がありませんでした。






秋になり,葉が落ち始めたせいでしょうか,
木の幹に虫を探して渡り歩いているコゲラの姿を
よく見るようになりました。
こんな枯れ木,傷んだ木に好みの虫がたくさんいるようです。




他のコゲラが突いたのでしょうか,
それともこのコゲラいつもこの木に来るのでしょうか,
コゲラが突いたと思われる穴がいくつか空いています。

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