行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

雪上の小鳥

2018-01-31 20:00:31 | 
東京は最低気温はマイナス、
最高気温が10度以下の毎日、
22日に降った雪がなかなか解けません。
積雪があるのも珍しい東京、
雪と小鳥の組み合わせも珍しいということで、
積雪の公園に小鳥を探して見ました。


ツグミ科ツグミ。
よく見られる冬鳥です。


ツグミ科シロハラ。
ツグミに比べて、林間など薄暗いところにいることの多い冬鳥です。


ヒタキ科ルリビタキ。
若い雄、多分10日ほど前に見たのと同じ個体、
2度目の遭遇です。
高山で繁殖し、冬になると低地に下りてきます。
薄暗い林の低い場所に見られる小鳥です。


ヒタキ科ジョウビタキ雄。
こちらは秋に渡って来る冬鳥、
ルリビタキに比べて、
開けた明るい場所によく見られます。


シジュウカラ科シジュウカラ。
平地から山地の林、 市街地、住宅地でも一年中見られる、
最も一般的な小鳥と言えます。


ヒヨドリ科ヒヨドリ。


小鳥ではありませんが
雪上のセンダンの実、
多分、ヒヨドリが落としていったものです。
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雪道のロードレース

2018-01-30 20:00:58 | 風景
28日の日曜日の昼過ぎ、
薄日がさしはじめたので、
ブログのネタ作りにと、
鳥撮りを意識して望遠レンズを抱えて、
まだ積雪の残る近くの公園まで行って見ました。


自宅から公園への歩道橋に向かうと、
下のバス通りを、
ゼッケンをつけたたくさんのランナーの姿が、
スーパーマンのユニホーム姿も見られます。


バス通りを左に折れて、
野球場の周回道に入りました。
野球場はまだ雪で真っ白、
22日の降雪からほぼ1週間が過ぎましたが、
歴史的低温の毎日、
人の手の入らないところはなかなか雪が解けません。


ここから周回道は上り坂になり、
左折してクジラ橋を渡り、
ゴールへと中央公園陸上競技場へ向かうようです。


陸上競技場の周回道をほぼ一周して、
次々とランナーがFinishの横断幕の下に到着します。
「ぽんぽこマラソン」とも呼ばれ、
毎年1月の最終日曜日に行われている
稲城市民ロードレースの模様でした。


アナウンスを聞いていると、
もともとは5kmと10kmのレースでしたが
10kmは残雪のためにコース変更、
8.5kmのレースになったようです。
ゴール地点もスタンド前からフィールドの中央部分に変更されています。


4日前の24日、
たまたま通りかかり、競技場の雪かき風景を写していました。
今考えると、たくさんの人がこの日のために雪かきをしていたのでした。
不思議な形に雪かきをしていると思いましたが
この時すでにゴールの場所、コース変更が決定していたようです。
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カワラヒワ

2018-01-29 20:00:00 | 
文字通り、
河原でカワラヒワが群れていました。


アトリ科カワラヒワ、
集団で河原の樹木にとまっていました。
冬鳥である、極めてよく似たオオカワラヒワの可能性もありますが
筆者には区別が難しいので、カワラヒワとします。


少し近づいて、3羽を。
太い嘴と鮮やかな黄色の混じる翼が特徴です。


大きさはスズメとほぼ同じ、
全体的に黄褐色、
頭部はオリーブ色と表現できるでしょうか。


この個体、頭巾を被っているように見えます。
老鳥でしょうか。


英名は "Oriental Greenfinch"
訳すと東洋にいる緑色のアトリという意味になります。
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エナガ

2018-01-28 20:00:22 | 
「チュル、チュル」と鳴き声をあげながら
10羽ほどのエナガが低木から低木へと移動していきました。
小さく可愛いエナガ、
動きが早く、高所にいるとなかなか撮れませんが、
低木に見つけるとレンズを向けたくなります。


体長は14~15cmほど、
その半分が尾です。
この尾を柄杓の柄に例えて、柄長(エナガ)の名です。


尻尾を除き、胴体だけを考えると
日本にいる小鳥では最小だそうです。
その容姿も可愛らしい。


シャッターが遅れての偶然ですが、
羽を広げて飛び立つたエナガ。
枝から枝へ、忙しく移動しながら餌を探します。


冬芽が目立ち始めた木々に次々と移動していきます。
これはアカシデ。


顔に枝が少し被ってしまっていますが
これも羽を広げたところが撮れました。
冬芽はクヌギです。


サクラの冬芽にもやってきました。
今年の1月は本当に寒い、
2月もこの寒さが続くとの予報、
春の訪れ、この冬芽が開くのはいつになるのでしょうか。
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アオジ

2018-01-27 20:00:04 | 
ホオジロ科アオジ、
北海道の林や本州の山地で繁殖し、
秋の深まりとともに積雪のない低地の林や河原の藪にやって来ます。
個体数は少くないのですが、
警戒心が強く、人が近づくとすぐに藪の中に逃げ込んでしまい、
じっくり撮影するのが以外と難しい小鳥です。


アオジの雄。
頭部が緑灰色、目から嘴にかけて黒いのが雄の特徴です。
名はオスの頭部の色彩に由来するようです。


アオジ雌。
逃げたつもりでしょうが、
すぐ近くのノイバラの枝にとまりました。
雌の頭部は褐色、薄い黄色の眉線があるのが特徴です。


雄です。
上の雌と比較すると頭部の色彩の違いがよくわかります。
雌雄ともに腹部はきれいな黄色の地に黒の縞模様が見られます。


一番上と同じ個体、雄です。
雌に比べる褐色の羽色も全体に濃いようです。


藪の中からちらっと姿を見せた雌。
目の前にクズのマメ果がぶら下がっています。


ハリエンジュ(ニセアカシア)の枝にも。
これは雄です。


公園の植え込み、
「チッ、チッ」と鳴き声をあげながら
雪の上を餌を探していました。
アオジの雌です。
公園の植え込みなどにも姿が見られます。
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冬牡丹と五重塔

2018-01-26 20:00:51 | 風景
上野の牡丹園、
正確には上野・東照宮ぼたん苑、
隣接して上野東照宮があり、
重要文化財である旧寛永寺五重塔が苑内のあちらこちらから眺められます。


苑内から桜の古木と五重塔。
この五重塔、寛永寺のものと思っていましたが、
ずいぶん昔に都に寄付されたそうで、
場所も上野動物園の中にあります。
したがって上野の五重塔あるいは旧寛永寺五重塔と呼ばれます。


白い冬牡丹と五重塔。
この日は今にも雨が落ちてきそうなどん曇りでした。


五重塔と桜の枝と冬牡丹。
塀の向こうは東照宮の参道です。


上の位置から少しひいて、
さらに蝋梅を加えています。


東照宮参道の灯篭を背景に冬牡丹。
写真には邪魔くさい藁囲いですが、
結び目の形を変えるなど工夫もしているようです。


ぼたん苑から出て、東照宮の参道。
たくさんの灯篭が並んでいました。
どれも3mはあると思われるりっぱな灯篭です。


せっかく持って行ったので、
牡丹の花をマクロレンズでアップ。
八重花ですが薔薇とは違い蕊がたくさんありました。
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冬の牡丹

2018-01-25 20:00:32 | 花,植物
写真教室の1月の現地勉強会は「寒牡丹の観察、撮影」。
上野・東照宮ぼたん苑に集合でした。
真冬に牡丹が咲いているのかと疑問でしたが、
色とりどり、たくさんの花が見られました。

後で知ったことですが寒牡丹と冬牡丹は異なるとのこと。
牡丹には春と冬の2期咲きの品種があり、その冬咲きのものが寒牡丹、
春咲きの牡丹を、 温室で春の状態をつくり咲かせてから、
温室から取り出して、植えたものが冬牡丹だそうです。
寒牡丹は咲かせるのが難しく、数も少なめ、
そして葉もなく(牡丹は落葉樹)、花も小さめ、
冬牡丹は葉が青々として、花も立派、
どうもレンズを向けたのは冬牡丹だけだったようです。


入口を入るとすぐ、牡丹に並んでパンダのぬいぐるみが、
上野はパンダ誕生にどこも沸いているようです。


冬牡丹、
霜よけにわらぼっち(藁囲い)が施されています。
背景がぼかせず撮影には今一つですが
これはこれで、冬の牡丹の風情となります。


淡いピンク色、
桜の花のような色です。


白の大輪花が2輪、
りっぱな花でした。


花びらの先がうっすらと紅色がかかる白花。


紅紫の花、
一番多く見られました。
自然に5月に咲くものに比べると、
花も葉も多少弱々しく、やはり温室の花です。


淡い黄色の花、
この日はどん曇りだったのですが
背景に光玉が入りました。
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東京の大雪

2018-01-24 20:00:19 | 風景
1月22日、
南岸低気圧の通過により、
東京は4年ぶりの大雪となりました。


積雪のある雪は今季初、
それが東京にとってはずいぶんの大雪となりました。
15時、自宅前でその雪降る模様を。


最初は5~10cmの予想だった積雪、
降り出しが昼前と早く、
想ったより激しい降り方、
15時にはもう予想を超えることは確実、
未明まで降るという予報からは
この時点で、多摩丘陵のこの辺りでは30cmを超えると思われました。


車の屋根などはもう15cmほどに、
昼間にこんなに積もるのは初めて見ます。


翌23日は真っ青な空が広がる好天日。
そして夕刻5時、まだ明るさの残る空に美しい夕焼け雲が。
もう雪も解けたことと、カメラを片手に外に出て見ました。


この日の日差しは朝から強く、
マンションの屋根の雪もすっかり解け、
ほんのわずかに残るだけです。
そして、気がつけば、日がずいぶん長くなりました。


尾根幹線クジラ橋へ。
ここは多摩丘陵の東端の見晴らしがよい場所、都心が見渡せます。

中央の空き地には当然ながらまだ雪が残り、
道路の雪解け水が車のテールランプを赤く映しています。
雪で空気が洗われ、都心の灯かりがよく見えます。


やはりクジラ橋から、
西側の夕焼け空を。
大寒波襲来で寒くなるということですが、
明日も晴れ日になりそうです。
しかし、道路の凍結は必至、要注意です。


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ジョウビタキの雌

2018-01-23 20:00:59 | 
ジョウビタキの雌、
目元パッチリ、ルリビタキの雌に負けず劣らずの美人(美鳥)さんです。
そして、低い枝にとまり、近くまで寄れるので、
絶好のモデルになってくれます。


ジョウビタキ。
ヒタキ科に分類される小鳥、
日本では冬に見られる渡り鳥です。
白い頭部、黒い顔と厳つい雄に比べて、
少し小型に見え、可愛い姿の雌です。


まずは後姿。
頭部から背上部は淡褐色で、
背下部はオレンジ色です。
翼が黒褐色、中ほどに白くて細長い斑点は雌雄共通です。


前からの姿。
腹部は淡いオレンジ色です。
雄の腹部は濃いオレンジ色と色味が異なります。。


斜め横から、
白い斑点がよく目立ちます。


真横からの姿。
上4枚はぽっちゃり形に写っていますが、
こんな細身にもなります。


これから2枚は河原に見つけたジョウビタキ♀
背景の水色は川の水です。


平地からの低山の明るく開けた林の中に生息、
冬の日本では人里や都市部の公園、河原などでも見られ、
身近な冬鳥、ジョウビタキです。
親しみを込めて雌はジョビコ、雄はジョビ吉なんて呼ぶ人もいます。
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シロハラ

2018-01-22 20:00:00 | 
ツグミ科シロハラ、
大きさはツグミほど、北の国から渡って来る冬鳥です。
西日本に比較的多いとありますが
東京多摩丘陵でもよく見られます。


落ち葉のたまる林で
落ち葉をガサコソ、ガサコソさせていました。
雄の個体と思われます。


やや暗い林などで
こんな音を聞いたら、シロハラかもしれません。
食性は雑食で、落ち葉の中の昆虫やミミズなどの小動物を捕食したり、
木の実も食べます。
頭部や背部の毛色が上のものと比べて薄いのでこれは雌の個体です。ス


都市部の公園や緑地帯などにも姿を見せます。
地上をピョンピョンと跳ねながら、地上の餌を探します。
シロハラといっても必ずしもお腹が白というわけではありません。
雌は白っぽいのですが雄は褐色の部分が多く見られます。
この個体は雄と思われます。


地上から一時的に木の枝にとまりました。
シロハラの後ろ姿、
羽色は褐色と灰褐色です。


上と同じ個体、
これも雄のようです。


人の気配に地上から竹柵の上に逃げたシロハラ、
すぐ近くから後ろ姿を。
これも雄のようです。
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