行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ケイトウの花にキアゲハとナミアゲハ

2022-09-30 20:00:48 | 花と虫
夏の終わりの公園の花壇、
ケイトウの花にキアゲハとナミアゲハが吸蜜していました(8/19、21)。


中央公園の花壇にキアゲハがやってきました。


ゆっくりと食事を楽しむかのように、
ケイトウの花から花へと移り、吸蜜していました。


食事中は警戒心の弱くなるキアゲハ、
近くによっても逃げないでいてくれました。


鮮やかな黄色と黒模様のキアゲハ、
いろいろな角度からその姿が撮れました。


実はこの3日ほど前、
足を滑らせて、主用機材のD-7200とタムロン100-400mmを水没、
両方とも使い物にならなくなってしまいました。
使い勝手がよく、重宝していただけにとても残念な思いです。


そこで、ちょっと不具合があり、
サブ機にしていたD-7000にニコン70-300mmを持ち出しました。
7、8年前に使っていた組み合わせでの撮影です。
AFが遅く、ストレスですが、ピントはこちらのがしっかりと合うようです。


やはり花壇のケイトウにアゲハチョウ、
別名ナミアゲハが吸蜜に来ました。


こちらはニコンZ-50に50-250mmで写しました。
ミラーレスのZ-50、AFも早く、高感度しかも軽い、
しかし、散歩で小さな花を撮るにはマクロレンズがなく、鳥を撮るにはや望遠が足りなく、
夜の散歩での風景や孫のスナップ写真に使っています。



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花とシオカラトンボ

2022-09-29 20:00:59 | 花と虫
もっとも一般的なシオカラトンボとオオシカラトンボ、
8月になるとオオシオカラトンホが少なくなり、
シオカラトンボは増えているように感じます。
そんなシオカラトンボが花壇の花にもいました。


花壇のケイトウの花にシオカラトンボ♂。
チョウと違って吸蜜するわけでなく、
たまたま、止まり木として利用しているだけですが、
花にトンボの絵は少し珍しいかも知れません。


後日、
雌らしきシオカラトンボがケイトウの花にとまっていました。
しかし、よく見ると、尻尾の方が少しシオカラ色、未成熟のオスのようです。


花にシオカラトンボ。
アゲタラムの薄紫色の花横に、雌、通称ムギワラトンボがいました。


水辺にシオカラトンボのカップル、
未成熟の時は褐色の複眼ですが、
成熟すると緑色になります。
オスはメスに比べて、少し青みがかった緑色になります。


シオカラトンボ♂、
複眼が青緑色、副性器の出っ張りも大きく、
腹部も細い、完全な成熟個体です。


成熟したシオカラトンボ♂、
真上からも一枚。


メスは腹部末端下部に出っ張りがあります。


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8月15日の彼岸花

2022-09-27 20:00:27 | 花,植物
8月15日は終戦記念日、
日本にとっては、いつまで経っても忘れてはならない日です。
いつの時代も戦争は政治家や軍人の一部が自分のために始めます。
そして、いつも国民は大きな犠牲を強いられます。
どうして政治家は嘘を平気でつき、国民を騙すのだろうか。

お盆休みで遊びに来ていた孫たちも帰り、
そんなことを考えながら、カメラ片手にいつもの散歩道を歩いて見ました。


早くもヒガンバナが咲いていました。
計ったように、毎年お彼岸に花開くヒガンバナ、
なぜこの時期にと、不思議に想い調べて見ました。
シナヒガンバナ、別名コヒガンバナ、ヒガンバナより一月近く早く咲き、
染色体が二倍体、三倍体のヒガンバナとは違い種もできる、ヒガンバナの品種だそうです。


中央公園の林の中にキツネノカミソリが数茎、花をつけていました。
伐採木に囲まれ、いい雰囲気です。
景色として写して見ました。


民家の庭先にバナナの花そして実が。
これも調べて見るとバナナではなくバショウ(芭蕉)でした。
ジャパニーズバナナとも呼ばれるバショウ、
バナナによく似ますが、花色が淡いピンク色のバナナと異なります。


垣根の上に蔓を伸ばし、
花をつけたヤブガラシ(藪枯らし)にアオスジアゲハがやってきました。
ヤブガラシの花は開花後半日で花弁と雄しべが散り、雌しべだけが残ります。
時刻は昼過ぎ、まだ花弁と雄しべのある雄性期の花と
雌しべの花托だけになった雌性期の花の両方があります。


道ばたにヒマワリとコスモスが並んで咲いていました。
この日が過ぎるともう夏の終わり、秋が近づいています。


もう一つヒマワリ、
晩夏のヒマワリにイチモンジセセリが吸蜜していました。
イチモンジセセリ、夏の終わりになると急激に個体数が増えます。


道ばたに早くもニラの白い花が咲いていまた。
ヒガンバナ科ニラ属、野菜のニラと同じものですが、
広く野生化していて、9月になると野原、道端のあちらこちらに花が見られます。

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8月11日の長池公園にて

2022-09-26 20:00:03 | 風景
青空にいい雲が出ていたので、
尾根幹線から長池公園によって見ました(8/11)。


空を広く写すには広い空間があるのが望ましい。
青い空に白い雲を写しているとなぜかいい気持ちになります。


きれいな筋雲がでいました。
ちょうど見附橋と白い西洋レストランの上あたりです。


見附橋の南側には肌色の西洋風高層住宅が並び、
その上には少し違う雲、夏雲が出ていました。


8月のお盆前、花も虫も少ない時期ですが、
せっかく来たので、1時間近く園内の山地を散歩をして見ました。
池横にタラノキの白色の花を見つけました。
大きな花序に淡い緑白色の小さな花がびっしりとついています。
新芽がタラの芽、山菜としてよく知られるウコギ科の植物です。


強い夏の日に照らされて、
キツネノカミソリ、露出をマイナス補正にしたせいか色濃く見えます。


アザミの花が開き始めていました。
この時期に咲き始め、
春に咲くノアザミに似ているのはノハラアザミです。
総苞片が立ち、上向きになります。
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シンテッポウユリ

2022-09-25 20:00:15 | 花,植物
8月の初旬、
住宅地の道端や空地などあちらこちらに
自生の白百合が咲き出します。


シンテッポウユリです。
毎年撮っているように思いますが、
花の少ない8月です、今年もレンズを向けて見ました。


このシンテッポウユリ、
近年、急速に増加し、我が家の周辺の道端などにも、
雑草のように普通に見られる存在です。


シンテッポウユリは台湾に自生するタカサゴユリと
日本のテッポウユリの交雑したもの。


この交雑、自然交雑と書かれているものもありますが、
1951年に園芸用に交配されたとの記載もあります。
いずれにしてもタカサゴユリとテッポウユリの交雑種です。


このシンテッポウユリ、
テッポウユリよりも花は小さく、葉が細いなど、
ややタカサゴユリの性質を多く受けついでいるようです。


タカサゴユリは花筒の外側に濃い赤い筋があるのが特徴、
シンテッポウユリにはこの赤い筋がないとありますが、
淡く赤い筋が出ているものはときどき見ます。
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薄青色の空と白い月

2022-09-24 20:00:10 | 風景
暑い日の続いた今年の8月でした。
8月10日、日が落ち、涼しくなるのを待って、
散歩に出て見ました。


すでに18時50分になっていましたが、
空には青色がまだ残り、
そして、その薄青色の空に白い月が出ていました。


この日は軽いミラーレスカメラを持って出ました。
テレ端でも250mmと物足りない望遠ズームですが、
軽くて小型、散歩に持ち歩いても苦になりません。


その望遠ズームで、薄青色空と白月を写しながら散歩。
月は十三夜でしょうか、少し欠けています。


木をシルエットにしてその上の白月。
露出をかなりマイナス補正していますが、
月の黒影が写りました。
時間は18時56分。


自宅近くに戻って、19時15分、体育館の屋根の上の月を。
空から薄青色が消え、すっかり暗くなっていました。


19時20分のクジラ橋。
犬と散歩するカップルがいました。
真夏のやすらぎの時間です。


クジラ橋を渡りながら、
尾根幹線と高層住宅の夜景を。


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8月の散歩道、

2022-09-23 20:00:43 | 花,植物
8月初旬の午後から夕刻、
望遠マクロを持って散歩。
道ばたの花をズーミングして見ました。


道路の三角州に10本ほどのひまわりがかたまって咲いていました。
やはり夏はひまわりが似合います。


畑地の角のサンショウの木、
果実が真っ赤になっていました。
この実を乾燥させて粉末にしたのが、スパイスの粉山椒です。


サンショウの横の生垣にヘクソカズラの花。
いろんな場所に見られ、名前もいただけない蔓性の雑草です。
でも、大きくしてみるとけっこうきれいな花なのです。


ツマグロヒョウモン♂が早くも咲いた野原のコセンダングサに吸蜜。
ほとんどの蝶は真夏は暑くて姿を消しますが、
この蝶は個体数が多いこともあり、真夏でもいます。


なんの花かと思ったら、ヤマブキ。
真夏の狂い咲きです。
2つ3つほど、春とは違う花のような咲き方をしていました。


帰り道は夕刻、
道ばたにオシロイバナ(白粉花)が開き始めていました。
オシロイバナ科の多年草、
南アメリカ原産、江戸時代に観賞用に持ち込まれましたが、
広く野生化もしています。


花が夕方開くので、ユウゲショウ(夕化粧)の名もありますが、
この名は後から帰化したアカバナ科のものと同名、
紛らわしく、今はこの花にはあまり使われないようです。


花は紅色のものが多いのですが、
黄色や白もあります。
また黄色と紅色、白と紅色などの絞り模様のものもよく見ます。
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茅を編む、蛇より行事

2022-09-22 20:00:52 | 花と虫
8月7日、
南山散歩の帰り道、
「蛇より行事」に遭遇しました。
稲城市の妙見尊で毎年8月7日に行われ、
東京都の無形民族文化財に指定されている伝統行事です。


妙見尊横の山地で刈られ、何束にもまとめられた青ススキが
地域の住民により、大蛇の胴体に編まれていきます。
夕刻には100~150m の長さに編まれた胴体に出来上がるそうです。


寛文2年(1662年)、疫病が流行した折に、
疫病退散・雨乞い・五穀豊穣などを祈って始められた行事、
350年もの間、毎年8月7日に行われているの伝統行事です。
コロナ禍の中でもマスク着用をして続けられていました。


硬い青ススキの束を捩じって撚るのはかなりの体力、力が必要、
交代、交代で撚り上げていきます。


青ススキは櫓から吊るされた状態で撚られ、ひっぱり上げられて行きます。
懸命の作業で胴体がどんどん長くなっていきます。


撚られた胴体は蛇がとぐろを巻くように纏められていました。


蛇の頭部はすでに出来上がっています。
胴体が完成すると、参加者により、
尻尾から妙見尊山頂に向け担ぎ上げられ、この場所で頭が接続されます。
縒り上げられた蛇に触れると、一年間、病気をしないという言い伝えがあるそうです。


妙見尊は妙見寺と同じ場所にあります。
神道と仏教が融合した信仰体系、典型的な神仏習合です。
この妙見尊の行事も妙見寺の住職が執り行い、
頭が接続された後、最後に住職により魂入れが行われます。
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ヤノトガリハナバチなどハキリバチ

2022-09-21 20:00:30 | 昆虫
8月中旬、花も少なく、蝶も少ないので、
公園の花壇で蜂撮り、
今日はハキリバチの仲間を並べて見ました。


シソ科の小さな青い花に
腹部に黄色のはっきりした縞模様、
腹部末端の尖っている蜂がいました。


webや図鑑で調べて見ると、
ヤノトガリハナバチの雌です。


ヤノトガリハナバチはハキリバチ科の蜂、
7月~9月,山間地の林縁部などに成虫が現れます。
労働寄生の蜂、雌はほかのハキリバチの巣に入り込み,卵を産みつけます。


同じ、シソ科の青い花に色味が多少異なりますがよく似たシルエットの蜂がいました。
webで調べて見ると、ヤノトガリハナバチの雄のようです。
分かりやすい雌に比べて、情報量が少ないのですが、
雄は腹部末端が尖らず、丸いお尻に短い突起があるとのことです。


やはり青いシソ科の花にヤノトガリハナバチより少し小型の蜂。
ヒメツツハキリバチと思われます。
自信はありませんが、いずれにしてもハキリバチの仲間です。


キバナコスモスに翅に青色が見え、
腹部が赤褐色と見映えのする蜂がいました。
ハラアカヤドリハキリバチです。
よく見ると、頭と胸、腹部の第一腹節までは黒色、
第二腹節以降の部分が赤褐色をしています。


ハラアカヤドリハキリバチ、
7~8月の短い期間にだけ姿を現します。
オオハキリバチの巣に卵をうみつける労働寄生をする蜂です。
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花壇でハナバチ

2022-09-20 20:00:20 | 花と虫
8月上旬、真夏の花壇で、
ルリモンハナバチ、トラマルハナバチ、ニホンミツバチのハナバチ3種を撮りました。


キキョウ科でしょうか、
白い筒状花にルリモンハナバチがいました。
コシブトハナバチ科「幸せの青い蜂」と呼ばれる蜂です。
白色に青色が際立ちます。


花筒の中から飛び出したルリモンハナバチ、
頭から入り、後ろ向きに勢いよく飛び出します。


定番のキバナコスモスにもルリモンハナバチ、
筒状花では撮れない吸蜜している姿を。


同じ、白い筒状花にミツバチ科トラマルハナバチが吸蜜していました。


長い舌を持つトラマルハナバチ、
ツリフネソウなどの筒状花、蜜源の深い花を好んで吸蜜します。


細い筒状花、ターンをするのは無理、
蜜をもらったお礼に花粉を体につけて、
後ろ向きに飛び出してきました。


花粉玉を脚にたくさんつけ、
キバナコスモスにやってきたニホンミツバチの飛翔姿、
望遠マクロでバッチリと写りました。


ニホンミツバチ、
セイヨウミツバチより若干小型で全体が黒っぽく、
基本的に野生のミツバチです。
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