行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キンラン、ギンラン

2015-04-30 21:00:49 | 花,植物
5月の連休を前に、
稲城中央公園の林間に
たくさんのキンランが花を開いています。
そして、ギンランも。


今年の4月下旬は好天続き、
キンランも例年より早い盛りです。


木漏れ日に輝くキンラン、
「春深し」の感です。


若葉そして若草、
緑一色です。


花をアップに、
唇弁の紅色そして蕊が覗いています。


同じような大きさのキンランが奥にも一つ。


草丈が大きく、
葉が花より高く伸びています。
ササバギンランです。
キンランは花が開きますが
ギンランは半開きで終わってしまいます。
これでほぼ咲いた状態でしょうか。
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小さな草の花

2015-04-29 20:00:32 | 花,植物
4月中下旬、
散歩に見つけた小さな草の花を集めて見ました。


ハエドクソウ科ムラサキサキゴケ。
田んぼのあぜなど、やや湿った地に
紫色の花を一面に咲かせています。


ハエドクソウ科サギゴケ。
ムラサキサキゴケの白色花、
花の姿を飛んでいる白鷺に見立てての名です。


ハエドクソウ科トキワハゼ。
ムラサキサキゴケに唇形の花がよく似ていますが
花がやや小型、下唇がムラサキサキゴケに比べ、
白ぽくなります。


ムラサキ科キュウリグサ。
野原や道端など、ありとあらゆる場所に
よく見られる2,3mmの小さな花の草、
葉を揉むとキュウリの匂いがします。


ナデシコ科ノミノフスマ。
田んぼの縁などに小さな白い花をつける
ハコベの仲間です


アブラナ科タネツケバナ。
これも田んぼのあぜなどに
よく見られる春の花です。


ナデシコ科サクラマンテマ。
これは雑草ではなく、
道端に園芸品が逃げ出したものです。
紅色が足りないので最後に加えてみました。
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万博記念公園にて

2015-04-28 20:00:24 | 花,植物
大阪赴任時代の友人からのお誘いゴルフで
関西へ行ってきました。
前日の24日、早めに入阪、
万博記念公園を歩いてみました。


この日は晴天、
往路の飛行機からの富士山、
美しい姿を見せてくれました。
古い噴火口がぽっかり口を開けています。


万博記念公園の園内バスが
花びらの裏も紫のシモクレンの横を
とおり過ぎて行きました。


この公園にポピー祭りの最中、
アイスランドポピーが盛りです。


早くも藤の花が、
鮮やかな紫です。


クロバナロウバイ、
はじめて見る花です。
花びらの先が黒くなっていますが
まだ蕾が多く、これからが盛りの花です。


夕方6時近くに退園、
最後のシャッターはトイレ横の桐の花、
ずいぶん日が長くなりました。

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ポピーの咲く広場

2015-04-27 20:00:22 | 花,植物
22日の昭和記念公園、
アイスランドポピーも見頃、
黄色、オレンジ、白など色とりどりの花が
春の風に揺れていました。


ポピー畑にも人がいっぱいです。
ピントは手前の方の花のどこかに合わせたのですが。
背景がボケて、絵のようになりました。


ポピーの花の中でコスプレ?


学校帰りでしょうか、
よく見ると3対3です。


ポピーの向こうの大きな木の下で。


オレンジ色のノッポさん。


白にもノッポさんがいました。
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昭和記念公園のチューリップ

2015-04-26 20:00:32 | 動物
4月22日、昭和記念公園へ、
新緑と春の花を堪能してきました。
たくさんの種類、色彩のチューリップが
まだ盛りと咲いていました。


チューリップ畑にはたくさんの人、
みなさん花を楽しみ、写真を撮っています。


新緑の間から
真っ赤な花を覗いて見ました。


黄色に緑色の縦帯が入るチューリップ、
地味ですが素敵な花です。


白に緑色の帯、
山野の花のような形そして色合いです。


紅と黄の混色チユーリップ、
250mmの望遠で、
日の光に花びらが透けるように輝いていました。


紫色の八重の花、
これもチューリップです。


最後にチューリップ畑から離れて、
水辺に紅い花が一つ、
ムラサキハナナに囲まれて花をつけていました。






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木々の新芽若葉

2015-04-25 20:00:40 | 花,植物
長くぐずついた天気も終わり、
木々の新芽、若葉が美しく輝いています。


アカメガシワの新葉。
名のように紅い新芽、
パイオニア植物として、
山野の明るい場所によく見られる樹木です。


オオバベニガシワ。
真っ赤な新葉が鮮やかです。


ホオノキの新芽。
葉は30~40cmになり、
単葉としては国内最大級、
料理を盛ったり、包んだりするのに使われます。


ヌルデの新葉。
複葉であること、
その葉軸に翼があることがわかります。


ミズキ科ミズキ。
枝を水平に伸ばし、棚状に広がります。
早くも蕾が膨らみ、
間もなく真っ白な花の棚になりそうです。


常緑のクスノキにも
いつのまにか柔らかな新葉が出て、
蕾もつきました。


住宅地に残された柿畑、
若葉色が眼に眩しく感じます。


歩道橋から見た街路樹のケヤキ、
美しい芽生えです。
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南山散策

2015-04-24 20:00:41 | 花,植物
野草散策会に参加して、
稲城南山を歩いて見ました(4/19)。
一人で歩いては見逃してしまう
たくさんの春の草木を教えてもらい、
見ることができました。


レンプクソウ科ガマズミ属コバノガマズミ。


バラ科ウワミズサクラ属ウワミズサクラ。
ブラシのような房状花ですが
房を構成する花はサクラの花です。


ツツジ科ツツジ属ヤマツツジ。
シックな花色が山野によく似あいます。


クワ科カジノキ属ヒメコウゾ。
丸い紅い花が雌花序、
下の黒い塊が雄花序です。


ウマノスズクサ科カンアオイ属タマノカンアオイ。
赤褐色の変わった形の花が地に接して咲きます。
多摩丘陵とその周辺にのみ分布しています。


サルトリイバラ科サルトリイバラ属サルトリイバラ。
山野の草原や林内、林縁などに生え、
刺と葉柄の巻きひげで他物にからみついて茎を伸ばします。
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タンポポとヤブキリ

2015-04-23 20:00:34 | 昆虫
いつもの散歩道、
屋敷林が残り、里山のにおいを感ずる場所が少しだけあります。
その山斜面の草原に。


草丈の高いタンポポ、
花を下から覗いてみるとガク片が反り返っていません。
日本在来のタンポポです。
場所から考えてカントウタンポポと思われます。


そのカントウタンポポに
バッタの幼生がいました。


そっと近づいて見ると
ヤブキリの幼生です。
タンポポの花が大好物なのです。


スジクロシロチョウでしょうか、
タンポポにとまりました。
でもこのタンポポ、ガク片が反り返っています。
外来のタンポポです。
外来タンポポが入りこみ、
日本タンポポと混在しているようです。


その草野の花にトンボが数匹ゆっくりと飛んでいました。
今年初見のトンボです。
春から初夏に発生するシオヤトンボです。
ムギワラトンボ(シオカラトンボのメス)よく似ています。
このトンボもシオカラトンボと同じく、
雄はやがてシオカラ色になります。


里山であったころの名残りでしょうか、
イチリンソウが雑草の中に花をつけていました。
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シソ科の春の花

2015-04-22 20:00:25 | 花,植物
唇状の小さな紫色の花、
4月中旬、野に見つけたシソ科の花を集めて見ました。


(キランソウ)
公園や道端の木陰などに地面を這うように広がり、
鮮やかな紫色の花をつけます。
その広がり方からジゴクノカマノフタの別名があります。


(ジュウニヒトエ)
林間の木陰などに見られる多年草、
キランソウとは異なり、
茎は上に伸び、淡い紫色の花を重ねます。
その花の様子を十二単に見立てての名です。


(ジュウニキランソウ)
ジュウニヒトエとキランソウの自然交配種、
花色も茎の形も両者の中間の性質です。


(ラショウモンカズラ)
林間のやや日当たりの悪い場所に見られる多年草、
紫色の大きな唇形の花を
階段状に横向きに咲かせます。


(コバノタツナミソウ)
タツナミソウの変種で全体的に小型、
産毛が密生したビロード状の葉に
青紫色の小さな花が同じ向きに波頭(立浪)のように咲きます。
園芸用として栽培していたものが
道端や土手などに野生化しています。


(カキドオシ)
公園の木陰、庭の隅などの
少し湿気のある場所によく見られる多年草、
横に這うように広がり、
垣根を超えるところからカキドオシの名があります。


(グレコマ)
西洋カキドオシ、
グランドカバー植物として園芸店で売られています。
繁殖力が旺盛なので道端などに広がっています。
グレコマはカキドオシの属名であり、
両者は極めて近縁にあるようです。

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フデリンドウ、チゴユリそしてシュンラン

2015-04-21 20:00:50 | 花,植物
久しぶりに晴れ間の広がった4月16日、
稲城中央公園の林間の落ち葉の中に
小さな春の花を見つけました。


フデリンドウ(筆竜胆)、
リンドウ科リンドウ属の越年草、
ハルリンドウ、コケリンドウとともに
春咲きのリンドウです。


日当たりのよい林間や草原に自生、
雨や曇りのとき、そして夜は花を閉じ、
晴れた日の日中にだけ花を開きます。


チゴユリ(稚児百合)、
イヌサフラン科(ユリ科)の多年草、
明るく、乾いた林縁に20cmほどに草丈を伸ばし、
春、名のとおりの白い小さな花をつけます。


春らしい淡い緑色の葉、
花は茎頂に下向きに開き、
なかなか蕊をみせてくれませんが
花に比較して大きな雄蕊が6本あります。


まだ小さな株ですが
シュンラン(春蘭)が林間の落ち葉の中に花をつけていました。
日本、中国に分布する野生ランの一つ、
日の差し込むやや乾燥気味 の雑木林や松林などに自生します。


最後に、
よく見るタチツボスミレと違い濃い紫色、
ニオイタチツボスミレのようです。
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