行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

チョウゲンボウ♂

2024-06-06 20:00:46 | 
4月13日、
久しぶりに600mmの望遠ズームを持ち出して、
上谷戸の散歩道へ。


一組だけですが、
今年も橋の構造物にチョウゲンボウが巣作りしていました。
チョウゲンボウ(長元坊)、ハヤブサ科に分類される猛禽類、
羽毛は赤褐色で黒斑があるのが特徴です。


この日、ケヤキの木にとまっていたのはきれいな羽色のオス。
オスは羽色がメスより明るく、黒斑が細かい、
また、頭と尾は青灰色をしています。


休憩タイム、毛繕いタイムのようです。


後向きにとまっているのですが、
ときどき首を回しこちらを向きます。
180度回転させました。
羽色のきれいなハンサムな個体です。


谷戸の田んぼの畦をセグロセキレイが速足で移動していました。
600m、トリミングはしていますが、どうにか撮れました。


この谷戸の小さな流れ、
5月近くになるとニホンカワトンボが見られます。
4月13日、まだ早いと思っていましたが流れを観察して歩いていると、
一匹だけ、羽化したばかりと思われる美しい個体を見つけました。
ピント合わせに少し苦労しましたがこれも600mmで、きれいに撮れました。
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ツグミ、シロハラ、ルリビタキ

2024-04-29 20:00:55 | 
3月中旬の散歩道、
このころはまだ望遠ズームを携帯、鳥撮りもしていました。


ヒタキ科ツグミ属のツグミ、
この冬は見ることが少なく、あまり撮れませんでしたが、
3月中旬の公園道、目の前に現れてくれました。


日本では冬鳥。
夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、
冬季になると南下、日本全国にやってきます。


同じツグミ属のシロハラ、
中国東北部からロシア沿海地方にかけての地域で繁殖し、
冬に日本など東アジアに渡ります。
ツグミと同じく日本では冬鳥です。


緑地や森林の茂みの中にひそみ、
地面に降りて昆虫やミミズなどの小動物を捕食します。
今年はツグミとは逆にシロハラはよく見ました。


3月中旬の薬師池公園、
ルリビタキのオスがまだいました。
今回は半逆光で見返りの後姿を。
深みのある濃い青色に映りました。


ルリビタキもツグミやシロハラと同じくヒタキ科、
基本的には単独行動、
姿形のよい、がっちりした体型の持ち主です。


これも3月中旬、
ノイバラが芽吹き、
緑が目立ち始めた藪の中にホオジロのメスを写しました。


やはり3月中旬に写したアオジのメス、
よく見ると嘴が傷んで欠けています。
ホオジロ科の小鳥です。

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セグロセキレイとハクセキレイ♂

2024-04-24 20:00:30 | 
川底の浚渫、石入れなどが行われ、
清流化した小河川にセグロセキレイがいました。


三沢川の側道を散歩、
工事が終わって、清流になった流れにセキレイが遊んでいました。
セグロセキレイのようです。


セグロセキレイ(背黒鶺鴒)は
日本ではハクセキレイ、キセキレイに続いて
よく観察されるセキレイ科の小鳥です。


ほぼ日本だけに棲息する日本固有種。
河川近くの畑地や市街地でも観察されますが、
主に大河川の中流域で見られるセキレイです。


セグロセキレイの名があるように頭から肩、背にかけてが濃い黒色。
そして、腹部が白色で胸部は黒色、
黒と白の鮮明なツートンの美しい小鳥です。


ハクセキレイのオスとよく似ていますが、
ハクセキレイと異なり、
本種は眼から頬・肩・背にかけて黒い部分がつながることで判別できます。


2月に多摩川で撮影した後姿のセグロセキレイを追加。


やはり2月に撮影したハクセキレイのオス1


ハクセキレイのオス2
頬の多くが白色、顔を見ればセグロセキレイと区別がつきます。
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トラツグミ、ヒヨドリ

2024-04-23 20:00:49 | 
3月13日の公園散歩、
久しぶりにトラツグミがいました。


夕刻の公園道、
どこにいたのか、しばらく見なかったトラツグミが
突然目の前に現れました。
600mmで画面からはみ出してしまうほどの近さでした。


こちらも驚きましたが、
あわててレンズを向けたのでトラツグミも驚いたようで、
陰になる木の枝に逃げ隠れました。
欠伸でしょうか、何枚か写したその1枚、嘴を大きく開いていました。


1月ほど前にトラツグミを何度も見た場所に
この日はヒヨドリがいました。


数多くいるので、
普段はあまり写さない、ヒヨドリですが、
レンズを向けて見ました。


多分、地面に落ちているエノキの実、
黒い小さな実をくわえていました。
1月ほど前、ここでトラツグミも食べていました。


ヒヨドリも近くで大写し。
日本ではたくさん見られるヒヨドリですが、
棲息地はほぼ日本だけ、日本固有種とも言え る世界的には珍しい鳥だそうです。
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三沢川に小鳥たち

2024-04-22 20:00:47 | 
3月10日、
三沢川の側道を500mほど、望遠ズームを持って歩いて見ました。
林縁だけでなく、小河川にも小鳥が活動しています。


側道から下を流れる川を覗くと
岸辺の石の上にキセキレイを見つけました。
水浴びをしたのか、餌捕りのためか、羽が濡れています。


キセキレイ。
冬季は単独で生活し、市街地の水辺でも観察されます。
夏季は渓流沿いなどに棲み、体色の黄色がより鮮やかになります。
3月初旬、黄色が淡く、まだ冬羽のようです。


岸辺にハクセキレイもいました。
水辺だけではなく、公園や畑地などにも一年中見られます。


カワセミが美しい青色、青緑色を見せて、
岸辺の雑木の枝にとまっていました。
青緑色に目をとられますが、
よく見ると頭部や羽の一部に小さな淡黄色の斑点があるのに気が付きました。


翡翠あるいは川蝉、
縄張りをつくり水辺に生息し、川に飛び込み、小魚や小海老などを採餌します。
この小河川でも採餌しながら、川を移動している姿をよく見ます。


岸辺の枯れ草の中にジョウビタキのメスがいました。
いろんなところに縄張りをつくり、日本の冬を過ごします。
湿っぽく、きれいではない河川の岸辺ですが、
水があり、餌が豊富です。


セキレイたちとは違い岸辺の木枝にもよくとまります。
冬芽から、とまったのはオニグルミの幼木、川辺によく生えています。


すぐに藪の中に逃げ込みましたが
岸辺の泥の上をアオジのオスがいました。

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小河川のダイサギとカワウ

2024-04-21 20:00:17 | 
3月初旬の三沢川にダイサギとカワウが来ていました。


午後の強い日のあたる三沢川にダイサギが1羽、
餌を探しに来ました。


真剣な眼差しで、
水の中に小魚やザリガニをさがしているようです。
青黒い日陰の水色にダイサギの白さがより目立ちます。


曇りの日、
三沢川のほぼ同じ場所にダイサギが1羽、
岸辺の枯れ草の中で小魚を捕まえました。


やはり三沢川、
ダイサギがいた近くにカワウが1羽、
緑色の眼を輝かせて泳いでいました。
舵取りでしょうか、尾羽を扇子の形に広げています。


水の色が白い薄曇りの日、
カワウが泳いでこちらに向かって来ました。


飛び立つ瞬間、羽を広げたところが撮れました。
羽色は黒色ですが、暗青色に見える部分もあります。

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雌雄のジョウビタキ

2024-04-20 20:00:27 | 
3月2日の薬師池公園にて。
雌雄のジョウビタキが近くに来てくれました。


薬師池公園、
何回かルリビタキ♂を写した林縁道に
この日はジョウビタキ♂が姿を現しました。


そして、道近くの倒木にとまりました。
ルリビタキ撮りに集まっていたカメラマンも多少の不満の中、
レンズを向け、シャッターを切ります。


この倒木、記憶があると思ったら、
10日ほど前に来た時はルリビタキ♂がとまっていた倒木です。
しかし、この日はルリビタキは近くに寄って来ません。
両者が同時にすぐ近くに来ることはないようです。


ジョウビタキ♂、しばらくすると、
道を超えて、植え込みの灌木の枝にとまりました。
近くに行ってレンズを向けましたが、逃げずにいてくれました。


ジョウビタキやルリビタキは比較的警戒心の弱いのですが、
この公園の個体は特に人馴れしているようです。


同日、公園のアジサイ園にて。
私は「紅山あじさい」とばかりに、
ジョウビタキ♀がベニヤマアジサイの看板にとまりました。


ジョウビタキは日本では基本的に冬鳥、
暖かくなると、北の国へ戻り、繁殖、子育てを行います。
しかし、冬の間は雌雄ともに縄張りをつくり、単独で行動します。
体色や姿が雌雄でかなり異なるジョウビタキ、
同じ種であるとはなかなか思えません。
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ヤマガラ、シジュウカラ、ジョウビタキ♀

2024-04-16 20:00:12 | 
今年の2月は29日まで、
その2月最後の日、望遠ズームを持って、里道散歩。
今にも降ってきそうな曇天日でしたが、
ヤマガラ、ジョウビタキ♀、シジュウカラが姿を現してくれました。


ヤマガラ、
山地から平地の林間に生息するシジュウカラ科の
大きさはスズメほどの小鳥です。
腹部は鮮やかなオレンジ色、背・翼の上面は青灰色、
頭部がら喉部にかけては黒とクリーム色、印象的な配色です。


里道を歩いていると、
そのヤマガラが数羽、道際の木々を行ったり来たりしていました。


そして、地上に下りてはドングリなどの木の実を探します。
ヤマガラの食性は雑食、
夏季は主に昆虫やクモなどの動物質、冬季は主に果実を食べます。


採食は樹上でゆっくり行います。
ドングリなどの堅い果実を後肢で挟み、嘴でこじ開けて中身を食べます。


シジュウカラも地上で餌探し、
ヤマガラと同じような動きをしていました。


都市の公園や街路樹などでも見られるシジュウカラですが、
やはり林間に多い小鳥です。
白い頬と腹部の黒い縦帯が特徴です。


同じ林間にジョウビタキ♀が少しの間現れました。


縄張りをつくり住宅地にも現れる冬鳥、
むしろ林間にいることの方が珍しいかも知れません。
主食はクモや昆虫などの動物質、
餌の少ない冬場にはピラサンカやヒサカキなどの木の実も食べるようです。
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緑の中にルリビタキ

2024-04-13 20:00:54 | 
2月24日の薬師池公園、
この日もルリビタキが現れてくれました。


観察のポイント、
山斜面の柵横で待っていると
厳しい表情をしてルリビタキ♂が近くに来てくれました。


この日はここにいたカメラマンは2人だけ、
動かず、静かにしていると、
目の前の切株まで来て、とまってくれました。
きれいな青色のルリビタキ♂です。


3月もすぐそこ、
斜面には緑が目立つようになってきています。
自然感を演出、この日は背景、隣景に緑を入れて撮影を試みて見ました。


朽ちた木株から地面の餌をねらっているように見えます。
凛々しい表情です。


向きを変え、飛ぶ前の動きのある姿が撮れました。
しかし、私の腕では飛んでいるところはなかなか撮れません。


地面に下りて餌探し、
落葉や土の中にいる蜘蛛やミミズなどを食べるルリビタキです。


ルリビタキを待っている間に
すぐそばの木に来て音をたてていたコゲラ、
小さなキツツキです。
幹に穴をあけて、中にいる虫を食べます。
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夏羽のカイツブリとカワセミ

2024-04-12 20:00:39 | 
2月24日の薬師池にて、
鴨たちがいつのまにかいなくなり、
広い池にカイツブリが2羽だけ、よく目立ちました。


鴨たちがいた冬の間はどこかに行っていたのか、
いたけど目に付かなかったのか、
鴨が姿を消した春池にカイツブリが目につきました。


頭部が黒褐色、頬から首が赤褐色の濃色、
もうすっかり夏羽に換羽していました。


夏羽になった2羽が付かず離れずして、
潜りを繰り返していました。
雌雄同色でどちらがオスでどちらがメスかはわかりませんが、
番(つがい)となっているようです。


池岸のカエデにカワセミがとまりました。
ここでは久しぶりのカワセミ、メスの個体です。
カワセミも換羽中?、背羽の一部が色褪せて写っています。


日のあたる角度が異なるようで、
上とは羽色が微妙に違って写っています。


2月26日、
やはり春の日射しの三沢川にカワウが1羽、
カワウが泳ぐ姿をすぐ近くから撮れました。


舵取りの役目になるのでしょうか、
尾羽を扇子のような形に開いています。
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