行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

藪椿

2009-02-27 21:36:44 | Weblog
ヤブツバキ

 

山道を散歩していると赤いヤブツバキの花がところどころに咲いている.
普通にツバキというとこのヤブツバキを指すようである.
学名は,Camellia Japonica.日本の名が付されている.
ツバキは日本から世界に伝えられ,
品種も改良され,広く普及している.
「椿姫」という有名な小説,歌劇が,ヨーロッパで書かれている.

常緑の高木で10m程度の高さに育つ.
公園などに植えられたものもあるが,山に自生しているものも多い.
冬に咲くので,昆虫による媒介はあまり期待できないので,
メジロなどの小鳥が受粉に貢献しているようである.
そういえば,メジロが花を啄んでいるのをよく眼にする.

 山に赤ところどころの藪椿
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ふきのとう,菜の花

2009-02-26 23:23:18 | Weblog
菜の花

 ふきのとう

あまりきれいではない空き地に蕗の薹が出ていた.
採って食べられる環境ではないので,写真を撮って見た.
薹といわれるのは花茎のことであり,これが成長すると花になる.
そうなると硬くなり,食べ頃を過ぎる.
そんなところから盛りを過ぎたことを「薹が立つ」という.

菜の花,よく知られたアブラナ科の黄色の花である.
狭義には油を取る目的で栽培されていたアブラ菜の花のことであるが,
広義には(野菜の)菜っ葉の花を菜の花と呼ぶようである.
最近は花芽,茎を食べるように品種改良されたものが,
ナバナ,菜花などと呼ばれ,早春の野菜として,おひたしなどに使われる.
いずれにしてもアブラナ科の植物は同じような黄色の花が咲くようであり,
蕪の変種といわれる野沢菜も秋に野沢菜漬けになる葉の収穫後,
蕪から薹が出現し,春には菜の花とほとんど同じ花をつける.

野に遊び小さき花を愛でるなり
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初春の野花(姫踊子草,蒲公英)

2009-02-25 23:30:31 | Weblog
ヒメオドリコソウ

 タンポポ

ヒメオドリコソウがタンポポと並んで小さな花をつけていた.
タンポポはほとんど茎がなく,ロゼットからいきなり花がついている.
タンポポは漢字で蒲公英,
なぜか,公と英の字からヨーロッパの中世の貴族を連想する.
そして姫と踊り子,くさい映画か小説になりそうである.
ヒメオドリコソウはシソ科オドリコソウ属の一年草帰化植物,
笠を被った踊り子に花が見えるオドリコソウに似ていて,
それより小型であることからの命名である.
 
 蒲公英に姫と踊り子なにあらん
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早春の野花1(オオイヌフグリ,ホトケノザ)

2009-02-24 21:19:45 | Weblog
オオイヌフグリ(2/21)

,ホトケノザ(2/21)

先週2月21日,久しぶりに近所の散歩道をカメラを片手に歩いてみた.
日々の流れは早く,一月前と変わり,野はすっかり春の様子である.
白梅,紅梅,垂れ梅と梅はどの樹もほぼ満開に近く,日に輝いていた.
道の端,畑の畦にはオオイヌフグリ,ホトケノザ,
タンポポ,ヒメオドリコソウなど,たくさんの草が花をつけている.

 犬ふぐり畦野に散らす瑠璃の色
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2月に桜満開

2009-02-23 22:50:11 | Weblog
河津桜(稲城市,2009,2,21)

 二月の桜とヒヨドリ
 
樹に淡紅色の花がいっぱいに咲いていた.
3本あるがどれも満開である.
梅ではない,桜のような気がする.
そばで幹,花の姿をみるとやはり桜である.
2月21日に桜が満開,もう散っている花ビラもある.
早咲きの桜,河津桜という品種である.

カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配によるカワヅザクラは,
昭和30年頃,静岡県の河津町で見つけられた.
それが増やされ,河津町は早咲き桜の名所として有名である.
そして,河津桜は各地に移植され,
早咲き桜として楽しまれているとのことである.

 二月空河津桜の咲き誇る
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春海

2009-02-22 13:09:17 | Weblog
太平洋

 竜王岬

高知桂浜での写真(2月6日).
太平洋が光り輝いていました.
はるか水平線は水平ではなく,大きな弧を描いています.
地球は丸い証拠でしょうか.

煌めくや水平線の船一つ
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2月の花菖蒲

2009-02-20 21:59:18 | Weblog
返り花(花菖蒲)

 春の流れ

栗林公園の茶屋の横を流れる清流に咲いていた青の花菖蒲.
2月7日の花菖蒲,狂い咲きと思われるが,きれいに咲いていた.
下を流れる水も日に煌めき,春を感じさせてくれる.

春来たりキラキラキラと水流る

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満開の紅梅

2009-02-19 20:31:40 | Weblog
紅梅

昨日と同じく高松栗林公園の梅の花です(2月8日).
早咲きの種類でしょうか,
他の梅はわずかにほころんでいる程度でしたが,
この樹はほぼ満開に咲いていました.
樹形もよく,とてもきれいでした.
樹の下は記念撮影をする人達が列をなしていました.

八分咲きみな微笑みて梅の中
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松竹梅

2009-02-18 22:29:36 | Weblog
松古木

 クロチク

 梅花

先日の四国旅行で撮った松(栗林公園の古木の幹),
竹(牧野植物公園のクロチク),
梅(栗林公園,緋色花)まさしく松竹梅の写真である.

松竹梅というと,おめでたいものの例え,
ABC,甲乙丙のようなランク付け,
それに日本酒の銘柄を思い浮かべる.

広辞苑によると松竹梅は「三つとも寒に耐えるので,
中国では歳寒の三友と呼んで画の題材とされた」とある.
三友とは三益友ともいわれ,持つべき友人という意味だそうだ.
松は(厳寒に落葉せず,逆境に耐えることから)我慢,忍耐強い人,
竹は(節があって真っ直ぐにのびるところから)節度があって正直な人,
梅は(寒い冬にいち早く花を咲かせることから)多聞で明るい人
を表すとのことである.
松竹梅,そんな人になりたいものである.

 空青く緋花の梅を仰ぎ見し
 空風や節りゅうりゅうに松の幹
コメント (2)
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黄水仙

2009-02-17 22:18:35 | Weblog
日本水仙(黄)

冬(2月5日)の牧野植物園に咲いていた黄水仙.
温室の蘭を除くと,牧野植物園に咲いていた数少ない花の一つ.
日本水仙,房咲水仙か,この白花はたくさん見るが黄花はあまり眼にしない.

白よりも春近きかな黄水仙
房咲の頭を垂れる水仙花
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