行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シルエット

2012-11-30 21:55:01 | 
小春日和の休日の一日,
公園の木々がすっかり枯れ色に化しています。
その公園道を下から眺めてみると,
走る人,散歩する人そして自転車に乗る人,
老若男女いろいろな人たちのシルエットが
わずかな空間を通り過ぎて行きます。




小さな子供二人と父親の三人でジョギングをしているようです。
男の子でしょうか女の子でしょうか,
髪の毛が風に揺れ,跳ね上がっています。
表情は見えませんが,
シルエットから躍動する子供の笑顔が目に浮かぶようです。




ジョキングを終えて,クールニングをしながら歩く人,
仲良く並び会話を交わしながら歩く2人連れ,
切り抜きの影絵のようです。
普通に写すより,動き,表情を感じるのが不思議です。


ママチャリ2台が通り抜けていきます。
熟年の二人のようです。


こちらは親子でしょうか,
自転車に乗れるようになり,
父親とツーリングの女の子でしょうか。
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水車池とザリガニ釣り

2012-11-29 22:31:04 | 風景

上谷戸親水公園の水車池,
水溜りほどの小さな池ですが,
そこに親子連れが数組,
子供は短い竿を片手にして集まってきました。


この人工池に生息しているザリガニを釣るようです。
竿の先の糸にはスルメでしょうか,
ザリガニの餌がぶら下がっています。
60年近く前,やはりスルメでザリガニを釣ったことを思い出します。


池への入り口に回ってみると,
ザリガニ釣り会場の小さな立て札がありました。
釣れるかどうか少し心配ですが,
それでも今の子供にはうれしい企画です。


池に隣接し,公園に設けられた小さな畑,
サツマイモが作られていたようです。
スコップが畑に何本も立てられています。
多分,この後子供たちによりサツマイモ堀が行なわれるのだと思います。
子供たちのための地域のイベント,
収穫祭が行なわれるようです(11/18)。
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紅葉道

2012-11-28 22:18:16 | 花,植物

今年は紅葉狩りに遠出する機会がなく,
散歩がてら,自宅近くの公園の紅葉を眺めてみました。




今年の楓紅葉,
東京のこのあたりではもう一つのようです。
それでも,薄緑,黄色,薄紅のなかに真紅が混ざり,
散歩道はまさしく錦の趣です。


こんなに紅いところもあります。
これはまさしく紅葉です。


これは楓ではなく,
近寄ると砂糖を焦がしたような甘い香りがする
桂の樹の黄葉です。
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紅い実(ハナミズキ,ヒヨドリジョウゴ,ナンテン)

2012-11-27 21:36:10 | 花,植物

桜の終わった頃,
美しい花を咲かせていたハナミズキ,
秋早々に色づいていた葉が落ち,
紅いたくさんの実が小鳥の訪れを待っています(11/25)。


夏の終わりから秋にかけて,
小さな白い花を下向きにそして控えめに
咲かせていたヒヨドリジョウゴ,
その花の様子そのままに青い実となり,
そして,その実が赤く色づいてきました。


ミニトマトのように真っ赤になった実もあります。
ヒヨドリジョウゴの名は
ヒヨドリが好んでこの実を食べるからといわれていますが,
必ずしもそうではないようで,
ヒヨドリはハナミズキの実にも来ますし,
いろいろな果実を同じように好むようです。


雨上がり,
道端に植えられたナンテンが
赤く輝くように見えます。
葉もきれいに紅葉しています。
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仙人の髭と枯韮

2012-11-26 21:16:32 | 花,植物

8月下旬から9月初旬,
他の木に絡まりながら白い花を
たくさん咲かせていたセンニンソウ,
そのセンニンソウに果実がたくさんできていました。


センニンソウの名の由来は
この果実から伸びる白い組織を仙人の髭に見立てたそうです。
一度その仙人の髭を確認したく思っていましたが,
ちょうどよい時期に見たようです(11/18)。
白いきれいな髭です。


9月初旬のセンニンソウです。
この花からどうやって髭ができるのか不思議ですが,
髭の部分,役割は多分タンポポの綿毛と同じ,
種を風に乗せて運ぶためと思われます。




これも夏の終わりに真っ白な花をつけていたニラ,
いつのまにか枯韮となり,種ができています。
これはこれで美しく,目を引きます。
花被の中に見える黒いのが種です。
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皇帝ダリア

2012-11-25 20:50:45 | 花,植物
朝晩の外出にはコートが欠かせなくなってきました。
数えてみれば,今年も残すところ1月です。




晩秋の花,皇帝ダリアが
いつのまにか屋根ほどに丈を伸ばし,
青空に向かい,大きなピンク色の花を咲かせています。




成長すると3~4mととても大きくなることから,
皇帝と名がつけられ,
別名は木立ダリア,こんなに大きく育ちますが,
木ではなく,キク科ダリア属の草です。




メキシコ国が原産です。
5,6年前は見るのが珍しいように思いましたが,
最近は,あちらこちらで目にします
校舎の横にも背を伸ばしていました。
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木瓜の花

2012-11-24 22:11:00 | 花,植物



池のほとりに植えられた木瓜(ボケ)の木,
早くもというべきか,
紅色,ピンク,白色とたくさんの花をつけていました。




晩秋,花の少ない時期の貴重な花です。
春とは違い,
少し寂しげな木瓜に写っています。


寒木瓜といい冬に咲く種類もあるようですが,
木瓜は,本来は春に咲くバラ科の木の花です。
しかし,ボケだけに,寒木瓜でなくても,
このように秋に咲くものがよくあるようです。


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草紅葉(シロノセンダングサ,キンミズヒキ)

2012-11-23 20:17:24 | 花,植物

多摩川の土手,コセンダングサに混じり,
シロノセンダングサを見つけました。
コセンダングサの変種といわれるシロノセンダングサ,
コセンダングサはたくさん見るのですが,
なかなか見つけられませんでした。


コセンダングサと異なり,白い舌状花があります。
アワユキセンダングサほど大きくなく,
5弁から7弁の小さな舌状花です。
そして,先に咲いた花にはもう種ができています。
この種,コセンダングサと同じく,
くっつき虫,道行く人の衣服について運ばれていきます。
そして,葉はかすかに色づきはじめ,
気がつけばもう11月も下旬となりました。


こちらは,9月から10月,黄色の花を長い花序に
たくさんつけていたキンミズヒキの果実(種)のようです。
この種もくっつき虫の一つ,
衣服などに付着して運ばれ,
来年はまたどこかで花をつけることでしょう。
葉はきれいな草紅葉となっています。


野の痩せ地などによく見られるイヌタデ,
アカマンマとも呼ばれるタデ科の一年草です。
この時期になると,アカマンマの由来である
紅い飯粒のような花の部分,多分,もう果実と思われます。
この紅く見えるのは花被で,この中に黒い種が隠されています。
イヌタデ,蕾もこの果実と同じように見えるので,
ずっと蕾があるように思い違いをしていました。
そして,葉も紅く色づき,冬の訪れを思わせます。
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石蕗(ツワブキ)の花

2012-11-22 22:38:18 | 花,植物

11月になり,
ツワブキの黄色の花が野に目立ちます。
花の少ないこの時期,貴重な被写体です。


そんなわけで,見つけるとなんとなくカメラを
向けてしまうツワブキです。


そんなツワブキですが,
よくみると花びらの数,花の様子など,
個体によって微妙に違いがあるのがわかります。


なんで石蕗なのかよく分かりませんが,
岩場,石の側によく生えているように思われます。
そして,そのような場所がよく似合います。


キク科ツワブキ属の多年草,
毎年同じ場所に茎を伸ばして,花をつけますが,
タンポポのような綿毛に種ができ,
それが飛ばされ発芽し,増えてもいくようで,
大きな株,小さな株といろいろ見られます。
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秋の落し物

2012-11-21 22:26:37 | 風景

林横の石段に大きなドングリと
小さなドングリが並んで落ちてました。
ドングリとはクヌギ,ナラ,カシ,カシワなど,
ブナ科の果実の総称で,
日本には20種類ほどのドングリがあるそうです。
写真上,大きいのがクヌギのドングリ,
小さいのがコナラでしょうか。
クヌギのドングリにはこんな大きな帽子も付いています。
実は,このクヌギのドングリ,
昨年の春に咲いた花の果実だそうです。
今年の花の果実はまだ赤ちゃん果実,
木についたまま冬を越し,
来年の秋に一人前のドングリになります。


こちらのドングリは上の二つの中間の太さです。
カシの仲間と思われます。
ヤマガラが来て,このドングリを運んでいきました。




雨に濡れた石の上に落ち葉が数種,
そして,石の割れ目に根を生やした草カタバミも
枯れ始めていました。


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