行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ホタルブクロとアジサイ

2014-06-30 20:00:47 | 花,植物
6月の雨がよく似合う蛍袋(ホタルブクロ)、
山野に自生するキキョウ科の多年草です。












6月になると大きな釣鐘状の花を咲かせるホタルブクロ、
花色は赤紫と白、関東には赤紫、関西には白が多いといわれていますが
実際はその中間色が多く見られます。
6月初旬から中旬、ほぼ同じ場所(稲城城山公園付近)に見つけた花を
色濃い順に6つ並べてみました。


地面にほぼ直角に下向きに花をつけるホタルブクロ、
年よりには少しきつい姿勢、
無理をして花の中を写して見ました。




小雨の中の紫陽花そして紫陽花の咲く道、
紫陽花はやはり雨がよく似あいます。
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綿菓子のような花(シモツケソウ、シモツケ、煙の木)

2014-06-29 20:00:16 | 花,植物
6月の中旬に写した草花です。


草原の緑の中に美しいピンク色の塊、
紅い綿菓子のような花がありました。


バラ科シモツケ属のシモツケソウです。
山野に咲く多年草、
群落して見られるようですが
ここには数本がかたまっていました。


さらに花に近づいて見ると、
小さな5弁花が花序に重なってたくさん付き、
それぞれ長い蕊があります。
ふわっと見えるのはそのせいのようです。


白いシモツケの花。


紅色のシモツケの花。
同じバラ科シモツケ属ですが、
シモツケソウは草本、シモツケは木本です。
花の感じも少し違い、
シモツケのほうが密集して花がつくようです。


ウルシ科ハグマノキ属の木本、煙の木です。
霞の木とも呼ばれます。
こちらも綿菓子のような花です。


実はこの綿菓子のようなもの、
正確には花ではなく、
花後に伸びた花柄だそうです。


この煙の木、スモークツリーの名があり、
ヨーロッパの家には普通に見られる木のようです。
先日行ったドイツ、ハイデルベルク城オットー・ハインリヒ館の前に
木いっぱいに紅色の煙をまとったスモークツリーがありました。
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ビヨウヤナギ、キンシバイ

2014-06-28 20:00:40 | 花,植物
6月の声を聞くと、
黄色の大柄の花が公園や道などの低木に
たくさん咲いているのを見ます。
ビヨウヤナギ(美容柳)とキンシバイ(金糸梅)、
そしてその仲間のオトギリソウ科の花たちです。


ビヨウヤナギ(美容柳)です。
未央柳とも書かれますが花が美しく
葉が柳に似ているいのでビヨウヤナギの名のようです。


なんといっても先が少し湾曲した
たくさんの長い雄蕊がこの花のチャームポイントです。


これはピペリナカム・カリシナム、
花はビヨウヤナギによく似ていますが
雄蕊がやや太く、直線的です。
またビヨウヤナギに比べ草丈も低く、花数が少なく咲きます。
なぜかセイヨウビヨウヤナギではなく、
セイヨウキンシバイの別名があります。


キンシバイ(金糸梅)の花です。
ビヨウヤナギに比べてひとまわり小さな花を
やや下向き、半開きに咲かせます。


雄蕊がたくさんあることは変わりありませんが、
花びらの外に出ることはなく、
ビヨウヤナギに比べてかなり短いものです。


ピペリカム・ヒドコードです。、
キンシバイの園芸改良種、
キンシバイに比べ花径が大きく、ビヨウヤナギほどの大きさです。
花も上向きで開いた状態になります。


公園などに植えられ、キンシバイと呼ばれているものの多くは
このピペリカム・ヒドコートとのこと、
大輪キンシバイの名があります。


最後にコボウズオトギリ、
これもオトギリソウ科の園芸植物です。
花は少し小さ目のビヨウヤナギ、
花が終わるとすぐできる薄紅色の果実が特徴です。
この果実が坊主頭のようなので、コボウズオトギリの名があります。
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ヨーロッパの小鳥

2014-06-27 20:00:09 | 
フランス、スイス、ドイツの旅、番外編です。
観光地を団体で忙しく移動する途中、
たまたま目の前に現れた小鳥にレンズを向けてみたものです。
持って行ったレンズも18-105mmの標準ズームと70-300mmの望遠ズーム、
多くは標準ズームをつけての移動でした。
当然しっかりした鳥の写真になりませんが
日本とは少し違う鳥たちがいました。


モンサンミッシェルの石段にいたスズメ、
日本の雀より体色が濃く、
頭頂部が灰色です。
イエスズメと思われます。


スイス、グリンデルワルト駅中の
レストランの椅子に朝早くからとまっていました。
これもスズメの仲間と思われますが
頬に紅色があり、頭頂部が灰色です。


スイス、グリンデルワルトにて、
草原で餌を探しているようで、すぐ近くで撮れました。
クロウタドリの雌です。
雄は名のようにまっ黒、美しい声で鳴きます。
雄の姿も何度か見たのですが写真は撮れませんでした。
ツグミ科の鳥、ヨーロッパにはたくさんいるようです。


スイスベルンにて、
造り物ではなく生きている鳥です。
鳩と思われますが、日本ではあまり見ない毛色です。


ドイツ、ホーエンシュバンガウにて、
ゴジュウカラ(五十雀)です。
日本にもいるようですが、私は見たことがありません。
はじめて見ることになります。
下向きに歩くことができるのが特徴、
免税店の庭、日本では信じられないほど近くにこんな小鳥がいます。


ヴィース教会のバスの駐車場にて、
教会見学後バスに戻ると、バスの横を歩いていました。
調べてみるとズアオアトリ、
日本にはいませんが、ヨーロッパには多くいる小鳥のようです。


ノイシュバンシュタイン城の森の中で
とても美しい鳴き声をあげていました。
これもズアオアトリです。
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フランス、スイス、ドイツの旅16(ハイデルベルク)

2014-06-26 20:00:36 | 旅行記
ローテンブルクから古城街道を2時間ほど西に走り、
ネッカー河畔に広がる古城と学生の街、
ハイデルベルクに到着しました。
遅い昼食をすませ、まずハイデルベルク城へ。


入場のエリザベス門から見る城跡です。
この有名な城は17世紀の2度の戦争(30年戦争、プファルツ継承戦争)
により破壊され、その後修復も計画されましたがそれには至らず、
壊されたままの廃墟の状態で保存がされるようになりました。


(フリードリッヒ館)
廃墟のような城の風情が人々を魅了し、
毎年たくさんの観光客が訪れています。


(オットー・ハインリヒ館)
このお城、14世紀末から何度も増改築が繰り返され、
ゴシック、ルネッサンス、バロックと
様々な建築様式が集まっているそうです。
そう言われれば、いくつかある建物、
それぞれ感じが違うように思います。


このワインの大樽、
フリードリッヒ館横の大樽棟にありますが
22万リットル、瓶にしておよそ29万本のワインが入ります。
世界一の大樽のようです。
階段を上ると樽の上に広場があります。
樽の下の人と比べるとその大きさがわかります。


ネッカー川、カール・デオドール橋より眺めたハイデルベルク城、
特に右側が大きく壊れているのがわかります。
工事の足場のようなものも確認できます。
壊れた状態で、これ以上壊れないように保護されているようです。


フリードリヒ館のテラスより眺めたハイデルベルクの街、
緑に赤茶色の屋根瓦が映え、美しさを演出しています。


同じくテラスより眺めたネッカー川とカール・デオドール橋、
この美しい橋もハイデベルクの名所の一つです。
先の城の全体写真はこの橋の中ごろから撮っています。


コルンマルクト広場のマドンナ像、
背景にハイベルベルク城、
崩壊している部分の壁、5mもあるそうです。


ハイデルベルク街景色1


ハイデルベルク街景色2、


ハイデルベルク観光の音楽家でもあるガイドさんと別れ、
フランクフルト空港へ、
20時45分発のこの飛行機で日本へ、
羽田到着は6月2日の15時ごろとなります。

フランス、スイス、ドイツの旅、
たった8日間でしたが16回にもわたり
だらだらと書き綴ってしまいました。
天候にも恵まれ、それだけ見どころが多かったものと思っています。
長い間お付き合いありがとうございます。
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フランス、スイス、ドイツの旅15(ローテンブルク)

2014-06-25 20:00:17 | 旅行記
6月1日、日曜日、旅行も7日目となり、
実質的には最終日、午前中にローテンブルク観光と移動、
午後からハイデルベルク観光、
夜にはフランクフルト空港より帰路につくということになります。

ローテンブルクは南北に走るロマンティック街道と
東西に走る古城街道が交差する街、
主に12世紀に造られたという市壁に取り囲まれた旧市街は
完璧に中世の面影を残しており、
ドイツ観光、屈指の人気都市です。


市壁内の旧市街中心はマルクト広場、
そこに1200年~1400年にゴシック様式で建造された市庁舎があります。
(前方部はルネッサンス様式で16世紀に再建)
写真では上方部が切れてしまいましたが
舎の後方の塔は高さが60mもあり、展望台になっています。
街が一望できるそうですが、階段が狭く上り下りがたいへんなようです。


同じくマルクト広場にある市議会宴会館、
ここの壁に日時計とからくり時計が見られます。
時間が来ると時計の左右の窓が開き、
市長の人形がワインを一気に飲み干す動作をします。
30年戦争のとき、当時の市長が大ジョッキのワインを一気に飲み干すことにより、
ローテンブルクの街の窮地を救ったという出来事を再現しています。

添乗員さんによると、市庁舎も宴会館も
つい先日まで修復工事中で見られなかったそうです。
我々はとてもラッキーなようです。


ローデンブルクで最も美しいスポットとされる
プレーライン(ラテン語で小さな場所)です。
ジーバーの塔とその手前の木組みの家がポイントです。





ジーバーの塔からマルクト広場に向かう道の両脇には
小さな素敵なショウウインドがずらりと並んでいました。
女性陣はウインドショピングで歩調がゆるみ、
なかなか前に進んでくれません。


聖ヤコブ教会からガルゲン門に続く道、
途中、中心に見えるWeiber Turm(白い塔)があります。


聖ヤコブ教会の前では教会のオーケストラでしょうか、
正装で練習をしていました。
この日は日曜日、これから催しがあると思われます。
指揮者はいかにもドイツ人という顔立ちです。


教会の内部、
ドイツの有名な彫刻家や画家による芸術作品、
そして5500本のパイプを持つパイプオルガンなどが飾られています。
14世紀初めから15世紀末まで、
200年近くを要して造られた建物であり、
ゴシック様式のとても大きな立派なローテンブルクのメイン教会になります。


街の防衛のため、
市壁といわれる石壁で囲まれたローテンブルクの旧市街、
外への出入りは石壁に造られた門からすることになります。
散策マップで数えてみると門といわれるものは全部で6つあります。
写真はそのうちの一つ、北側にあるクリンゲン門、
どの門にも、見張りのためと思われる高い塔が付属してあるようです。


市壁には細い通路が造られ、
そこを歩いて周ることができます。
また壁にはいろいろな形をした穴が開けられていました。
多分、日本の城などに見られる鉄砲狭間と同じ目的と思われます。
その穴から壁の外を覗いて見ました。


マルクス塔、レーダーアーチから覗いたローテンブルクの旧市街です。
このレーダーアーチ、
市壁に造られた門のように見えますがそうではありません。
東側の門、レーダー門からマルクト広場に向かう道の途中に
マルクス塔とレーダーアーチがありますが、
ローテンブルクの旧市街にはマルクス塔の他、
シュピタール門に続くジーバー塔、
ガルゲン門に続く白い塔、計3つの塔が存在しています。


上とは逆側から写したマルクス塔とレーダーアーチ。


ローデンブルクは見どころが多く、
盛りだくさんになってしまいましたが
最後に余計な一枚です。
上の写真にも小さく写っていますが
マルクス塔の右手の屋根の上に不思議なものを見つけ、
望遠で大写しにしてみました。
鳥の巣のようですが底の部分は人工物のように見えます。
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フランス、スイス、ドイツの旅14(ヴィース教会、ディンケルスビュール)

2014-06-24 20:00:44 | 旅行記
昼飯後、ノイシュバンシュタイン城を後に
ロマンティック街道を北上、
この日の最終地、ローデンブルクまで向かいます。
途中、世界遺産となっているヴィース教会
そして15世紀に建造され中世の街並みが今も残る
ディンケルスビュールの街を訪れる予定になっています。


ヴィース教会は小さな村の教会、
いかにも田舎、こんな草原の中に
世界遺産がポツンと存在しています。


教会の横では馬や牛がのんびりと草を食んでいました。
ドイツの田舎風景です。


牛も馬も日本のものに比べると小型で毛色が違うように思います。
草原にはキンポウゲの黄色の花が一面に咲いています。


正面から見たヴィース教会です。
入口に多少の人がいますが、
他の観光地に比べて人がほとんど見られません。
白亜の建物も外観は普通の村の教会です。


天井を含め教会内部の装飾、彫刻が素晴らしく、
ロココ様式の最高傑作といわれています。
そのすばらしさに圧倒されます。
団体観光者の写真撮影は禁止とのことですが、
個人で訪れた人たちでしょうか、
何人も写真を撮っていましたので、
1枚だけシャッターを切らせてもらいました。


ヴィース教会の草原に見つけた青い花、
日本のオオイヌフグリより深い青ですが
オオイヌフグリの仲間と思われます。
オオイヌフグリとありがたくない日本名がつけられていますが、
ヨーロッパ原産の植物、英名はベロニカです。
ベロニカはキリスト教に由来する聖女の名、
教会に関係ある美しい名の植物ということになります。


水濠に囲まれた緑豊かな街ディンケルスビュール、
こんな濠にかかる橋を渡り街に入ります。
水辺左には城壁らしきものがあり、
川には小魚がたくさん泳いでいました。


17世紀の30年戦争や第2次世界大戦の戦火を免れ、
今も15世紀の中世の建物が残されているディンケルスビュールの街、
鉄道も廃線となり、今は駅もない人口1万人余りの街ですが
隣家と同じ色使いをしてはいけない、
屋根は茶レンガで傾斜は45度、
窓ガラスは窓枠で十字に切るなど、
街の美しさを保つためのきまり事が定められているようです。


左から2番目の建物、
7層の木組み、15世紀建造のドイチェス・ハウス、
たくさんの木組みの建物の中でも特に美しいといわれているものです。
現在はホテル兼レストランとして使われています。


真ん中の大きな建物が聖ゲオルク大聖堂、
15世紀建造のゴシック様式の教会です。
ドイチェス・ハウスの前、
街の中心地に高さが60m以上、こんな大きな教会があります。


教会の内部、
天井がとても高く、面積も空間も大きなホールです。
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フランス、スイス、ドイツの旅13(ノイシュバンシュタイン城、野草の花たち)

2014-06-23 20:00:11 | 花,植物
マリエン橋からノイシュバンシュタイン城に向かう山道、
そして城からホーエンシュバンガウの街へ下りる山道、
あわせて1時間足らずの道のりですが
野の花がたくさん咲いていました。


花も葉の形状もハナウドと思われます。


スイスやフランスでも見られたピンク色の花、
日本では見ないように思いますがピンク色のハナウドのようです。


アサマフウロやハクサンフウロによく似た鮮やかな赤紫の花、
フウロソウの一種と思われます。


これもフウロソウの一種、
花色など、日本の高山植物タカネグンナイフウロによく似ています。


ギンランに似た花が咲いていました。
しかしギンランではなく、正しくはセイヨウギンラン(ダマソニウム)、
ギンランと違って花に「距」がありません。


濃い紫の花を積み重ねるように咲かせています。
花の形はシソ科、
セイヨウジュウニヒトエあるいはその近種と思われます。


イチゴに花も葉もそっくり、
しかし、場所がら、栽培されているものではありません。
ドイツの野イチゴでしょうか。


キバナオドリコソウと思われます。
日本では園芸用として使われていますが
こちらでは野花、群生してあちらこちらに咲いていました。


キンポウゲに似たキンポウゲ科の黄色の花、
スイスでもよく見た花です。


一重の花そして柔らかそうな緑色の葉
タカネバラによく似ています。
これは街の道端に咲いていました。


薄紫色の4弁花、
アブラナ科の花です。


花びらに赤い斑点がある白い小さな花です。
該当する花が思いつきませんが、
あえて似ている花を探せば、ユキノシタでしょうか。

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フランス、スイス、ドイツの旅12(ノイシュバンシュタイン城)

2014-06-22 20:00:38 | 旅行記
旅も6日目、
午前中はいよいよノイシュバンシュタイン城観光です。
近くのホテルがとれなかったとのことで、
40Kmほど離れたガルミッシュパルテンキルヘン、
何度聞いても覚えられない長い名の街のホテルを朝早く出発しました。
この長い名の街、
1936年に冬季オリンピックが開催され、
ウィンタースポーツの盛んな風景の美しい街とのことですが、
前夜遅く到着して、朝早くの出発、少し残念です。


ベラート渓谷にかかるマリエン橋から見る
ノイシュバンシュタイン城、
その美しい姿に感動です。


朝、9時過ぎ、
城が最も美しく見えるといわれるこのマリエン橋に来た時には
霧で城は全く見えませんでした。
城内部の見学後、再び来てみると霧はすっかり晴れ、
背景のアルプ湖や田園の中の家まではっきりと見えます。
そして、絵から抜け出たような素晴らしい城の姿を見ることができました。
トライはしてみるものです。


9時過ぎ、マリエン橋から城に近づいて見た
霧の中のノイシュバンシュタイン城、
先の2枚写真からすると左側面になります。
霧の中に浮かぶ城もこれはこれで雰囲気があります。


霧が晴れてから、
ほぼ同じ場所からの城の左側面、
上より望遠側で撮ってはいるのですが、
霧がないとずいぶん近くに感じます。


霧が徐々に晴れ、城のテラスからの渓谷とマリエン橋、
これなら、マリエン橋からも城が見えるはずということで、
何人かで、マリエン橋に再び行ってみるトライをしたわけです。


マリエン橋からノイシュバンシュタイン城に向かう
山道から見たホーエンシュバンガウ城、
横にはアルプ湖が見えます。
この城の名であるホーエンシュバンガウは
この地の地名でもあります。


ホーエンシュバンガウ城は
ノイシュバンシュタイン城を建築した
バイエルン王ルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごした彼の父親の城になります。
ノイシュバンシュタイン城は建設当時、
ノイホーエンシュバンガウ城と呼ばれていたそうです。


昼食をとったレストラン付近からの、
下から見るノイシュバンシュタイン城、
木々の緑と調和して美しい姿です。

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フランス、スイス、ドイツの旅11(ザンクトガレン)

2014-06-21 20:00:34 | 旅行記
旅行5日目の午後、
クライネ・シャィデックで昼食後、
再びブラジルカラーの電車に乗りグリンデルヴァルトまで下ります。
そして、バスに乗り換え、
本日の第2の観光地であるスイス北東部の街ザンクトガレンに向かいます。


電車の車窓からのグリンデルヴァルト付近の景色、
草野には花がたくさん咲き、
家は切妻屋根の木造、日本の山の家とよく似ています。


グリンデルヴォルト駅の一つ手前、
グリンデルヴォルトグランド駅にて、
駅員の服装は日本の鉄道とはだいぶ違います。
バスはこのグランド駅に待機していました。


バスの車窓に見えた
山の上から落ちる細く長い滝を写して見ました。


これも車窓からの景色、
山の湖は神秘的な青色です。


200kmほど走り着いたザンクトガレン修道院大聖堂、
18世紀に改装されたこの建物はバロック建築の傑作といわれる美しいもの。
膨大な数の貴重な書物や手稿を納めた修道院付属図書館は
世界最大級の中世の図書館、約15万冊ある蔵書が今でも読むことができるそうです。
修道院の果たしてきた歴史的意義、その建物、図書館などが評価され、
1983年にユネスコ世界遺産に登録されています。


大聖堂内部、
写真ではよくわかりませんが
天井に描かれた絵など、とてもすばらしいものでした。


ステンドグラスもきれいでした。


修道院に向かう途中のザンクトガレンの街、
尖塔は聖ロレンツォ教会です。


ザンクトガレンの街、建物です。
山の建物は日本のものとよく似ていましたが
都市の建物はかなり違います。
写真の無料公衆トイレ、
驚くほど大きなステンレス製の便器、
そして使用後は驚くほど大量の水が渦を巻いて流れ、
みんなが驚いていました。


街中はトロリーバスがたくさん走っていました。
スイスではトロリーバスが多く使われているようです。


ベルンと同じくここも熊がシンボルなのでしょうか、
街中でのスナップです。

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