行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ダリアの花

2016-10-31 20:00:18 | 花,植物
10月の写真教室の現地勉強会、
神代植物公園にダリアの花を写しに行きました(10/19)。
人が多く、どうしてもマクロ撮影になってしまいます。


先端が尖った素敵な花びらです。


黄色の花、
蕊がおもしろく、花芯を覗いて見ました。


これもダリア、
実にいろいろな花がつくられています。


黄色から赤のグラデーションの花びら。


これは黄色に薄紫の八重花。


ヒトデのようなおどろおどろしい色形です。
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ハヤトウリの花、アレチノウリの花

2016-10-30 20:00:53 | 花,植物
ハヤトウリとアレチノウリ、
いずれもアメリカ原産の雌雄異花のウリ科植物です。
ハヤトウリは大きな果実が食用となりますが
アレチノウリは厄介者の帰化種、
河川敷きなどにつるを伸ばして、はびこっています。


ハヤトウリ、
10月中旬、花を見つけました。
熱帯アメリカ原産のウリ科植物、
その雄花です。


これも雄花、
雄花序をつくり、
かたまって複数の花をつけます。


花の下部に子房が見られ、雌花です。
雄花序の近くに単独に花をつけるようです。


雄花序の奥に生長途中の果実を写して見ました。


ハヤトウリの果実、
洋梨型の特徴的な形です。
実成がよいので千成瓜(センナリウリ)とも呼ばれ、
漬物、炒めものなどにして食用にされます。


9月下旬の多摩川河原にて、
アレチノウリがたくさんの花をつけ、
虫たちが吸蜜に来ていました。


北アメリカ原産のウリ科の大型のツル性植物、
1年生草本です。
ウラナミシジミの吸蜜している上の写真も
これも雄花のようです。

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蜘蛛の糸

2016-10-29 20:20:55 | 昆虫
10月、
ジョロウグモ(女郎蜘蛛)のお腹が大きくなり、
その巣をよく目にします。


林縁の蜘蛛の巣に日が当たり、
輝いています。
虹色ではありませんが美しい構造です。


こちらにも大きな蜘蛛の巣、
まだ腹部が小さく、
らしくはありませんが主はジョロウグモのようです。


ジョロウグモ、当然雌です。


お腹が大きくなり、
赤色がよく目立ちます。
その腹部の赤色、尖った部分から糸を出しています。


上とは違う個体です。
糸を盛んに吐き出し、
巣を拡大、修繕しています。
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杜鵑草(ホトトギス)の花

2016-10-28 20:00:23 | 花,植物
キバナノホトトギスをはじめて見ました。


黄色の花びらにホトトギスの特徴の
小さな紅い斑点模様が見られます。


はじめて見た黄色のホトトギス、
キバナノホトトギスです。


他のホトトギスに比べ斑点模様が少なめです。
葉が傷んでいるのが少し残念です。


ユリ科ホトトギス属ホトトギス。
花びらの斑点模様が鳥のホトトギスの胸腹部の斑紋に
似ているのでそのままホトトギスの名がつけられたといわれています。
鳥のホトトギスと区別するため杜鵑草とも書かれます。


その杜鵑草の花のアップにして見ました。
この斑点模様、
濃淡、大きさに個体差があるようですが
この程度が美しく感じます。


タイワンホトトギス、
一番よく見られるホトトギスです。


ピンク色のホトトギス、
これもタイワンホトトギスと思われます。


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秋明菊(シュウメイギク)

2016-10-27 20:00:22 | 花,植物
シュウメイギク、
漢字にすると秋明菊、
菊の名がつきますがキク科ではなく、
アネモネやウマノアシガタなどと同じキンポウゲ科です。
初秋から中秋、菊より早く秋を彩ります。
以下の花、どれもシュウメイギクです。


白の一重、
一番よく目にします。


質感のある美しい白色です。


白の縁取りのある薄いピンク色、
これも美しい花色です。


八重の紅花、
キフネギクとも呼ばれる花です。


紅色の一重花、
縦横の長さが少し違う花です。


上と同じ花と思いますが
撮影条件(ホワイトバランスなど)の違いで
花色が異なって見えます。
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エナガとコゲラ

2016-10-26 20:00:01 | 
秋も深まり、
小鳥の声がにぎやかになってきました。


エナガの集団が
忙しく、餌を探して、
木から木へと移動していきました。


望遠ズームに付け替えると
数羽がネムノキにとまりました。


せわしく動きまわるエナガですが
ちょっとだけ静止してくれました。


すっかり葉の落ちたサクラの樹にもやってきました。
葉があると隠れてしまい
なかなか撮ることが難しい小鳥たちです。


エナガを追いかけるように、
エナガに混じってコゲラがやってきて、
サクラの枝を突き出しました。


コゲラ、小さなキツツキです。
単独でいることが多いのですが
天敵対策でしょうか、
シジュウカラ、メジロ、エナガの群れに混じって移動する姿をよく見ます。
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セイタカアワダチソウに蜂、虻、蝶

2016-10-25 20:00:04 | 花と虫
10月中旬、
草原や荒地そして河原を
セイタカアワダチソウが黄色く彩っています。


セイタカアワダチソウ、
北アメリカ原産のキク科の多年草、
明治の終わり、観賞目的や蜜源植物として持ち込まれましたが
戦後、急速に全国へ広がり、要注意外来植物に数えられています。


昭和の時代、
秋の河原は大型の本種で席巻されていました。
今は、当時にくらべると草丈も低く、
数も適当に減っていますが
それでも鮮やかな黄色の花、よく目立ちます。


セイタカアワダチソウ、
こうしてアップにして見ると、
黄色の小花がたくさん、美しい花です。
そして、虫たちには秋の重要な蜜源、
ニホンミツバチも吸蜜に来ていました。


キンケハラナガツチバチ、
各種の花に集まるツチバチ、
胸部などに黄褐色の毛が密生します。


ハナアブも吸蜜に、
黒色に腹部に太い淡褐色の帯、
オオハナアブです。


キゴシハナアブ、
複眼と胸部の縦縞が特徴的です。



シマハナアブ。


不釣り合いに大きな眼がぶさかわいいセセリチョウ、
翅の白紋が一列に真っ直ぐ、
おなじみのイチモンジセセリも吸蜜にきました。
あらためてセイタカアワダチソウ、
繁殖力が強く、数が多くなければ、
美しい草花として愛でられていたかもしれません。
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メナモミとハスジカツオゾウムシ

2016-10-24 20:00:12 | 花と虫
横沢入の谷戸道にメナモミをたくさん見つけました(10/3)。
ハキダメギクと同じような環境に生え、
珍しいものではないとのことですが
筆者の散歩道にはハキダメギクはたくさん見るものの
この草は見ません。


メナモミ、
キク科メナモミ属の一年草、
秋も中ごろになると山道の脇や山野の荒地に
一見、コセンダングサに似た小さな黄色の花をつけます。


枝先に頭花が散房状に集まって咲き、
花の直径は約2cm、
まわりに舌状花が1列に並び、内側に筒状花、
その花の下には緑色の総苞片が5個、開出しています。
茎には毛がびっしりと密生しています。


群生していたメナモミ、
遠目から見るとコセンダングサのようです。


同時に見つけた茎に毛が少ない個体、
花のつき方も違うように見えます。
メナモミに比べて全体に小さく、
ほっそりしているといわれるコメナモでしょうか。


メナモミの葉にいたゾウムシ、
キク科植物、特にメナモミによく見られる
ハスジカツオゾウムシです。


咲きはじめのメナモミをアップに写して見ました。
葉にも毛が密集しています。


比較に咲きはじめのコセンダングサ、
近くでみるとメナモミとはだいぶ違います。







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メタセコイア、ラクウショウそしてスギの花(蕾)

2016-10-23 20:00:28 | 花,植物
メタセコイア、ラクウショウそしてスギの樹に
10月、早くも細長い花序がついていました。
いずれも雄花序、開花は来春になります。


メタセコイア、別名アケボノスギ。
中国原産、生きている化石として有名になった樹ですが
各地で公園樹や街路樹として植栽されています。
すらっとして姿形が見事、
針葉樹ですが紅葉し、落葉します。
10月ごろになると、こんな雄花序を伸ばします。


落葉後も花序は残り、
来年3月~4月に開花します。
高いところに付くのでなかなか見つからないのですが
このころ雌花もほぼ同時に咲くと思われます。


ラクウショウ、別名ヌマスギ。
北米原産で公園樹などとして植えられています。
ヌマスギの名のように湿地や沼地に生え、
気根を地上に伸ばす姿がよく知られています。


ラクウショウも落葉針葉樹、
葉の形もメタセコイアによく似ています。
やはり10月、雄花序を枝に伸ばし、蕾をつけます。
こちらは果実もついていました。


雄花序のアップ、
まだ蕾の雄花、これも来春咲きます。


ラクウショウの果実。
右側の実の下部についた小さな白い物体がなにかか確認したく、
アップに写して見ました。
なにかの花のようにも見えますが
カメムシかなにか、昆虫の卵のふ化後の残された殻のようです。


こちらは10月のスギの雄花序、
多くの人を悩ませるスギ花粉は
この蕾が咲くと空中に飛散します。
来春の花粉量は多くなるのでしょうか。

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ナガサキアゲハ

2016-10-22 20:00:05 | 昆虫
黒い揚羽蝶、
姿は見かけるのですが
なかなかとまってはくれず写せません。
とまっているのを見つけるとよろこんでレンズを向けてしまいます。


ナガサキアゲハ雌、
後翅に特徴的な白紋があります。
斜面に生えたシダにじっととまっていました。
何回かシャッターを切りましたが全部この絵、
同じ絵でした。


赤いペンタスに黒い揚羽蝶が吸蜜に来ていました。
クロアゲハそれともカラスアゲハと思いましたが
尾状突起がちぎれてないのではなく、
最初からない種、ナガサキアゲハのようです。
こちらは白紋がなく、雄の個体です。


翅裏の基部に赤色紋があるのも
ナガサキアゲハの特徴です。


カラスアゲハほどではありませんが
翅表に多少の青色が見られます。


比較用にクロアゲハ。

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